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徒然と。

あさま山荘関連の本を読むと、ついでに連合赤軍についてもなんとなく手を出して読んで、だいたいイライラして終わるってループなんでそろそろ学習したい。
でも、毎回分かってるのに怖いもの見たさで読んじゃう。で、やっぱりイライラする。


なんなんだろうなぁ。
赤軍派が日本のテロリストとして違和感が拭い切れないのってなんなのだろう。多分、イライラするのもそこなんだけど。

親を国家に殺されたわけでも、他国に侵略されたわけでもなく、憤る理由がほぼないのにも関わらず「武装が必要」と武器を奪い一般人に向けてぶっ放してるところの浅さに辟易するのもあるし、
「我々プロレタリアートが云々」とアジってるんだけど、いやお前、両親揃ってる挙句に当時で大学まで行けるようなボンボン育ちに労働者の何を語るってのよ?とツッコミどころ満載すぎて、やっぱり異様なんだよなぁ。


学もなく金もないなら浅はかさもまだ理解できるけれど、彼らの場合、両方ともあったのにも関わらず、なのだからやっぱり当時の日本の情勢というか方向性だったのかもしれない。

その辺も掘り下げていくと、南原四郎のエッセイで「なるほどねぇ」と頷く文に触れたり出来て面白い。


塩見孝也のことは全然好きじゃないって言うか、どちらかと言えば軽蔑してるんだけど、当時の赤軍派について触れるには良いし、彼個人としての魅力があるかどうかで言えばあると思う。嫌いだけど。

よど号グループとかね。
あそこまで人生を棒に振った人種って近代史〜現代史である?ってくらい体現してるよね。
今なら「なろう系小説」とかで「俺強ぇ!」を追体験できたんだろうし、そうしてろよって話なんだけど。
モラトリアムもアクティブになると大変だという先人の轍と思うよりほかないよね。


なんの話してんだろう。


スティーブン・キングでも読もうかな。
『11/22/63』
アメリカってケネディ暗殺事件への熱量がすごいよね。
なんだろう、日本における3億円事件みたいな?だいぶ違うな。

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