Gwent New Leader Cup まとめ

グウェント民のみなさん

5月9日20:00~ 4月に追加された新リーダー限定のBO1の大会を開催しました。

トーナメント表

現在のグウェントには観戦機能はないため、各選手が配信し、実況席がミラー配信をしながらの開催となりました。実況と運営にはロイさんに協力してもらいました。

実況録画

ロイさんのTwitchチャンネル

今回の記事では、大会の結果と開催の経緯使用したデッキについてまとめていきます。

大会の結果

今回の大会は新リーダー限定ということで、各使用リーダーをまとめておきます。

ペテン師:6人
隠し物資:2人
マハカムの鍛冶場:1人
大いなる飢え:1人

5月のアップデートでは、「隠し物資」が弱体化したので、使用率は低い結果となりました。その反動なのか「ペテン師」が6人と偏った結果となりました。「反乱」もやや弱体化しましたが、いまだ強いリーダーであるものの、使用する人はおらず、意外な結果でした。

優勝: ggamejp(大いなる飢え)
準優勝: Kepichi(ペテン師)
3位: Anony_mouse(ペテン師)

主催が優勝する結果となりました(._.)
実力なのか運なのかは分かりませんが、大いなる飢えで勝てたのは嬉しかったです。

開催の経緯

この大会はおおよそ1月前から告知を行っていました。タイミングとしては、運営協力者であるロイさんがトーナメントを開催するというアナウンスをしていた時です。

私自身はBO3での本格的な勝負を楽しむことも好きですが、デッキを3つ用意し、完成度を高めることができないまま、練度の低い状態で臨むこともありました。また、用意したデッキをBANするため、場合によっては使わないデッキがあることも残念な気がしていました。

そこで、①BO1の大会を開催する。デッキの用意の負担を減らし、参加しやすい形にする、②BO3よりも1マッチが短いため、ダブルエリミネーション(2回負けるまでトーナメントが続く)形式にすることで、1マッチを短く、対戦を多くする、という大会設計にしました。配信のコメントでも「負担が少なく、やりやすかった」や「テンポが良く、楽しめた」という意見があったことからも、このような形式にも需要があると思います。

使用デッキ

モンスターりすと

主催者権限ということであれば、「大会が開催されることを最も早く知っていた」ことです。4月のシーズンエルフの間は大いなる飢えをプロラダーで回していました。今は削除されたアビリティですが、「ユニットの遺言を発動する、毎ラウンド1回使用できる」というリーダーアビリティが好きでした。今回の大いなる飢えは遺言デッキに相性の良いアビリティですので、絶対に使うと決めていました。

カードの採用理由を説明します。

ハウント:脚本の中で最も使われていないだろうカード。しかし、遺言持ちユニットを出せば、捕食ユニットをプレイできるというリーダーに近い動きができる。ショートラウンドに強くなるほか、2ラウンド目の相手のプッシュを止めさせることもできる。

デトラフ:リーダーアビリティを使うことで19点出せる。ショートラウンドが強く、相手のプッシュにも負けない力を秘めている。

世話人:捕食ユニットは戦力値が高くなりやすく、毒が天敵。他には、エンシェントフォグレットを浄化することで、複数回遺言効果を使いまわす動きが強い。夜の女王を採用することで、世話人への毒を浄化するといった動きも可能になる。状況に応じた採用。

ミルナ、巨大マンティコア:相手のユニットを強奪or破壊する遺言ユニット。除去スペルと組み合わせることで、相手の盤面をコントロールできる。

マッタ、ナグルファー、囁きの丘、ウィスペス生贄、フォグレット:圧縮カードたち。マッタは脚本サーチ、囁きの丘はゴリアテも対応している優秀なカード。ウィスペスはオーガニックをサーチし、遺言ユニットを出すか、除去スペルを使うか。ナグルファーは序盤に使えば、次のラウンドのゴールドカードドローができる点と、終盤に使えば、デッキのゴールドが2枚以下なら特定のカードを確実に使えるのが強い。フォグレットは相手のマッタでドローする可能性があるため、序盤で遺言効果を使っておきたい。リーダーアビリティを使ってもいい。

3妖婆:コストに対する点数が良い。状況に応じて使う順番を考える。脚本が破壊されると、捕食ユニットが足りなく、遺言ユニットが余りがちになるので、ブリュエスでの複数捕食も使える(エンシェントフォグレット複数回捕食すると、足りなくなる)。ダメージは4点or6点で使いたいので、ウィスペスは最初はマリガン対象。最初に使うのはウィーヴィスorブリュエスが多い。

寄生虫、電撃、鷲掴み、自然淘汰:除去スペル。相手のエンジンユニットを破壊する。4点では除去できないユニットもある(シンジケートのパシフローラの美女や北方の兵器等)ため、電撃採用。自然淘汰は3点以下ならドローンが生成され、鷲掴みとも相性がいい。環境に応じた採用が必要。

胞子:初期化を一枚入れた。ラウンドの最初なら鷲掴みで対応できるが、スケリッジの司祭や大剣使い、スコイアの調和ノームなど、特定の状況では使える。ウィスペス生贄からサーチ可能なため、基本的にはマリガン対象。

プレイング:捕食ユニットと遺言ユニットのバランスは重要。マリガンにおいても捕食ユニットがいなければ遺言ユニットをマリガンし、遺言ユニットがいなければ捕食ユニットをマリガンする必要がある。リーダー能力があるため、やや遺言ユニット多めの手札が動きやすい。使用の優先度としては、スペル系の除去>遺言ユニットでの除去。こちらの盤面にユニットがいなければ、相手の動きを制限できる(ダメージを与えるカードを相手は使いたくないし、相手自身の盤面にユニットがいなければブーストも使えない)。

これらの動きは後手の動きである。自分が先手の時はどうするのか。エンシェントフォグレットかフォグレットをプレイすべきである。相手はこれらを除去したくない(除去することがデメリットになるから)。つまり、疑似的に先手と後手を入れ替えられるのである。また、水晶の頭蓋骨は浄化であるため、世話人と同等の動きができる。

リーダーアビリティの使用タイミングは考える必要があるが、積極的に使うべきだと思う。特に、デトラフを最後に使うために、2回目のリーダーアビリティを渋ることもある。しかし、捕食ユニットが最後に来る可能性も十分にあるため、リーダーを使うべき時には思い切って使うことが必要

脚本は、先攻なら1ラウンドはマリガン対象。脚本を使ってパスされるのは、無駄なカードを使わされたと言ってもいい。使うのは、2ラウンド目のプッシュ(相手がドライパスを想定しているなら、強引なプッシュが強い)、相手からのプッシュに対抗、という状況が考えられる。

終わりに

大会に参加した選手の皆様、ご参加いただきありがとうございました。また、ロイさんには運営+実況で大会を盛り上げてもらい、大変助かりました。定期的な大会ではないですが、反響も良かったため、またBO1の大会をしてみたいなと思う大会でした。今回参加できなかった人は、是非次の機会には参加してみてください。

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