データからみるグウェント①
データからグウェントを分析してみたいと思います。
先月、グウェントプレイヤーのROYさんがバリュー・コスト・テンポの情報から分析をしていました。
プレイヤー間での情報交換や議論をすることでよりグウェントへの理解が深まると思います。議論を活発にする話題として「キーワード検索を使った勢力の特徴」を考えてみたいと思います。
現在、このように情報を整理しようと試みています。例えば、「各勢力で敵ユニットを毒にできるカードが何枚あるのか」をエクセルでまとめています。同様に、「守護者」や「ダメージ」「ブースト」といったキーワードを使ってその枚数を記録しています。
しかし、その分類には悩ませられます。北方の強化トレビュシェットはダメージカードに相当しますが、ドル・ブラサンナの歩哨はダメージorブーストもしくは両方なのか、ブルーボーイ・ルゴスとハラルド・ハウンズノートはダメージカードなのかといった問題です。
「相手にダメージを与えられるなら何でもいい」というのも考え方の一つですが、本ページでは「その1枚で相手にダメージを与えられるカード」をダメージカードとして集計しました。この定義に従うと、歩哨やルゴスは単体ではダメージを与えられないため除外し、ハウンズノートは自己の命令アビリティを用いることでダメージを与えられるため、ダメージカードとします。
今回のテーマは「守護者」
前置きが長くなり、ダメージカードの話もありましたが、今回のテーマは「守護者」です。各勢力の特徴を見る入り口として良いと思ったからです(ダメージカードその他もろもろは追々気力のある時に…)
守護者はニュートラルに存在せず、各勢力1枚ずつあります。6枚の各勢力守護者の特徴を見ていきます。
モンスターの守護者 戦力値7、アーマー4であり、ダメージカードに強い設計となっている。
北方の守護者 戦力値6、アーマー2、シールドを持っているため、ダメージを1回分無力化する。
スコイヤの守護者 戦力値5、アーマー2、戦力値2のトークンを生成する。
スケリッジの守護者 戦力値7、アーマー2、狂戦士6(戦力値が6以下)だと毎ターン1アーマーを得る。
ニルフの守護者 戦力値2、アーマー2、戦闘準備を生成することで実質、戦力値7、アーマー4になる。
シンジケートの守護者 戦力値5、戦力値1、アーマー1の守護者トークンを生成し、コイン3枚で2体生成する。合計の戦力値は7、アーマーは2。
6勢力の守護者を列挙しましたが、ここから分かる各勢力の特徴は次のようにまとめられます。
・守護者のコストは9であり、戦力値7、アーマー2が標準
・モンスターは+2アーマーであり、ビックカード(戦力値が高いカード)をイメージしている
・北方諸国は戦力値-1、+シールドであり、戦力値では唯一の6となっている。シールドは北方の象徴的な能力(他の勢力に存在する)。
・スコイヤは戦力値で見ると平凡、平均点。しかし、トークンの生成は最も多い勢力であり、横展開の特徴を持っている。ドワーフという種族シナジーもある。
・スケリッジは狂戦士でアーマーを持つことができる。狂戦士はスケリッジに特徴的な能力。相手の攻撃に対する反撃や自傷が得意な勢力である。
・ニルフは戦力値で見た時にモンスターと同等である。ブーストであるため初期化に弱く、他の兵士を強化するといった多様なプレイができるのが強み。戦術シナジーもあるため、他の守護者よりは強く感じる。
・シンジケートは守護者を2体出せるため、除去に2ターン必要な場合が多いのが特徴である。また、コインはシンジケートの特徴でもあり、状況に応じて他のカードのためにコインを残すというプレイもできる。ニルフと同様、他の守護者よりは強く感じる。
ざっとこんな感じかと思います。みなさんも検索機能を使ってみて、各勢力の特徴を見てみると、新しい発見があるかもしれません。
他のキーワードに関してはいつかやります。
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