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2つのアイドルプロデュース

1 ラフ×ラフ

YouTubeのおすすめに出てきた「佐久間宣行アイドルプロデュース」の動画にハマっています。
佐久間さんがオーディションでかける言葉が、優しいだけでなく、本当にその人のことをよく見ているなと思わせる言葉で、人と向き合うとはどういうことなのかを教えられました。
(第1回動画 ↓ )

佐久間氏プロフィール
さくま・のぶゆき|1975年、福島県いわき市生まれ。テレビプロデューサー、演出家、作家、ラジオパーソナリティ。テレビ東京に入社後、『ゴッドタン』『あちこちオードリー』『ピラメキーノ』をはじめ数多くのヒット番組を手がけ、2021年3月に独立。ラジオ『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』、YouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』などメディアを問わず活躍中。

BUBKA WEB 吉田豪インタビュー

事の始まりは、佐久間さんがテレ東時代に手掛けた番組『青春高校3年C組』の番組内ユニットのメンバーだった5人からプロデュースを依頼されたことでした。
佐久間さんは、メンバーたちに会い、話を聞いて、いまいち本気度が感じられないことに苛立ちながらも、オーディションの開催を決めます。

佐久間さんの苦労、苦悩が垣間見える動画で、アイドルプロデュースという仕事の大変さが実感できました。

佐久間さんは、アイドルプロデュースをするにあたって、こんなことを言っています。

  • もし売れなかったら、10代後半から20代前半という人生で大事な時期を無駄にしてしまう責任を負っている

  • 他人の人生を変えたいと思っている人と仕事をしたい

  • 俺は踏み台でいい

私は、リンゴミュージック・樋川社長の言葉を思い出しました。

メンバーの皆さんにも、この場を借りまして、幼少期から青年期までの大切な時間を青森県や第一次産業の活性化という目的のために、共に同志として活動をしてくださり、貴重な命(時間)を費やしてくれましたことにも、心から感謝を申し上げます。
私は、りんご娘というグループは、各個人の夢実現への踏み台と考えております。(略)これからも彼女たちが、自分の大好きなことで、誰かの役に立つ仕事ができることを願っております。

FOURs卒業にあたっての社長コメント

アイドルの振り付けを多く手掛ける竹中夏海さんによれば、ここまで考えてアイドルプロデュースに乗り出す人は少ないそうです。


メジャーなアイドルには興味はなかったのですが、佐久間さんがプロデュースするアイドル(ラフ×ラフ)がどうなっていくのかは気になります。

それにしても、アイドルプロデュースは初めてなのに、テレ東で培ったノウハウ、人脈をいかんなく活用して、レッスン、デビュー曲、リリイベ、1stワンマンまで流れるようにセットする手際は見事です。

また、「オールナイトニッポンZERO」を始め、いろいろな番組の出演枠を取ってくるなどの営業力もすごいです。
ラフ×ラフは、恵まれているグループだなあと思います。(もちろん、チャンスをものにできるかはメンバー次第ですが…)

現状では、ラフ×ラフのYouTube登録者数3.27万人、デビュー曲のMV再生数18万回(4/17現在)で、りんご娘と同じくらい(3.87万人、「桜ダイヤモンド」18万回)です。

インパクト大のMV(藤井亮監督)↓

本格的に売れる前の今なら、プロデューサーの対談とか、両グループで対バンとかやれるんじゃないかな。
成り立ちもコンセプトも違うものが出会うと、意外な化学反応があるかもしれないと思ったりします。

2 ラストアイドル「新章」

2022年5月に活動休止したラストアイドルの再始動が、突然発表されました。
(活動終了=解散だったはずですが、いつ休止になったのでしょうか?)

ラストアイドルという名前は引き継ぐものの、メンバーはオーディションで決定。
プロデューサーも秋元康氏から別の人になるそうです。

例えるなら、
閉店した老舗食堂の暖簾を引き継いだものの、料理人が変わって、メニューも味も変わってしまった、という感じでしょうか。

なぜ名前を引き継ぐのか、わかりません。
なぜ今「新章」なのか、なぜプロデューサーを変えるのか、その他もろもろ全然わかりません。

そもそも、ライブなどの活動ができない状況が続いてやむを得ず活動終了したはずです。
活動再開するなら、(ほとんどは、別の道を進んでいるけど)元メンバーに声をかけるのが筋じゃないのかなと思います。

このままでは、昔の名前を使ってマネタイズしようという感じにしか思えないし、共感が得られない気がします。

実際、炎上しているらしいです。

ということで、アイドルプロデュースにもいろいろあるんですね。

おわり

ちなみに、
リンゴミュージックの所属アーティスト(りんご娘、ライスボール、アルプスおとめ、リーフの4グループとソロのジョナゴールド)のプロデュースについては、ジョナゴールドは下田さん、その他は社長という感じでしょうか。

もっと、全国展開してほしい気もしますが、あんまり売れて手が届かない遠くに行ってしまってもなあという気もあります。

とにかく、メンバーのための運営をしてほしいです。

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