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J 涙の理由
2023年12月30日(土)、青森Quarterで行われた JONAGOLD LIVE&TALK "AOMORI YEAREND"。
ライブも後半、「2023年を振り返ると……」そう語り出したJさんの話は、私には少し意外な内容でした。
(以下、あいさつを要約)
ちょっと苦しかった1年でもあった(涙)
思うようにいかないことも多かった
先が見えないトンネルにいるような何か月間があった
悩んでいることを察している人もいたかもしれない
リンゴミュージックは温かい場所だけど、先頭を走ってくれる人がいないことが怖いと感じた
りんご娘、ライスボール、アルプスおとめの頑張りを見ていると、自分は何をしているんだという気持ちになった
くよくよしていられないと思えたのは最近のこと
支えてくれた皆さんに感謝。来年(2024)もよろしくお願いします。
「ちょっと苦しかった1年でもあったんです」と言い切らないうちに涙声になって、ちょっとタオル持ってくるねと袖に引っ込んだときは、どうなることかと少し心配しました。
客観的に見ると、献血ガールを始め、行政等からのオファーによる地域貢献活動を続けつつ、音楽面では、県外でのワンマン、対バンも増えて、毎月1本はライブをやっていたし、新企画の Covered by Wednsday を始めるなど、順風満帆のように思えました。
なので、
「先が見えないトンネルにいるような何か月間」がいつのことなのか、私には見当もつきません。
もっとも、
「悩んでいることを察している人もいたかもしれない」と言っていることからすると、単に私が鈍感なだけかもしれませんが……😅
(私の勝手な憶測ですが)
Jさんは、多くの若者が経験する「2年目の壁」にぶち当たったような気がします。
若者の意識調査によると、
社会人1年目は仕事で覚えることも多く、充実して取り組めています。
しかし2年目になり、仕事に慣れてくると「同じことの繰り返し」に思えてしまいます。そして、周りに活躍している同期がいると、「それに比べて自分は……」と不安や焦りを感じてしまう。
そんな人が多いようです。
これをJさんに当てはめてみると、
2022年は、ソロ1年目で覚えることも多く、充実して取り組めていました。
また、新りんご娘のコーチ役という役割もありました。
しかし2年目になると、「新しいステージをつくりあげることの難しさ」に直面し、また、着実に実力を伸ばし独り立ちしたりんご娘と比べると自分の成長実感がなく、不安や焦りを感じてしまった。
こんな状況が想像できます。
下の動画は、2021年7月4日公開の「#52『RINGOMUSUMEの産地直送 日本最高!!』王林が推す!! 手相を見てもらえるカレー屋さん」です。
この中で(3:40頃~)、Jさんは「自分に向いている仕事の分野」について占ってもらっています。
もともと、芸能の仕事を続けることに、自信がなかったようにも感じます。ソロデビューから1年経って、落ち着いてくるとともに、そんな気持ちが頭をよぎったのかもしれません。
また、Jさんは「かまちょ(かまってほしい人)」なのだそうです(彩香さんが「あーっ(わかる)」と反応していました。)
そうすると「先頭を走ってくれる人がいないことが怖い」と感じるのもわかるし、FOURsの中で、お互いにイジったり、イジられたりしながら、ワイワイやれたのでJさんも力を出せた面もあるのかもと思います。
私の妄想はともかく、
Jさんが、自分の気持に区切りをつけて、「支えてくれた皆さんに感謝。来年(2024)もよろしくお願いします」と言ってくれたので、2024の活動に期待しましょう。
さて、
"AOMORI YEAREND" の最後の曲は、「祭りのあとの、あの風は」でした。
♪ 楽しかったね うれしかったよ 今年も一緒にいられて ♪
Jさんの歌声を聴きながら、「ちょっと苦しかった1年」を思うと、不意にJさんの姿が霞んでしまいました😭(年を取ると涙腺が緩いんです)
おわり
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