見出し画像

歌詞解釈「WAVY BABY」(ジョナゴールド)

ジョナゴールドさんの新曲「WAVY BABY」
YouTubeチャンネル登録1万人おめでとう🎉

はじめに

歌詞に込められた情景や心情については、Jさんとおかもとさんのコメントに書かれているので、基本的にそれに沿って解釈しています(ときどき妄想に走っています。)

Jさんのバンドワンマンライブの告知があった日から
「WAVY BABY」ってどんな意味なのだろう?
と考えてきました。

直訳の「波打つ赤ちゃん」はワケがわかりません。
俗語だと「WAVY」はイケてる、スタイリッシュ、カッコいい、
「BABY」は彼女(恋人)、大切な人、という意味があるようです。

意訳して「カッコいい ジョナゴールド」とか、ジャケ写から「キラキラ Jちゃん」みたいな感じかなと思いますが、歌詞解釈をする中でそのへんも考察していきます。

歌詞解釈

著作権の関係で、noteでは歌詞の全文引用はしません。
全文引用版はアメブロに掲載しますので、そちらをご覧ください。↓

「WAVY BABY」作詞作曲:おかもとえみ、編曲:PARKGOLF

寝静まった街 ~ 駐車場に到着

弘前の街の風景ですね。

真夜中の街を思い起こさせますが、そうとは限りません。

♪ 街も人も早寝早起き ♪

「DAISUKI青森」作詞:王林&多田慎也、作曲:多田慎也

この風景は、もしかしたら、Jさんの思い出の中の風景かもしれません。

RINGOMUSICでの練習の帰り道、最初は親に迎えに来てもらっていたのが、ひとりで帰るようになり、自転車で爆走していたのが今では自分で車を運転している。

Jチャリ武勇伝(01:00~01:30あたり)

そんな風に、ずっと続いている思い出と、そして変わらない風景。
何気なく歩いていても、足が道を覚えていて、ちゃんと駐車場にたどり着ける街。

※実際は事務所前に駐車しているはずなので、駐車場までふらりと歩くことはないでしょう。
また、シャッターという言葉から土手町商店街のことかなと思いますが、事務所からは2㎞ほどあるので、駐車場としては遠いです。

車走らせて ~ すぐ飛んでっちゃうわ

あとで出てくる「音楽でブルーを変えていく」のひとつの例ですね。

好きな歌を聴いて、歌っていると日常の煩わしいことも忘れてしまうという感じでしょうか。

ふらりふらりという歌詞から、なんとなくモヤモヤして、気晴らしに夜のドライブに出かけるイメージでしたが、ちゃんと「目的地」があるドライブのようです。

バイトのシフトや火曜の予定を「変わり映えのない毎日」ととらえると、「アメリア」とも重なってきます。

♪ 代り映えのない毎日に 流されそうなこんな日は
 向かい風に逆らって 風を集めながら
 きっと僕らは飛び立つチャンスを待ってる ♪

「アメリア」作詞作曲:藤井敬之、編曲:多田慎也、島田尚

代り映えのない毎日ということでいうと、
♪ 寝静まった街 シャッターの前 ♪
♪ 途切れないメモリー 変わらない風景 ♪
もそうかもしれません。

変わらない風景は思い出としてはいいですが、元気が失われていく、変化のない地方都市の情景ともいえます。

WAVY BABY ~ 揺れてブルーを ~ 踊り明かそうよ

「揺れて」は、♪ ビートに乗せて ゆれてゆれて ♪と同じ意味、つまり「音楽で」ということでしょう。

「ブルー」は、憂鬱になるようなこと。代り映えのない毎日や元気がなくなっていく街も含まれるかもしれません。

また、このあとに出てくるJさんの不安な気持ちはまさにブルーと言えるでしょう。

RINGOMUSICの基本理念と重ねて考えると、「揺れてブルーを変えていこうぜ」というのは「自ら動いて波を起こして、この街を元気にしていこうぜ」と解釈することもできると思います。

Jさんも音楽で街を変えたいという意味のことを言ってますし、音楽の波で街を変えていくJさんは「WAVY BABY」なのかもしれません。

私はいかに青森を“音楽を楽しむ街”にできるかが、今からすごく楽しみなんです。・・「音楽を楽しむために青森に来る」っていうのが、皆さんの生活の中に定着していったらうれしいと思っています。

「揺れてブルーを変えていこうぜ」の積極性と比べると、「悲しいことは 忘れて 踊り明かそうよ」は現実逃避にも感じますが、たまには息抜きも必要なのでON-OFFのメリハリをつけていきましょうということなのでしょう。

まだまだ慣れない ~ 気軽にTake it easy

おかもとさんがライブを観に来て、Jさんとした会話が歌詞にちりばめられているということなので、
ソロ活動を始めたばかり(2022年5月頃)のJさんの素直な気持ち
が反映されているのでしょう。

気持ちが揺れ動く様子を「WAVY」とすると(ネイティブの視点から正しい語法かどうかはわかりません)、「WAVY BABY」はこの頃のJさんのことを表しているのかもしれません。

ということで、
「WAVY BABY」は
「ゆラユら ガーる ~2022年5月のジョナゴールド」
みたいな感じもありかなと思いました。

これからもJさんの気持ちが迷ったり揺れ動いたりすることはあるでしょう。
Jさんはこれからも新しいことに挑戦していくはずですから、それも当然のことです。
その意味ではJさんは永遠に「WAVY BABY」なのかもしれません。

優しい風が ~ 居場所はいつでもここにあるって

「音楽の中には常に自分の居場所がある」とJさんがコメントしていたので、「優しい風」は音楽のことなのでしょう。

Jさんが起こしている新しい風のことでもあり、Jさんの挑戦を優しく見守るファンが起こしている風でもあると思います。
そんな風が吹いている限り、Jさんは自由にどこまでも行けます。

ビートに乗せて ~ ターリーラー ~ カラフルに ~ 手を伸ばして

「ブルーを変えていこうぜ」に対応して、「カラフルに毎日を染めていこうよ」になっています。

ライブが盛り上がっている情景が浮かんできますね。

スキャット(タッタッタ~ルールールー)の部分を初めて聴いた時は、なんでここに言葉をつけなかったんだろう?と思いました。
でも聴いているうちに、自由に自分の想いを乗せてライブを楽しんで!というメッセージだと感じました。

Jさんの歌で会場がノリノリで揺れている光景も「WAVY」と言えるかもしれません。
「BABY」には大切な人という意味もあるようなので、Jさんからすればライブでノリノリのファンは「WAVY BABY」なのでしょうね。
(正確にはBABIESだけど、細かいことは気にしない)

WAVY BABY ~ 揺れてブルーを ~ 踊り明かそうよ
前と同じ

WAVY BABY ×4

いろんな「WAVY BABY」
カッコいいJさん、揺れる想いのJさん、ノリノリのJさん、波を起こすJさん、ファンが揺れるライブ会場、ドキドキ、ワクワク、ザワザワの波を起こさせる人・・・

WAVY BABY ~ 揺れてブルーを ~ 踊り明かそうよ
前と同じ

MVについて

MV監督の松永つぐみさんのインタビュー記事。
読んでからMVを見ると、世界観により近づける(気がする😅)

おかもとさんが曲のイメージどおりとコメントしていました。
そのとおりだと私も思います。
(だから、あまり話すことがありません。)

全体を通して、微妙にピントがゆるくて、淡い色合いの画面がいいですね。

現実の世界(街、車)とイメージの世界(ひとりの部屋(ブルー)、ライブハウス(カラフル))のシーンがランダムに出てきて、見ているうちに不思議な気分になります。

ドアを開けるシーンが2回あって、最初はひとりの部屋(ブルー)に、2回目はライブハウス(カラフル)につながります。
最初は不安もあったけど、もうやるしかない、楽しもうというJさんの心の動きとシンクロしている感じです。

気になっているところが2つあります。

ひとつは、Kimi-Dakeで使った部屋で撮影したシーンは、単なる偶然なのか、何か意図があるのか?
Kimi-Dakeでは王林さん出演だったので、王林さんのように全国に羽ばたいてほしいという願いが込められているのかも。

2つ目は、車で向かっている「目的地」はどこなのか?
夜のドライブですが、明るいところにだいぶ近づいています。
そこには音楽が溢れていることでしょう。
大きなステージが待ってるよという予告かもしれません。

松永つぐみ監督のMVは、イメージビデオ風な感じですが、ドキュメンタリータッチでも合うような気がしました。

ソロになってからの練習風景、下田Pやスタッフとの話し合い、コンピレーション企画での3人のアーティスト、学生生活、笑ったり、泣いたり、悩んだりする表情などを交えて構成して、最後は大盛り上がりのバンドワンマンライブで締める。
みたいな感じで。

たぶん、エモいMVになります。
作ってくれないかな。

おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?