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RINGOMUSUME 4th Album「Eternity」を深読みする 【収録曲編】

ピーター・バラカンさんが「アルバムの選曲・曲順には意味(意図)がある。それをわかって聴くと面白い」とラジオで言っていた(ような気がする)。
ということで、「Eternity」収録曲の意味(意図)を考えてみたいと思います。

(<(_ _)> 例によって、素人の勝手な思い込みですので、「ん?」と思ってもスルーしてください。)

1 アルバムコンセプト

収録曲のすべてが青森県のモノ・ヒト・コトを題材にしており、魅力的な故郷の資源がこれからも未来永劫続いてい くことへの祈りと、デビュー21年目を迎えたりんご娘が100年続くグループになりますようにという願いも込められている。
RINGOMUSUME 4th Album「Eternity」 7月21日リリース決定

2 収録曲

(YouTubeへのリンクあります)
1. SNOW MONSTER(◎・八甲田山の樹氷)
2. JAWAMEGI NIGHT!!(津軽弁・岩木山神社)
3. JIGA-JIGA(津軽弁)
4. Kimi-Dake(嶽キミ)
5. DAISUKI青森(〇・NHK青森番組テーマ曲)
6. 0と1の世界(第1次産業応援曲)
7. JOMON(◎・青森県の縄文遺跡イメージソング)
8. モドコモード(◎・コギン刺し)
9. りんごの木(りんご娘20周年記念曲)
10. DA-BION(△・「だびょん」のRINGO SISTERS ver.)

3 選曲について

新曲(◎)3曲、既公表で初音源化(〇)1曲、リアレンジ(△)1曲、シングルの再収録(アルバムとしては初収録)5曲になっています。
(JOMONは当初の予定ではCDが初出なので新曲とします)

選から漏れた曲の中にも「青森県のモノ・ヒト・コトに関係あると思われる曲」はあります。↓

JONKARA(津軽三味線。「RINGOSTARS」「Cool & Country」に収録)
101回目の桜(弘前公園の桜。シングル、「FOURs」に収録)
1625(岩木山1625大作戦応援ソング。「FOURs」に収録)
リンゴのうた(リンゴのまち。「FOURs」に収録)
SEVADAVA MAINEBION(津軽弁。「FOURs」に収録)
(注:現体制後の新曲に限定しています)。

CDの容量的にも、まだ数曲入ると思いますが、アルバム未収録曲を優先してバランスを取ったと思われます。
(コンセプトや曲調が被るものもありそうです。)

ちなみに、青森県のモノ・ヒト・コトに「ちらっとかすっている曲」↓

Ringo Star(りんご)、Ringo disco(りんご)、真っ赤な笑顔(りんご飴)
JET GIRL(青森空港イメージソング)、snow snow snow(雪)
※こちらも、すべてアルバム収録曲です。

4 曲順について

(1)カテゴリーの観点から

アルバムコンセプトに即していうと、1~8が「青森県のモノ・ヒト・コト」パート、9・10が「りんご娘」パートになります。

また、なんとなく2曲ごとに分類できるような気がします。

「山」1. SNOW MONSTER(八甲田山)2. JAWAMEGI NIGHT!!(岩木山)
「夏」3. JIGA-JIGA(炭酸)4. Kimi-Dake(嶽キミ)
「全県応援」5. DAISUKI青森(NHK青森番組テーマ曲)6. 0と1の世界(第1次産業応援曲)
「歴史」7. JOMON(青森県の縄文遺跡イメージソング)8. モドコモード(コギン刺し)
「RINGOMUSUME」9. りんごの木(りんご娘20周年記念曲)10. DA-BION(RINGO SISTERS)

(2)曲調の観点から

音楽の分類はよくわからないので、自分の勝手な印象です。

重「始めと終わりがサスペンス劇場」 1. SNOW MONSTER
激「Rock神楽」 2. JAWAMEGI NIGHT!!
軽「王道JPOP」 3. JIGA-JIGA
軽「K-POP」 4. Kimi-Dake
爽「さわやかニューミュージック」 5. DAISUKI青森
爽「 さわやかロック」6. 0と1の世界
祈「縄文鼓動」 7. JOMON
電「テクノポップ」 8. モドコモード(2021.6.12記述変更)
尊「壮大なカンタータ」 9. りんごの木
激「ハードロック」 10. DA-BION

始めにガツンと驚かせたあとに、耳に心地よい曲を並べて一旦落ち着かせ、ビートのきいた曲で徐々に盛り上げて、壮大な曲で締める。(そしてボーナストラックでまたビックリ)という感じでしょうか。
(ところで、ニューミュージックって死語ですか?)

また、5、9、10以外は、ダンス曲です。(10は微妙だけど)
5はノリノリで来たところで一休みの意味もあるかもしれません。

こうしてみると、やはり曲の振れ幅が広いですね。
「モドコモード」と「DA-BION」を早く聴きたい。楽しみです。

おわり

2021.6.12追記
「OH!ときめきゴールドサイト」で「モドコモード」が初披露されました。
\(^_^)/

モドコモードの曲調予想 ↓ 外れました。(ToT)

賑「ラテン系(予想)」 8. モドコモード(コパカバーナぽい曲を想像している。根拠はないけど)

まさか、あんなに声を加工してくるとは……。
どこかPerfumeぽいけど、RINGOMUSUMEはPerfumeよりも「歌っている」感じがします。

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