宇宙戦艦ヤマト 「オリジナルは人間ドラマだ!」に対する私論
Youtubeで「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌があった。
4番まであるとは知らなかったが、3番4番は公式に認められた設定なんだろうか?って疑問はある。
1番2番の歌詞とつながってるといえばつながってるので、悪くはないなと思う。
ただ、ささきいさおが歌ってるのは2番までで3番4番は別の人がささきいさおの歌い方で歌っているらしい。
ささきいさおの声が出るうちにフルで歌ってもらって収録してほしいと思うけれどどうなのだろう。
声優と一緒で歌手も居なくなったら別の人ってなかなかできないものだし。
そんな動画のコメント欄を見ていたら、「リメイクはSFアニメだがオリジナルは人間ドラマだ!」と言い切る物があったので、それについての私論。
リメイクが作られるずっと前の話しだが、「ヤマトって愛の名の下に異星の文明を破壊して回る話だよね」ってのを見て、そりゃ真理だと妙に納得してしまった。
言われてみれば、最初はガミラスをぶっ壊し「さらば~」は彗星帝国を破壊。
TVシリーズで生き残ったヤマトが次の「新たなる~」でいきなりイスカンダルまで飛んでいってイスカンダル破壊に関与と、それ以降も愛を語る割には相手の息の根を止めて回る悪逆非道ぶりを発揮しているのが、オリジナルのヤマトだと思う。
人間ドラマって相手を一方的に滅ぼすもんじゃなかろう。
西崎プロデューサーが人間ドラマを作ってたとは到底思えない。
と言うか西崎氏と巻き込まれた松本零士氏やその周辺を描いた方が「人間ドラマ」と言えそうな気がしてならない。
いい意味でのドラマにはなりそうもないが。
リメイクも基本的にはオリジナルをなぞっている。
なぞっているのだが、70年代のアニメらしいオリジナルの設定がいい加減かつ辻褄が合わないのを、21世紀の作品として成り立つ様に無理やりなんとかしようとしてややこしい設定こねくり回してドツボに嵌ってる感がある。
福井晴敏をスタッフに迎えるからこうなるって気がしてならない。
ガンダムUC見てればわかるじゃないか。
リメイクに関して言えば、第一作の描ききらなかった部分や甘い設定の落とし所を付けたところで止めればよかったんだよって思う。
以下お礼のみ
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