行政でこそできるモノ

前に
行政の企画に参加したことがある
CM映像を募集してそれに賞を与えるというものだった
実のなさに辟易した
スポンサーは行政なので
応募してくる作品も行政におもねる内容ばかり
審査会では
次の仕事が欲しいのだろう御用学者や御用アーティストたちが
担当者に媚びへつらう発言を繰り返す
考えてみるに
上っ面だけの
薄っぺらい企画にはもともと力がないのだろうね
イヤだったワケじゃないよ
面白かったし
紹介してくれたヒトには感謝してます
キビしい時期だったからね

誰のためのCMなのか考え直した方がいい
もっと実のある企画を考えたいと思った

知り合いに
ネット上に溢れるコンテンツから
引っかかるものを探し出し
並べ替えて表示するシステムを操る人がいる
紹介された時から何かにならないかとずっと考えていた
現実の世界に放たれ
現実の世界で生きているコンテンツ
賞をもらいたいワケではないから
それこそ誰かにおもねることのない現実の中で表現している
実際に効果を上げているCMを評価する企画

ただこれを選ぶには
ものすごいテクニックが必要だ
どのようなキーワードでコンテンツを引っ張ってくるのか
その作品にどの程度の価値があるのか
それにはプロの眼力がいるのだね
御用学者や御用アーティストには無理だなぁ
あといま流行りの
偶然起きたことをアップして稼いでるだけの連中にも…
そういうのをありがたがる人にはわからないよ

どちらにしても
低い志は子どもの才能にも悪影響があるだろうね

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