「日本人気質を逆手に…元気になるハナシをまずは…」

 この間、錦織圭さんが大活躍しましたよね。テレビ視た人も多いんじゃないですか?
 実は、テニスにまったく興味ないんですが、ある人から紹介されて、テニス界で知らない人はいないという、一流コーチにお会いしました。コーチ界の革命児と呼ばれた…と言ってももう50半ばになるんですがね…。

 錦織さんがテニスを教わった、フロリダのテニススクールの日本人初の受講生だったそうです。
 現在は埼玉県上尾市でFテニスというテニススクールを開催している藤井さんという方です。

  日本人は個人スポーツに向いてないんだなぁっと、感想…。だけどじゃあ、日本人が世界で活躍するためにはどうしたらいいか…。藤井さんの魅力的な語り口でピンときましたよ。

  テニスの要素には、「調査・選択・決断・実行」があるそうです。1球ずつ打ち合う中にこれらがあると言うんです。
 まず、球を打つでしょう…、相手がどんな球を打ち返すか調査する。そして、いろいろな選択肢の中から選び、決断。そしてそれを実行する。一流の選手っていうのは、その選択肢が豊富で、アイデアがすごいんですね、きっと。もちろんアイデアだけじゃなくて実行力もすごいんでしょうけど…。
 で、大事なのは、この要素の中に「ジャッジ」がないことだと言うんですね。はじめは何のことだかわからなくって…。
 「ジャッジ」ってのは、「実行」のあと、それが良かったとか悪かったとか…。ぐだぐだいって、判断することですよね。特に日本人はジャッジが好きで、やたら反省したがる…とこ、あるんですよね。
 つまり、反省してるヒマはないってことです。自分がやったことをいちいち目で追って“ああ、ちょっとズレたなぁ”とか“いいとこいったぞ”とかやってたら次に対応できないってんですね。

  これぞ前向きってヤツですね。ポジティブってこういうことなんでしょうね。結果なんか気にしないで、次の手にとりかかる…。
 ギャンブルやる人いますか?やらないにしても、人生賭けみたいなもんですから…。例えばひと勝負で負けるでしょう?すぐに切り替えて次にいかないと引きずりますよねぇ。動揺して冷静じゃいられなくなって…。すぐに忘れて次にいける人、強いですよね。

 こういう“スーパーポジティブ思考人間”が活躍していくようになるんじゃないでしょうかね〜。これから。

  へぇ〜なんて思ったあなた…。理解してるようで、けっこう難しいですよ。結果ばっかり気にする…の張本人だったりするでしょう?
 よくね、こういうプロデューサーいますよ。面白ければ細かいこと言わないタイプだから…。って言ってたワリには、放送おわってからあそこがどうだった、とか…。あの時、態度が悪かった、とか…。ちくちく言う人…。

  藤井さんのお話を聞くだけで元気になりました。近いうちに映像化してみなさんにもご覧いただけるようにしますよ。視るだけでやる気が出る映像です。楽しんでもらえたら!

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