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初めて見た野生感

こんばんは、ひぐちです。

小さいときも今もさほど虫には興味がない。
ただ、この歳になるとそいつらが予測不能な行動やパーソナルスペースに堂々と立ち入ってくるせいで恐怖感を覚えてしまった以上、どちらかといえば嫌いだと思う。

それにならって子供も小さい頃から虫は怖い認定しているので、部屋の中にいる小さな蜘蛛にも悲鳴を上げている時がある。

私の知っている限りでは触ったことはない。



だから必然的に虫を取る役目が増えてしまい、気持ち悪がりながらとってはいる、が、もう奴らが現れる時期なので正直びくびくして暮らしている。

誰も取る人が家にいない現状がつらい。


だが、先日出勤途中で茶色の塊をみつけた。
壁にくっついていたので、違和感を感じつつ近づいたら

なんとカブトムシだった。


思わず写真を撮ってしまった。


店で売っているような貧弱さではなく、とっても大きく、立派な角に一人興奮していた自分がいた。

捕まえて家に持ち帰ろうかと思ったが、ビニール袋しかなかったのと

こんなに立派なカブトムシを捕まえたところで
絶対に育てられる可能性が低すぎた。

虫を育てた経験がないやつが飼う資格はないだろう。

ただ、夏休みに公園でカブトムシを見つけにいく子どもの気持ちを
先日初めて理解した。


そして
カブトムシなら持てる自信があった自分の思考に驚いた。


つい先日水をまくところにいたかまきりを捕まえて草のところに逃がしたり、
転がって戻れなくなったダンゴムシを転がして戻したのも
つい最近の話だった。


今度一緒に朝早く虫を探しに行こう!と子供にワクワクしながらいったら


「僕は大丈夫だよ。大丈夫。虫かごは持っていってね。」
と少し遠慮がちにひかれた。

ひぐち


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