見出し画像

【ハースストーン】シーズン6:プレイ難易度別構成一覧※2/11更新【バトルグラウンド】

 お疲れ様です。アップデートでバトルグラウンドの修正が無かったので、構成の記事を書こうと思います。
 今回はどの構成が強いかというよりも、どの構成がプレイが簡単で、どの構成が難しいかという点に焦点を当ててみました。ご意見があればコメントいただけると嬉しいです。
※1/24:【取憑鬼サザーラ】を追加。
※1/27:【ナラァ混成】にスクショ追加、解説更新。
※2/1:【エレメンタル】にスクショ追加、解説更新。★★普通-知識を追加。三構成を移行。
※2/11:【酒場食い悪魔】にスクショ追加、解説更新。


★簡単

 酒場フェイズ中のプレイが少なく、構造さえ知っていれば簡単な構成。

【獣】

 戦闘フェイズ中の召喚・強化に長ける種族。《バナナ・スラマ》や《巨狼ゴルドリン》が強力な勝ち筋。
 断末魔ミニオンには挑発・蘇りを付けましょう。《自由飛行の翼獣》は基本盤面に置かないので酒場に居る時に挑発を付けます。《錨の乱入実況者》が激烈に効いてしまうので、《フィジカル二重丸》などのバフで《バナナ・スラマ》《タイタス・リーヴェンデア》を強化したい所。

【アンデッド】

 獣と同じく戦闘時の召喚に長けますが、こっちはより死亡のギミックに重きを置いた種族。《墓所の暴食者》は序盤のテンポとして優秀で、《無害なボンクラ》を2体食べればスケルトンでゴールデン=上グレ発見ができます(盤面にスペースは必要)。
 《ネルビアンの王アヌバラク》《プライマスの戦士》で攻撃永続バフして手数で攻めるか、《大リッチ・ケルスザード》で《亡者家令モローズ》《永劫の召喚師》を増やすのが勝ち筋(盤面強化できるモローズの方がベター)。

【自傷悪魔】

 《ソウル・リワインダー》が必須。《憤怒の織屋》は序盤の強力なテンポミニオン。
 主軸は《浮遊する番人》。《憤怒の織屋》が居るなら《狂信者サザーラ》、居ないなら《ダンスのプリンス・マルシェザール》《タイコンドリアス》の流れが理想。グレ4が優秀なのでテンポに優れるものの、スタッツの伸びでは比較的劣る構築。

【キルボア】

 《今夜はジャズるボア》《針だらけな笛吹き》で血の宝石を強化する種族。《地霊魔導士ルーググ》が強力で低グレにパーツが多いので、グレ4以下でも戦えるのがメリット。
 血の宝石は非キルボアにも相性のいいミニオンが多く、腕の見せ所。純キルボアじゃない場合のプレイ難易度は★★★くらいです。

非キルボアで特に血の宝石と相性がいい例

★★普通-速度

 構造は複雑で無いものの、酒場フェイズの行動が多く時間内の判断が必要な構築。

【マーロック】

 《磨きニフィン》《ベースギル》《鮰計士》でテンポを確保しつつ、《マロさんコーラス》か《大きくなれよマーク・アイ》+《マーキー》で盤面を作る種族。
 雄たけびシナジーで《原始フィンの見張り番》をぶん回すのが一番強い動きです。
 また、相手の方がスタッツに優れてても《オペラゲッパー》《ベースギル》《執拗なるマーグール》で毒勝ちという勝ち筋があります。

【ドラゴン】

 序盤のテンポに劣る代わりに、グレ6が全員強い大器晩成種族。《スモルダーウィング》はなるべくゴールデンを作ってカレクを狙いましょう。
 ターン終了時シナジーと雄たけびシナジーがありますが、変に片方に寄せず高グレに寄せた方が強いです。
 バディは《ヴェーラストラーズ》が強いです。《ライラクのメタルヘッズ》《大きくなれよマーク・アイ》で毎ターン発動すると凄いことに。

★★普通-知識

 構造はシンプルだが多種族に跨る構成。

【ライター】

 《ライター・ファイター》《ケンゴーの弟子》《タイタス・リーヴェンデア》《ホークストライダーの伝令》を集める構築。呪文は《タイタスのトリビュート》、バディは《手動操縦のワール・オ・トロン》《赤ちゃン=ゾス》が狙い目。ヒーローはライターに蘇りを付けられる《エンハンス・オ・メカーノ》《リッチキング》が好相性。
 《ケンゴーの弟子》からはライターだけを出したいので、ライター以外のメカはなるべく入れないように。特に《自己増殖型メナス》をライターに超電磁するのは避けましょう。ケンゴーの中身を汚染しかねない上、ライターが復活するスペースを潰してしまうこともあり相性が悪いです。スペースが余っている時は断末魔獣がおススメ。

【ライラクフェレメンタル】

《細部に宿る悪魔》1位例

 《フェレメンタル》+《ライラクのメタルヘッズ》で酒場を超強化する構築。強化した後は悪魔で食べるのが一番楽なので、悪魔がBANされてない方が強いです。超電磁ルートもあります。
 《嵐の主トーリム》から《モイラ・ブロンズビアード》を持ってくると凄いことに。《デナスリアス陛下》から《細部に宿る悪魔》《ソーカイなホラガイ》も強い。初動の遅さと、フェレメンタルをライラク発動前に処理される(実況者、3WAY)と脆いのが弱点。
 《ライラクのメタルヘッズ》はフェレメンタル以外にも、《今夜はジャズるボア》《死群のネルビアン》《原始フィンの見張り番》《ドラキサス将軍》等と相性がいいです。

【取憑鬼サザーラ】

 《取憑鬼スター》と各種断末魔シナジーを組み合わせ、最終的には《狂信者サザーラ》で何度も再利用する構築。取憑鬼スターのスタッツを強化できるヒーローは好相性。体力を強化する都合上攻撃回数が多くなるので、他の断末魔構築より《インゴウインコ》がシナジーします。極端に攻撃が低いためスタッツ型に弱く、手数アンデットのような体力の低い相手には強いです。

体力2000も簡単に超える

 最大の敵は時間であり、体力ばかり強化するので戦闘フェイズが非常に長くなりがちです。戦闘が終わった瞬間酒場フェイズが終わることも頻発します。タスクキル(一回ゲームを再起動し、酒場フェイズに移行)も視野に入れましょう。

★★★難しい-速度

 酒場フェイズの行動が非常に多く時間内の判断が大変な構築。

【グレ2回し】

 この環境特有の構築。《ソウル・リワインダー》《オカモン》で《早まった発掘》をピックしまくり、《カタログパラパラ》しつつ《宝飾の決闘者》で盤面確保。《慎重な投資》《石油を掘り当てた!》でゴールドを大量に稼いだ後は、その大量のゴールドで勝ちに行くという構築です。《ノロイタケ》が一番わかりやすいですが大量にゴールドあるので色々できます。
※1/20追記:《オカモン》が一時退場になって組めなくなりました。

※2/1追記:《オカモン》は戻ってきましたが《カタログパラパラ》がBANされたので組めなくなりました。開発が想定していた構築では無かったそうです。


【ナーガ】

 《溶岩に潜むもの》+《リーフ・リファー》のテンポ性能が環境で突出しており、ナーガに行く気が無くても序盤の盤面の為にキャリーしてもらうことが多いです。リーフには劣りますが《海鮮丼屋》で溶岩をバフするのも強力。《ゼスティ・シェイカー》+《ディープ・ブルー・クルーナー》は最終構成に使うのは厳しくなったものの、テンポ役としてはまだまだ現役です。
 最終的にはグレ6が強い種族なので《執念深きシリヴァズ》《銭ゲバ・スリザースピア》を集めましょう。酒場呪文を使いこなし多種類の呪文を唱える必要があるので頭が忙しいです。

【海賊】

 序盤は《ギリガルル船長》が優秀。攻撃に偏っているのでスタッツ相手のテンポは取りやすいですが、トークンには弱いです。
 グレ4が優秀なのでここで盤面を整えます。特に《刀狩》の攻撃を強化するのは非常に強力です。攻撃を上げる手段は多いので《恋煩いのバラード歌手》で体力も確保しましょう。
 スタッツは《裏商人》を育てるのが一番強いです。《レコード密輸人》《艦隊提督テティス》などのゴールドエンジンは最低限で回した方が盤面が強くなるので、経済的ミニオンを上手く回しましょう。
 《錨の乱入実況者》の狙いどころとしては以下のようなミニオン。
断末魔系:《インゴウインコ》《ホークストライダーの伝令》《タイタス・リーヴェンデア》
獣:《ハミング・バード》《母熊》《バナナ・スラマ》《ニュウヅァオ》
アンデット:《キレ餓鬼》《プライマスの戦士》《飢餓れしもの》
悪魔:《狂信者サザーラ》
キルボア:《ブリストルバッハ》
メカ:《ハジキロボ》《トラブるトロリー》《ケンゴーの弟子》《エネミーリーパー4000》
マーロック:《マロさんコーラス》
ドラゴン:《ワープウィング》
ナーガ:《復讐魔パシュマー》
海賊:《ギリガルル船長》《刀狩》《イライザ・ゴアブレード提督》
ライラク:雄たけびミニオン
その他:《茨変化の魔女》《執拗なるマーグール》

【エレメンタル】

 理想的な入りは《旅回りのタービュレンス》。エレメンタル召喚、酒場入れ替えがデザインなので《リサイクル・レイス》が主軸です。酒場バフを生かすためにもトリプルを作りやすいヒーローは相性がいいです。
 《ロックンロック》のバフはカレクゴスと違ってエレメンタルに限らないので、柔軟に他種族を入れる余地があります。海賊と違ってテティスのようなエンジンが無いので《ブラン・ブロンズビアード》は欲しい。

【砂岩ドレイク】

 砂岩ドレイクの能力を大量に誘発させる構築。そのままでは頭でっかちなミニオンができるだけなので、《チビドラ密輸人》や《多重現実の支配者》と組み合わせます。特に《多重現実の支配者》との組み合わせは非常に強力で、今期のおススメ構築。

★★★難しい-知識

 プレイ自体は忙しくない物の、広い知識が求められる構築。

【超電磁メカ】

《赤ちゃン=ゾス》でボクサーを金にした試合

 「スタッツを伸ばしつつ聖盾、断末魔、3WAYで毒にも強い!」という字面だけは強そうなものの、実際スタッツの伸びは他構成に劣るので単純にぶつかると力負けします。
・《ハジキロボ》の強力なテンポで押し切る。
・《トラブるトロリー》を置いて仇討ちを稼ぐ。
・酒場バフシナジーを生かす(サウルファング、肥沃の杖、クロミー、ヨグ車輪、フィジカル等)。
・ハンドバフシナジーを生かす(マーロックやクエスト等)。
・超電磁ミニオンを最初は素置きし、《分極ビートボクサー》が来てからトリプルして他のミニオンに付ける。
・《ドラッカリの呪い師》《歩く要塞》とシナジーしやすいので混ぜる。
・《自己増殖型メナス》で断末魔付与してから《赤ちゃン=ゾス》でゴールデンにする。
・《メカ・ジャラクサス》+《大きくなれよマーク・アイ》+雄たけび、ターン終了時回数増加で大量に超電磁を得る。
 一位取るにはこういった小技が必要で、これら全部使いこなしてもそんなに強くないのでいまいち人気がありません。

【酒場食い悪魔】

回ると序盤からこんな盤面も作れる

 《空腹の餓鬼》《腹減りフェルドレイク》《貪るウルズール》《腹減りフェルバット》で酒場ミニオンを食べていく構築。食べる対象がランダムなので安定はしませんが、《腹減りフェルドレイク》が上振れすると序盤からかなり強力な盤面が作れます。雄たけびシナジーが軸なので《ブラン・ブロンズビアード》《大きくなれよマーク・アイ》が揃うとかなり強力。

フェルドレイクのスタッツは1800/1800越え

『相性のいいヒーロー』
・《シャダウォック》:《空腹の餓鬼》《フェレメンタル》《腹減りフェルドレイク》の雄たけびを発動できます。特にフェルドレイクの雄たけびを発動できるのは強力。
・《嵐の主トーリム》:《サルゲラスの戦士》が好相性。《モイラ・ブロンズビアード》も有用。
・《デナスリアス陛下》:《ギルニーアスの戦角笛》《アニマの賄賂》《別人格》《刻み刈り獲らん》などが相性のいい報酬です。酒場バフできているなら【ライラクフェレメンタル】と同じく《細部に宿る悪魔》《ソーカイなホラガイ》も良し。
・《バンドマネージャーE.T.C.》:《ストームパイクの将校》《フロストウルフの将校》《クロミー》など酒場バフバディを得やすいです。

【ファランクス】

 《ふぞろいのファランクス》を軸にした構成。《大リッチ・ケルスザード》《ハイカラ・スカラベ》《ホークストライダーの伝令》《タイタス・リーヴェンデア》等とのシナジーが強力です。《狂信者サザーラ》から《バナナ・スラマ》で巨大なファランクスを作るルートもあります。
 獣やアンデッドのような断末魔構成から流れると作りやすい。

★★★★かなり難しい

 最難関。高度なプレイ速度と知識が必要。

【ナラァ混成】

 《神秘のスポアバット》《トラブるトロリー》《チャッカードラゴン》などの呪文供給と《救世主ナラァ》を組み合わせた構築。ナラァの出力はそれほどでもないので、無理に多種族に散らすより既存の構成をアレンジしつつナラァを+する方が作りやすいです。スクショのようにスポアバットなら断末魔軸、トロリーなら仇討ちを稼いで《執拗なるマーグール》とか。

【テティス軸】

 《艦隊提督テティス》が並べば使い切れないくらいのゴールドが得られるので、そのエンジンで戦う構築。理論上は盤面を超強化しながら相手のボード見て対策入れやすいと隙がないのですが、実プレイではとても時間が足りません。

 わかりやすいところだと《ロックンロック》はエレメンタル以外も強化し、テティスは買うミニオンは海賊でなくていいので、この2体は結構シナジーします。また雄たけびミニオンを売買することが多いので《ブラン・ブロンズビアード》も良く使われます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?