2023年9月3日の日記

昨日から息子が少し下痢気味だったのだが今日は落ち着いていたので安心した。

今日は我が子とかなりの時間を遊ぶことができた。テッパンのお遊びが二つは増えた。
お遊びをしててキャッキャ笑ってくれるとものすごく嬉しくなる。その前にどんなに泣き喚かれて辟易としてしまっていてもキャッキャと笑ってくれると帳消しになってしまうから赤ちゃんってずるい。

最近の我が子はうつ伏せ寝をするようになってきた。窒息が怖いから仰向けで寝かせるのだがすぐに寝返ってうつぶせになってしまうのだ。うつ伏せになった上、もぞもぞと身体をくねらせて縦横無尽にベッドの上を移動するもんだから嫁の近くで寝ていたと思ったら自分の真横にいて潰しそうになったとか、気づいたら足元にいて蹴りそうになったとか、そんな事が毎日あって夜もサスペンスを提供してくれるようになった。
厳密に言えば昨日の話なので今日の日記に書くべきか怪しいのだが、昨晩も安定のうつ伏せ寝を我が子はしていた。いつもと違うのは昨日は顔が真下に向いていたのだ。いつもなら顔だけ横に向いていて鼻が見えているから安心なのだが、昨日はまっつぐ真下を向いていたのだ。幸いうちのベッドのマットレスは凹凸があるタイプだったから息はしっかりできていたのだが気が気ではなかった。
息はできていることは確認できたけど、心配だからというだけでせっかく爆睡してくれているのに起こすかもしれないリスクを冒してまで無理やり頭を動かすのも気が引ける。でも、もし息は出来ているけどしにくい状態ではあって緩慢に窒息していっているのだとしたら起こしてでも顔の向きは変えないといけないし。
とりあえず対処療法ではあるが、我が子が寝相で顔の向きを変えるまではやってあげるつもりで顔の近くのマットレスをグイッと押し込んでみると、押し込んだ僕の指に息子の鼻息がフェザータッチ、いや、アダムタッチしてくるのでくすぐったくて長時間どころか2分と耐えることができなかった。
せっかく心配して何時間でも気道を確保してやろうという親心意気(親心なさらに上という意味)に対してアダム鼻息をしてくるなんて、恩を仇で返すどころ騒ぎではない。まさに悪魔の所業だ。
今までは相手は赤ちゃんだし、北風と太陽でいうところの太陽の対応をしていたが、もう北風の対応をするしかない。眼には眼を歯には歯を、だ。
息子の首筋目掛けてふぅっとか細い息をかけてやった。
と、どうだろうか。我が子はむずむずと身体を捻って顔を横に向けたのだ。

どうやら、うつ伏せ寝にはアダム吐息が効くらしい。

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