驚きと納得の嵐〜PD受診本編〜
念願のパーソナルデザイン診断を受けて参りました。とても楽しかった!
結果は冬のフェミニンロマンス。
今回の記事も、基本的には自分のための防備録のようなものです。パーソナルデザインとはなんぞや?という説明は省略していますので、気になる方は2つ目のリンクをご参照下さい。
読む必要はないですが一応これの続きです↓
受けた場所
EYPコンサルティングの松重初先生のところで受診しました。イメコン好きさんたちの間で評判が良さそうだったのと、発信している情報を見て信頼できそうだなと思ったのが理由です。
実際にお会いした印象も、とても美人さんで仕事できる!な感じでしたが親しみやすく笑顔の素敵な方でした。
診断の流れ
まず簡単なアンケート(受診しようと思ったきっかけ等)を記入
パーソナルカラーについての説明
自然光の中でパーソナルカラー診断を行う
先生がドレープを畳んでいる間に小休憩(軽食可)
パーソナルデザインについての説明
パーソナルデザインの発表
質疑応答やアフターフォローについての説明
以上の流れになっております。
ちなみに受診時はノーメイクかつドレープあて等の必要時以外はマスク着用です(マスクについては今後の感染症の動向によるかもしれません)。私は色の付かない日焼け止めだけ塗って不織布マスクを付けて行きました。
服装は色々なレポを読んで、首元を下げて露出耐性チェックやスカートの裾の上げ下げをするサロンもあるようだったので、襟ぐり広めの黒いパフスリーブTシャツと桜色のロングのプリーツスカートを履いていきました(産後太りが永遠に終わらず、履けるスカートがそれくらいしかなかった。残念)
私の受診時は特にそういったチェックはしなかったので、タートルネックさえ避ければ(カラー診断時にケープで隠れないと影響が出るため)好きな服装で行って良いかと思います。
パーソナルカラー診断
今回は受診者が私を含めて3名で、あとの2名はご姉妹でした。
お二人はカラー診断を受けたのがだいぶ前とのことで、目を慣らすために診断歴が一番新しい私から開始になりました。
ちなみに過去2回のカラー診断ではどちらも似たような結果で、去年の16分割では1stブライトサマー、2ndクリアウィンターのどブルベでした。
冬カラー大好きだけど、まあ結果は変わらないかな…と予想しておりました(フラグ)
大きな鏡の前に座り、他の受診者は鏡の両脇に座ります。
以下うい先生を🧡、私を🐦で表記します
(会話文は言葉を足し引きしたりニュアンスが変わっていることもあります)
まずは色素チェックから。
🧡「髪真っ黒ですねー」
🐦「初めて言われました(おや、これは…?)」
🧡「瞳明るいですねー!ヘーゼルっぽさがある!あと細いけどフチがあって白目とのコントラストがあります」
🐦(白目とのコントラストって冬で良く聞くアレ…?)
続いて白いケープをかけていよいよドレープあて。ちなみに白いケープをかけた時点ですでに判別が始まっているらしく、私は白がいける人でした(フラグ)。
先生が「どれから当てようかな〜」と言いながら各シーズンのドレープを私の頭の後ろでくるくる回しているんですが、その時点ですでに顔映りがちょっと変わるのでワクワク。
まずはブルーベース対決から!対決は代表色ドレープで行います。
冬vs夏
おや?なんか夏、ちょっと薄くない?暗い色は苦手だと思ってたけど、顔が全然暗くならないぞ???
先生からも見るべきポイントを教えてもらえるので、さらに理解が深まります。
🧡「顎下が特にわかりやすいですね。夏のカラーだと輪郭が膨張して見えるけど、冬のカラーでは必要な部分だけシェーディングになって不要な影は入りません」
🧡「髪にも注目して下さい。(夏ドレープ当てて)パサつく〜、(冬ドレープ当てて)ツヤツヤ〜!」
肌色だけじゃなく髪や目の輝きにまで影響が出るのは驚きました。
そしてドレープを当てながら、
🧡「🐦様はポップなカラーよりもこういった高級感のあるカラーがいいですね!」
等のキーワードがポロポロと出てきて、(すでにデザインも見られている!)とキーワードを取りこぼさないよう脳内に必死にメモ。
そして納得の…冬WIN!⛄
パーソナルカラーも、流派によってそもそも使用しているドレープが違ったり、どの色をどのシーズンに分けるかが少しずつ違うようですが、私の場合ここでは圧倒的に冬でした。ワインレッドとかダークグリーン好きなので嬉しい。
なんで今まで夏だと診断されていたか?については、原因と思われるものが出てきますので後ほど記載します。
続いて高彩度対決です。
冬vs春
ベージュは裸になるし、鮮やかな色は布だけチカチカと主張している。
春の黄緑を当てたとき
🧡「おゆうぎ会のキャベツ役〜」
と言っていたのですが最早それにしか見えなくなって面白かったです。
春の色自体はかわいいんだけどね…
冬WIN!
最後は低明度対決。
冬vs秋
正直これはただの消化試合でした。秋の青と言われるティールブルーが緑にしか見えなかった。
冬WIN!
私の場合はとにかく白濁りと黄みがNGで、青みがあることと清色であることを重視して下さいとのことでした。
最後に冬カラーのリップを塗り、冬のドレープを全部当てて行きます。
特におすすめと言われたのはラベンダーっぽいカラーでした。アイシーカラーやバーガンディーなどの「女性らしい(これもキーワード!)」カラーも。
そしてさらにキーワードが!
🧡「🐦様が黒を着るなら、レースにしたりモヘアとかで柔らかくした方がいいですね。黒のレザー!とかだと強すぎます」
他の受診者さんはそれぞれ冬と秋で、同じ冬の方がいたのはとてもラッキーでした。肌に対してドレープが起こす反応は一緒だけど、私は柔らかい印象のアイシーカラーや赤みのあるカラー(バーガンディー等)がより相性がよく見えるのに対し、もう一人の冬の方は黒や紫(お坊さんの袈裟の色)が合っていました。
ちなみにもう一人の秋の方は、くすんだカーキ?みたいな色がバチバチに似合ってめちゃくちゃカッコ良かったです。
これが後のパーソナルデザインへと繋がっていきます。
パーソナルデザイン診断
じゃんけんで2番めになったので見学からスタート。勝手に書いていいのかわからないので結果は伏せますが、お二人ともベクトルの違うスタイリッシュさがあり素敵でした。
パーソナルデザインは6タイプのうち、遠いものから消していき、残った2つをメイン、サブに決定します(キュートだけはサブが付かず、ガーリッシュ、ボーイッシュ、アバンギャルドにさらに分けられる)。
先に身長を聞かれます。
🐦「155cmです」
🧡「思ったより小柄ですね。平均身長の157〜159くらいはあると思いました」
先生はインターホンで受診者を見たときから身長の最低値と最高値を考えるそうです。プロの技…!
そしてそれぞれのタイプのイメージ写真の載ったファイルをめくりながら、
🧡「どれが消えると思いますか?」
先ほど言われたキーワードを思い出して…「高級感」「端正」「柔らかさ」「女性らしさ」…
🐦「(来世はなりたい)ファッショナブル」
🧡「んー!」
🐦「んー!?(混乱)えっキュート…?」
🧡「んー…」
🐦「(自信をなくしつつ)ナチュラル…?」
🧡「そうです!ナチュラルが消えます」
🐦(ホッ)
私はカジュアルを着るにはかなり工夫が必要だそう。子供が小さい&ものぐさなので全身ユニクロでスニーカーとか普通にやってますが、それでおしゃれにはならない。
ここから先は順当に正解できました。
⑥ナチュラル→カジュアルむずい
⑤ファッショナブル→怖くない、シャープすぎ
④キュート→個性的より端正さ
ここで一度立ち上がって体つきのチェックが入ります。
🧡「肩が丸い!骨が細いですねー」
(同席のご姉妹は2人とも肩が直角と言われていました。私はずっと肩に角があると思っていましたが、多分筋肉が薄くて骨が出ていただけでした)
🧡「首元はそれくらいは空いていてもいいけど、ガッツリ空けまではいかなくていいですね。オフショルを着る場合も鎖骨の下くらいがいいです」
🧡「ピアスをつけるならこれくらい(3cmくらい)の長さはいけます」
🧡「着こなしうまいですね!ウエストゴムが苦手なタイプなので、、、正解言いそうになっちゃう〜!」
(ウエストゴムをブラウジングしたTシャツで隠す着方をしていました)
席に戻って、最後の一つのタイプを消して決定です。→③グレース消え
よってメインフェミニン、サブロマンスとなりました。
グレースが消えた理由は、フェミニンですでに高級感、上品さがあるのであえてサブにつける必要がないということでした。フェミニンってもっとふわふわしたイメージでしたが、思ったよりは整い感が必要でした。
私の場合は顔まわりは上品に無地がおすすめ、スカートは華やかにするとよい。スカートは基本的に何でも似合う。素材の高級感は重視しつつ、女性らしさに振り切る、とのことでした。(同タイプの方すべてに当てはまるわけではないかもしれないのでご了承下さい)
ここで、以前1stブライトサマーと診断された理由として、フェミニンの雰囲気はブルベ夏の上品なカラーと親和性が高いからそれに引っ張られたのではないかということを言われました。
さらに個人的な考察ですが、私は上で書いた通り明るい瞳をしています。さらに、髪も色自体は黒ですが細くて柔らかめです。顔に赤みも出やすいです。この特徴でピンと来る方もいらっしゃると思いますが、ネットの自己診断でもよく見かける、春や夏の特徴として挙げられるものになっています。こういった部分を重視すれば夏診断が出てもおかしくはないです。
実際の顔映りの良い色と、雰囲気に合う色が一致するわけではないというのが、診断の難しさなんですね…
さて、タイプ確定後は、おすすめのピアスやコスメの紹介がありました。これは撮影OKだったので画像を載せます。
まあまあ大きいのがいけるのは、サブロマンスの影響ですね。今は冠婚葬祭用の本物のパールしか持ってないので、日常使い用に似たようなのを買おうと思います。
冬とはいえフェミニンがメインなのであまりかっこいいイメージになりすぎないものを。青みピンク大好物なのでそのまま突き進みます。
また冬はラメが得意で結構ギラギラ系のハイライトもいけるそうです。セザンヌのパールグロウハイライトが馴染んで見えたのは間違いじゃなかったみたい。今度はラベンダー系のニュアンサーとか買ってみようかな。
質疑応答
手持ちのコスメやアクセサリーなどを持ち込んでアドバイスをもらったり、質問に答えてもらえます。
私はアイシャドウなどコスメ数点とアクセサリーを持ち込みました。
コスメは色ばっちりと言われました。夏のつもりで選んでいましたが今後も使っていけそうで安心。
アクセサリーもここがシルバーだとさらに良かったね、とか細々したパーツが集まっているより大きいパーツがドンとついている方がより良いね、と具体的にアドバイスを頂けて理解が深まりました。
最後にアフターフォローについての説明を受けて終了です。EYPコンサルティングではなんと永年無料!診断自体はもちろん有料ですが、これは実質無料と言っても過言ではないのでは?これからたくさん活用させてもらいたいと思います。
診断を受けて
とにかく楽しかったし、納得感がすごかった!そしてイメコン民が言う「人生の伏線回収」というものを私も体験してしまいました。
学生時代の制服(白シャツに紺ジャケット)や就活スーツに苦手意識がなかった→冬だから。フェミニンはカジュアルよりきちんと感のある服装が似合うから。バチバチにならないのは柔らかさが足りないから。
結婚式参列の服装やヘアセットに悩まない→女性らしさと華やかさが得意なフェミニンロマンスだから
髪は結んでたりきちんとセットした方が似合う。下ろすなら巻きたい→上品にしたいフェミニンだから
夏の自覚で買った白みピンクのチークが発色しない→白濁り苦手な冬だから
ロイヤルブルーのコートがお気に入り→冬だから
フューシャピンクのTシャツが最近難しい→色は冬だけどイメージがポップに寄るから
出産前は美人百花系着てた→美人百花はフェミニンロマンス/ロマンスフェミニンのスタイルを多く掲載しているから
高校〜大学にかけてゴスロリを着ていたが何となく着れなくなってしまった→黒、差し色で白、赤、青、紫等のカラーリングは冬に合うが、全身黒はフェミニンには重すぎる。レースやリボン、スカートといった女性らしさはフェミニンロマンスに合致するが、ゴシックモチーフが重すぎ&硬すぎる。
ゴスロリについては、今でも世界観は好きですが、こうやって文字にして情報を整理していくと、ニアピンではあるけどやっぱりドンピシャではないから着れなくなったんだよなと納得。
顔側を世界観に寄せればいけるかもしれないけど、そもそも始めたきっかけが消去法ということもあり(原宿系ファッションに惹かれるけどロリータは甘すぎるしパンクロック系もサイバー系も違う。じゃあゴスロリだ!みたいな)、
フェミニン向けブランドでクラシカル寄りの服を探すのが一番平和的解決方法かもしれないです。
同じ美人百花系でも…
顔タイプもフェミニン、PDもメインがフェミニンということでスーパーフェミニンパーソンが爆誕したわけですが、どちらでも美人百花というのはキーワードとして上がってきました。
でも顔タイプ診断後の買い物同行で試着したやつはイマイチだった…なんで?と思って写真を見返してみました。
自撮りに慣れてなくて画質が悪いのと、謎のジョジョ立ちをしているのには目を瞑って下さい。
漂うコレじゃない感の正体はおそらく…
フリンジ!
うい先生がおっしゃっていましたがフリンジはカジュアルさがありナチュラル向けだそう。それが首元や裾からモリモリ生えていたら、フェミニンとしては使いづらいのでしょう。試しに指でフリンジ部分を隠してみるとましに見えます。
インナーの裾のスリットが結構深めに空いていて前後差があるのもちょっと余分に見えるかも。
こちらもツイードのセレモニースーツです。顔を切り取っているので正確には判別できないと思いますが、上の画像よりだいぶ似合っているように見えませんか?
横からなのでわかりにくいですが、ノーカラージャケットとプレーンな膝丈スカートです。上品なフェミニンを体現しているのではないでしょうか。
似たようなアイテムでも着たときの結果が違う、これがパーソナル「デザイン」なんだろうな、と思います。まだまだ理解は浅いですが…
ないものねだり
フェミニン診断を受けたとき、あーやっぱりそうか、という気持ちと、ちょっと残念だな、という気持ちがありました。
正直ファッショナブルみたいなかっこいいタイプに対する憧れというのはあります。
でも、多分持っている武器の違いだけなんです。ファッショナブルは大胆なかっこよさを、フェミニンは柔らかい女性らしさを、それぞれ武器として持っている。戦い方が違うだけで、どのタイプでもちゃんと戦えるはず。
人生は短いしファッション以外にもやりたいことはいくらでもあるから、私はこの「フェミニン」という手持ちの武器を最大限に活かして、軽やかに生きていきたいと思います。
最後に
過去にテイストスケールと、顔タイプ骨格3タイプ16分割パーソナルカラーのトータル診断と、2種類受けましたが今回のパーソナルデザイン診断は一番納得感が高く今後に活かせそうだと手応えを感じました。
柄は曲線で胸元が寂しくならないよう布を盛って…と個々に注目するより、
これはトータルで見て上品で女性らしい仕上がりになっているか?と考える方が私には相性が良かったみたいです。
でも過去に別の診断を先に受けたからこそ理解の土台が出来ていた部分もあったと思いますし、雰囲気を掴んだ後のあと一手を埋めるために骨格診断等の知識があるとやはり役立つと思います。
うい先生はとりあえずまずは買い物に行って経験を積んでとおっしゃっていたので、記憶がフレッシュなうちに買い物に行きたいところ。
長めの文章になってしまいましたが、最後までお読み頂いた方ありがとうございました。
それから最後にうい先生、ありがとうございました!