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プロデューサーについて

5分ブログです。

プロデューサーとは何か。

昨日、社内でミーティングをしててふと口を出たことに自分で納得しなおしたのでメモの意味も込めて。僕はプロデューサーは「環境を作る仕事」と捉えています。これは昔からあちこちで話していることなんですね。

昨日ふと口に出たのは「プロデューサーは予算を管理して売上と利益を出すという仕事」ということでした。自分で自然に話しながら自分で納得した次第でした。「環境を作る」というのはつまり金銭面をしっかり整えるということでもあるなと。

クリエイティブにおける環境はスケジュールの管理だったり、関係する皆様の気持ちを整えたりということだと思うのです。そこは割と分かりやすい。そこに加えて予算の管理ということがありますね。ここでポイントなのは単に「与えられた予算枠の中に納める」ということじゃないんです。

そもそもの予算枠を作り出す。ということですね。つまりお金を生み出す。クリエイティブに使えるお金をどう生み出すか。これを考えて、実行し、実現させるのがプロデューサーですね。10万円で作るエンタメより100万円で作るエンタメの方がクリエイターのやれる幅が広がる。ならば100万円をどう生み出すか。そういう発想。使うお金を抑えるよりも、収入を増やすという発想になる方が良い。スタート時点では。

カタカナを使うと、どうマネタイズするか。みたいなことです。でもこれもちょっと違う気がしています。僕の感覚だとマネタイズは、在るものをどう売るか、みたいな感じ。そうじゃなくて、何も無いところから売上と利益を生み出すというのがプロデューサーの根本なんだろうと思います。

ライブを企画して実施する、配信で売る、グッズを作って売る、NFTで何かしかけてみる。などなど。売上が出せるのに見逃していることがあるかもしれない。情報収集をして商売の引き出しを増やしておきたい。

企画して実施するのは割と勢いでやれるのですが、どこにどういう支払いが発生して、何をしてどういう数量を売るとどういう売上になるのか。そして大事なのがいつまでにどれくらいの利益が発生させられるのか。100年後に黒字になります、という事業もあるかもしれない。でもそれはあまり現実的ではないですよね。街作りとか交通インフラ作りの事業なら100年計画はあるかもしれないけれど。

出たお金がいつまでに回収出来るのか。それまでプロジェクトや会社は資金繰り的に問題ないのか。そういう視点でトータルでお金の出入りを管理するのがプロデューサーという仕事だなと改めて思ったのでした。

(追伸)
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