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強制隔離生活

今日で強制隔離ホテル生活が5日目だ。

もともとドイツからの帰国は、強制隔離なし、自宅待機10日間の予定だった。が、オミクロンが発生して、ドイツからの帰国の人は、6日間のホテル強制隔離に変更された。隔離生活の前は、このまとまった時間を有効活用しようと、やりたいことをリストアップした。だが、いざ生活が始まるとなかなか思ったほどしたいことははかどらず、時間が過ぎつつある。

泊まっている大阪のアパホテル。部屋の広さはかなりせまい。部屋の幅はベッドの長さぶん。あいた場所は、ヨガマットひとつがしけるぐらい。ワイファイ環境は問題無しで、インターネットの接続はいい。せまいが、必要なものは全部揃っている。

部屋が中庭に面していているので、まちなかにあるホテルなのに静かだ。ただ、日があたらないのが残念だ。窓には、白色のフィルムがはられているので、ほとんど外からの光が遮られている。10階にある部屋なのに、地下室にある部屋のようだ。

朝、昼、夜とお弁当が部屋の前に配られる。水かお茶がお弁当と一緒に配られ、追加で水が必要であれば、3本までは支給がある。湯沸かし器はあるが、コーヒー、お茶は自分でもってくる必要がある。

時差ぼけ解消のために、日のあたらない部屋のなかでもできるだけ規則正しい生活をしている。朝は、7時ぐらいに起きる。シャワーを浴びて、ニュースを見て、朝食をとったりしてたら、2、3時間がたってしまう。
その後、NOTEからくるメールを読んだり、他の人の記事を読んでいると1時間ぐらいあっというまにすぎる。そうこうしているうちにお昼ご飯の時間になる。

あまり、お腹はすいていないけど、お昼をたべると、決まって眠くなってくる。昼寝が日課になりつつある、スペインのシエスタ生活だ。シエスタが終わって、TO DOリストの項目に取りかかる。でもそれも2時間ぐらいだ。

その後、オンラインヨガで1時間、体を動かす。横になるか、座っているだけのせいかつなので、1時間のヨガたいそうは、体にきく。これが、ホテル生活のハイライトになっている。ヨガは体にも、心にもいいのだ。
ヨガが終わると、また食事の時間だ。あまりお腹はすいていないけど、おそらく決まった時間に食事をとるのも、時差ボケをへらすのに役だっているかもしれない。

夕飯が終わると、1時間ぐらいコミュニケーションの時間にしている。日本、ドイツにいる家族に連絡したり、久しぶりの日本の友達に連絡したり。話声が大きくならないように、隣の部屋を気にしながらオンラインで話す。5日間、両となりの部屋からの音がほとんど聞こえてこない。私も、その人達を見習って静かにしようと心かけるが、思わず、声高く話すことも多々ある。

楽しかった後、1時間ぐらい会社のコンピューターを開く。冬休みまでに終わらせたい仕事が終わらなかったので、少し事務処理をする。でも、最大、働くのは1時間と決めている。

その後、本を読んだり、ネットや、TVをみたりしてのリラックスタイム。
結果。やりたいことが、たくさんあっても、意外と時間がたつのは早く。思ったよりも、やりたい事の消化ができない。この機会に、毎日NOTEが書けると思ったけど、毎日の実行はできなかった。時間がいっぱいあったにもかかわらず…。

明日で、強制隔離が終わりだ。お日様が見れる、もとの生活にもどれるので嬉しい!

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