NRGって強い。強いチーム作りたい。


プロゲーマーを憧れる人にとってのスター選手の多くは海外で圧倒的パフォーマンスを披露できる人間だったり、身近にいる自分のスタイルに似たプロゲーマーだったり、多くの場合はある程度の指標を持って練習に取り組んでいると思います。

そこで今回は、最強のプロチーム作るなら如何したらいいのかを適当に考えます。思考時間30分位です。


最後の方にはオーナー達の経歴も軽く紹介してますので是非そこだけでも読んでみてください。チーム運営ってどれだけガチなのかわかると思います。

【プロチームって結局起業と同じ】

当たり前の事なんですけどプロチームって企業であって多くはスタートアップみたいなものだと思うんですよね。選手は置いといて、運営なんかは特にそうだと思います。

お金を稼ぐという一点に置いては強いチームや選手を引き抜くのも投資と同じです。給料の設定も同じで会社により貢献する人物には高く設定されるのが同義です。

スポーツに置いて貢献しているのは他でもない選手達ですし給料を払う価値のある選手をチームは招き入れます。

企業としてチームを見るなら、お金を稼ぐ行為が必要で、スポンサーを増やすだけでなく、自らのチームをIP化することで商品を生み出し、販売し利益を出していく必要があります。

一つの手段としては株を発行し、資金調達を行うことです。
これは海外のプロチームでは当たり前で、日本のチームでは当たり前でない事例の一つですが、海外のNRGやC9など含め強豪チームは確実に行っております。それも何億とか何十億とか何百億とかそんな単位です。

そこのお金を得たら次は選手の給料を上げて、強い選手を採用しやすい地盤を作ります。
アナリストやコーチなどサポートを固める必要があると考えています。

試合後に選手たちで研究するのはさながらスポーツ選手が試合後にカメラを何時間も眺めてデーターや統計を取るのに等しく「適して」いません。
ゲーマーはゲームをすることが求められます。選手一人ひとりは個のスキルを伸ばし続ける必要があります。戦術や分析はチームの運営側が行い個人の能力に戦術を掛け算することで総合力に結びつきます

そこで現れるのがアナリスト及びコーチです。

アナリストはデーターを徹底的に収集し、まとめます。コーチはそのデータを元に考察し、結論をだし、選手へ共有するのです。

当然、データーをまとめるアナリストも、教えるコーチも一級の人間はそれなりの対価を支払う必要があり、少ない給与ではフルコミットではなく副業として熱量が少なくなってしまいます。

スポーツは勝って魅了する興行という事で言えば、このサポートにお金をかけない理由はないはずです。

全ては役割です。

選手はただ上手ければいいんです。社交性も何も必要ありません。上手い事こそが、観客を魅了できる事こそが選手の価値であり、暴言やらの多くの問題は会社のマネジメントの仕事です。

選手が犯した失態はすべて会社の責任であるべきだと思います。

選手は勝つ事に集中し常にベストを更新し続ける事が求められます。それは品性を正すマナーを受けるよりもより深く、難しい事です。ですがその才能を認められたからこそプロになれる為全ての選手は適正がある事を証明しています。

経営陣はそれらを踏まえ、良い選手を雇用するために投資をし、チームの総合力を上げるためにサポートを雇い、IPを作った上でグッズやイベントなどの商品を販売し、状況に応じて資金調達をしっかりと行って更なる飛躍描くことが求められます。選手の発言や行動にルールを決めて、ブランディングするのも会社の役目です。

選手は多くの意味で商品です。

チームは選手を囲う事に固執していませんか?
選手は移籍する事でも価値を生みます。日本のプロシーンはレベルが低いなんて言われたとしても、それは選手の個人能力が低いという事ではないです。

運営陣のもう一つ考えなければならない事はどうやったらチーム内の選手を好待遇、好条件で世界へ飛び立たせるのかという点です。

移籍することで移籍金を支払うのは多くのスポーツ市場で当たり前のように行われていますし、NINJAが配信プラットフォーム移った時も1000億動くのですからチームの移籍の間にも動きます。
選手の才能を見出し、世界へ送り出し最高峰の人材としてコーチや選手として雇用する。
それ以外にも移籍金によって更なる選手を招き入れ風通しの良い活気のあるチームを作る。

選手達もチームのため以上に自分自身のキャリアを積む為に努力を怠らず、
最高の結果を残せるように奮起する。

これが日本には足りない部分なのかもしれないですね。

悲しいお知らせ
【ではNRGの経営陣を見ていきましょう】


結局強いesportsを作り、そしてゲーマーたちを愛するなら何が必要なのか、というのを分析した結果分かることは、以下の通りです。

結論から言うと、熱意と知識は融合しない限り成功は限りなくしずらいという事なのかなぁと



Brett Lautenbach(ブレット・ローテンバッハ)
NRG社長
B現在、NRG Esports&The San Francisco Shockの社長であり、日々の運営とスポンサーシップとゲームの長期計画を監督しています。
NRGに入社する前は、タレントとメディアの代理店WME | IMG(アメリカで4大代理店の中の一つ)でエージェントとして働き、ブランドについて相談し、トーナメントオーガナイザーと協力し、eスポーツスペースへの投資について助言しました。
WME | IMGに在籍中、
TMOBILE
(T-モバイル は、ドイツ・ボンに本社を置き、ヨーロッパ及び北米で移動体通信サービスを提供している会社。)、
BudLight
(飲料水メーカー、巨大テクノロジーイベントのSXSWやTwitchCon 2017のスポンサーを手掛けている )
VISA
(言わずもがなのクレジット会社)

などの著名なブランドと協力して、チームやトーナメントでのeスポーツランドスケープでの初期支出についてアドバイスしました。
LautenbachNYUTisch School of the Arts(芸術家、芸術学者、映画製作者のための学校)を卒業し、イリノイ州ネーパービル出身です。

Andy Miller(アンディミラー)

2006年、Quattro Wireless(モバイル広告の会社、後にapple社に2億7500万ドル(275億位)で買収された)を共同設立して運営しました。
彼はRemix Media Incと呼ばれる新興企業を設立しました
2015年11月
彼は、サクラメントキングスの共同所有者であるMark MastrovNRG Esportsと呼ばれるプロビデオゲーム e スポーツチームを共同設立しました。2017年11月、ミラーはeスポーツへの関与を続け、同社のシリーズC資金調達ラウンドの一環として、スキルズと呼ばれるモバイルeスポーツ会社の投資家になりました。

Jeffrey Glass(ジェフリーグラス)

ジェフリーグラスは、一連の起業家であり、経験豊富な投資家であり、多くの若いスタートアップのアドバイザーです。彼は最近、Skyhook WirelessのLiberty Mediaへの買収のCEOを務め、取締役会への助言を続けています。それ以前は、ベインキャピタルベンチャーズのマネージングディレクターでした。2006年にベインキャピタルベンチャーズに入社する前、グラス氏は、ベリサインに買収されたとき、米国で最も急成長している企業の1つであるm-Qube、Inc.の共同設立者、社長兼CEOでした。2006年、グラス氏はニューイングランドでアーンスト・アンド・ヤングの「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、ボストン・ビジネス・ジャーナルの「40歳未満40歳」リストにも選ばれました。m-Qubeの前は、GlassはTransactive Solutionsの創設者兼社長としての地位にあり、

GlassはハーバードビジネススクールでMBAを、アマーストカレッジで経済学と政治学の学士号を取得しています。


という感じで、海外チームの強豪は殆ど職歴は凄まじい人で構成されてます。

果たして日本で強いチームを作るとしたら現状何を変える必要があるのか。という切り込んだ内容は興味ないのでスルーしますが、日本の才能ある選手達が素晴らしいチームへ行くお手伝いくらいはしたいなぁなんて思ったこの頃です。なんやかんや今僕って好きなゲーマーたちのために人生かけてるんやなって思うと感慨深いですよね。

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