GERAスタッフ日誌 プロダクトオーナー:恩田


はじめに

こんにちは、GERAの恩田と申します。

GERAを立ち上げて、事業責任者として、日々働いております。

事業責任者ですけど中間管理職です。一番辛いやつです。

それは置いておいて

GERA内部でやっている事をもっと発信していこう!と
チームから提案をもらいましたので
定期的にnoteを更新していきたいと思います。


現場メンバーはもちろん、開発やデザイナーも更新していきますので
だいぶコアなnoteになっていく予定です。

興味ない方は今すぐ戻るボタンを押してください!

何を書くか

GERAをリリースしてから1年が過ぎ
もっと色々な事にチャレンジしていきたいなと考えています。

そこで改めて、自戒のためにも
GERAが大切にしたいことを共有させて頂きます!

もし共感したよ!という方は

そのチャレンジを見守ってもらえたら嬉しいですし

番組の感想を呟く頻度を増やしてもらえると嬉しいです!w

もしGERAが大切なことを忘れているような行動を
とった場合はぜひ言ってください。

GERAを立ち上げたきっかけ

きっかけは兄から送られてきた『アルコ&ピースのオールナイトニッポン0(ZERO)』のURL。これで私はラジオにどハマりをしました。

まったけの回最高ですよね。

私がラジオにハマったと聞くや否や、兄は畳み掛けるように、
『オードリーのオールナイトニッポン』のURLを送ってきました。

当然ハマります。

ラジオの感想を送る友達がお互いにいなかったため
それからは定期的に感想を送り合うキモい兄弟になりました。

一緒に楽しんでくれる人って大事ですよね・・・!

そして2019年3月2日

「オードリーのオールナイトニッポン 10周年全国ツアー in 日本武道館」

私の人生は大きく変わります!

スクリーンショット 2021-09-09 23.02.23

内輪ネタなのに、12000人が同時に笑い、感動している。

ラスタカラーを身に付けた人が街中を歩いている。異様にダサい。目立つ。

そんな光景を見て、今までは兄弟間でしか楽しんでいなかったラジオが

多くの人が熱狂的に楽しんでいるラジオに変わりました。

その熱狂を肌で感じて、それをぶつける形で、GERAを上司に提案しました。

当時担当していた新規事業はあまりうまくいっていなくて、ずいぶん悩んでいたし、心が折れかけていました。

武道館エンディングで流れた10年20年は本当に心に染みました。


そんな時にGERAを上司に提案し

上司から「これはすぐにやろう!」と二つ返事でOKをもらえました。

図1


提出した資料を今見返してもとても雑。。。

OKしてくれた上司の器の広さがうかがえます・・・

今もめちゃくちゃ自由にやらせてもらっていますし

僕にとっては最高の会社です。中間管理職ですけど。


大切にしたいこと①「求められ続けるコンテンツを作る」

GERAで大切にしたい事は3つあり、
「1つ目が求められ続けるコンテンツを作る」です。

GERAを上司に提案した時には
『アルコ&ピースのオールナイトニッポン0(ZERO)』が
終わってしまった悲しさがずっと残っていたので、
「終わらない番組を作りたい」をコンセプトにしました。

しかし始めたらすぐに、「終わらない」をコンセプトにすることは
間違っていたことがわかりました。

芸人さんは面白いのに、運営側が良さを引き出せず、数字が伸びず
終わってしまう番組が出てきたのです。

事業としてやっている以上、数値が伸びない番組は続けられません。

お仕事をされている方はわかると思うのですが数字を追うという行為は
本当にしんどい事です。

そして期限や目標、終わりが見えないとそのしんどい行為はなかなかできません。

それなのにコンセプトが「終わらない」とすると誰も頑張れません。

結果的に番組が終わらないのであって、
その結果を出すためには「求められ続ける」が必要不可欠だということに
気づきました。

実はまだ「求められ続ける」とは何かは明確な答えはでていません。

たくさんのリスナーがいれば良いのか。応援がされていれば良いのか。

なかなか明確な答えは出せていないのですが

終わらないコンテンツを実現するためにも
「求められ続ける番組を作る」というのが重要で

GERAの大切にしていきたいことの1つ目にあげることにしました。


大切にしたいこと②
「本気でラジオが好きな人がより制作に関与し、チャレンジできる」


リスナーがメールを送るとパーソナリティが読んでくれるという関係は
ラジオが愛される理由の1つだと思います。


コメントを読むライブ配信とは
違った良さだと感じる人は多いのではないでしょうか。

メールを読むことでパーソナリティが爆笑したり、怒ったり
その番組のオチすら変えてしまうという
特殊な関係は明らかに他のメディアと違います。


そんなラジオの良さを実感する中で「本気でラジオが好きな人がより制作に関与し、チャレンジできる」を大切にしたいと考えたきっかけは


狂気のクオリティでメールを送り続けるハガキ職人と呼ばれる存在です。


リスナー(私も)にとっては、畏怖と尊敬を抱く対象です。

事業を作る上で、このハガキ職人さんに色々とお話しを伺っていたのですが
「ラジオ制作にかかわりたい」と思っている人たちが多く
しかし一方でそういった機会が少ない状況も知りました。


そこで狂気・熱量を制作にぶつけてもらえるよう
関わる機会が増やせればと思ったことも
GERAを立ち上げた理由の1つです。

サービスサイトに書いていますのでこれを機にぜひ。

画像3

そうなると「本気でラジオが好きな人がより制作に関与し、チャレンジできる」ではなく「ハガキ職人が制作に関与する」じゃない?という話になると思いますが

事業を進めていく中で、ハガキ職人さん以外でもラジオを愛する人は沢山いて、制作に関わりたい人も多い現状を知りました。

別にハガキ職人じゃなくても、作家じゃなくても、ラジオが好きで
本気でやるなら関わって良いのではないでしょうか。
恩田もそうですし。(メール送った事ない)

そういった経緯もありハガキ職人さんに限らず
「本気でラジオが好きな人がより制作に関与し、チャレンジできる」というのがGERAの大切にしていきたいことの2つ目です。


大切にしたいこと③
「もっと自由に応援できる」


最後に大切にしたいこと、3つ目です。
それが「もっと自由に応援できる」です。

人気の事情で終わってしまったコンテンツに対して
もっと応援しておけばよかった・・・・
と思ったことは皆さん一度はあるのではないでしょうか。

GERAを通して思わせてしまっている事もあると思います。

私もGERAを立ち上げる前にそれを味わったのが下記の番組です。

鹿野さんが貸す予定だった進撃の巨人の漫画を持ってくるの忘れて、
小野坂さんがキレる回がめっちゃ好きでした。

節分の回の酒井さんのフリートーク最高ですよね。


応援の気持ちはあっても、その種類が少なく、
自分がしたいと思える形でないとなかなか手を出し辛いのも事実です。

求め続けられるコンテンツを作ったとしても

その人に合った応援の形も提供しないと継続はできませんし

応援が負担になってしまうこともあります。

現状自由な応援がなかなか提供できていないGERAですが
「もっと自由に応援できる」を大切にし、機能開発をしていきます。


まとめ

長くなりましたがGERAの大切にしたいことを3つ紹介させて頂きました。

「求められ続けるコンテンツを作る」

「本気でラジオが好きな人がより制作に関与し、チャレンジできる」

「もっと自由に応援できる」

を目指し事業を作っていきます。

ただ綺麗事も並べました。

ラジオに関わりたいといってくださる方全てに
何かを提供できているわけではありません。

コンテンツや応援体制で現状のサービス提供は
及第点すら取れていないかもしれません。

自由に応援してほしいと言う割には
応援ボタンとスポンサー権、グッズの3種類のみの提供です。

数字の関係やいろいろな事情で終わってしまう番組も多々あります。

現状と理想のギャップに差がありますが、それを埋められるように尽力していきます。


PS


書きながら理想と現実の差に凹みもしたのですが
久しぶりに自分の好きなラジオを振り返っていたら、語り合いたくなりました。
みなさんいつか好きなラジオ語る会しましょう。


これ読みながら飲みましょう!w

恩田

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