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邦ロック女がJO1に沼落ちした話

 かれこれ9年間くらい、ずっと邦ロックを聴いてライブハウスやらフェスやらで汗にまみれアザを作りまくっていた女が一瞬でJO1にズブズブになってしまった話。推しは推せるときに推せということで(?)JO1という奇跡の赤ちゃん男神11人との馴れ初めを書き残そうと思います。
 私は人生で一度も男性アイドルにハマったことが無かったので本当に自分でもびっくりしている。ロックバンドのファンクラブには常に何かしら入っていたし、応援したいアーティストにはお金を落とすぞ!というマインドは元から持っていたのでオタクの素養は十二分にあったけど、アイドルって自分で曲書いてないし、そういう人の歌ってなんの影響力があるん?というひねくれ自界隈ナンバーワンクソサブカル女だった。

 2021年1月末、短期のアルバイトが一緒の後輩に「私、推しがいるんですけど〜・・」と推し語りされて見せられたのが鶴房汐恩。初めは「まあ〜こんな綺麗なお顔の日本人が?!」というくらいのリアクションで特に興味を持つわけでは無かった。JO1の名前だけはなんとなく知っていたものの、そうは言ってもそれより前に高円寺の高架下で「JO1って韓国人じゃないの?」と検索をかけて「え?全員日本人じゃん」となっただけ。
 バイトの休憩時間、後輩にやや無理やりPRODUCE 101 JAPANを見せられたのが全てのはじまりだった。初めは一人で家で見るのもなんか気恥ずかしいし休憩時間の間だけ付き合って見るか・・・くらいの気持ちでいた。(チンチャミアネ)しかし、話が進むにつれて練習生みんなの顔と名前を覚え、情が湧き、早く次をみたい、早くデビューメンバーを知りたい!の一心で最終回は徹夜で後輩と通話しながら見届けた。幸い後輩は布教のプロで、デビューメンバーをできる限り伏せて一緒に日プ観戦に付き合ってくれていた。当時の私の1pickは佐藤來良くん。彼が一度脱落したけどファイナルに戻ってきた時はガチで泣いた。7位の順位発表で「佐藤…」と聞いた時はリアルに「ハッ────」って呼吸が出た。そんなこんなでJO1と知り合い、私のカメラロールは着々と赤ちゃん男神の写真で埋め尽くされた。(ちなみに記念すべき保存1枚目はベロアスーツの豆原一成)

 無事にファイナルを見届けデビューメンバー11人の顔ぶれを知った頃の私は豆原可愛い、川西拓実よくない?鶴も素敵…と箱推しでふらふらしていた。
デビューメンバーが出揃ったファイナルの順位発表で本当に眼中になかった人がいる。呼ばれた瞬間も絵に描いたような「えw8位誰?」という反応をした記憶がある。

愛知県出身19歳木全翔也。

後に私の人生を狂わせ、輝かせる尊い命である。 


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 決定的だったのは結成1周年のライブ配信。鶴房のお誕生日にサプライズでパパおさんからのお手紙を読み上げるシーン。鶴本人が泣くのはわかるけど、、え、、木全も泣いてる。。。。?木全。。。?あんたなんて優しい子…スーツビジュ、黒髪センター分け大優勝してるのも相まって、友達のハートウォーミングなムードに感極まって涙している木全翔也に完全に沼落ち。今でもなぜこのタイミングで?というのが自分でも謎。それからというもののもう木全しか目に入らない。


 「木全好きかも・・・」と後輩に伝えると即座に動画が送られた。つるきまのスプーンアーチャー、おやすみ個人インスタライブ、さくらんぼTikTok、、、クリスマスパーティーでトナカイのカチューシャを縦に装着し、「コケッコッコー!!」と大声を出す木全・・・

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 動画を漁り、木全の「様子のおかしさ」に気づいた私はなぜかそこから深い深い沼に落ちていったのでした。上のLINE、今見ても本当にわからん、おかしい→1pickだ!!ってなんで?でも木全の全部が好きなのでオッケーです!

極め付けは写真集「Progress」の購入。

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木全のポスカ自引きにより、「これは神の思し召しかもしれませんね・・・」と、立派な木全ペンの誕生。

 それまで推していたアーティストに違和感を覚え始めていた時期というのもあり、思い切ってFCに入会したところ供給の多さに圧倒された。毎週投稿されるwebラジオ、課金することで見られる顔がいい推したちの綺麗な顔顔顔・・・おまけに楽しい相性診断コンテンツまで。。。比較するのは良くないけど同じ額払って不定期更新のwebラジオ、超不定期更新のメンバーブログを待っていた前界隈のファンクラブはなんだったんだ、、、と呆気に取られた。おまけにびっくりしたのはプラメという神コンテンツ。推しからメールが届く?!?!?!?!そんな世界線あっていいんですか・・・?木全のプラメはさも友達に送るかのような文面、いい感じにゆるくていい意味でアイドル営業らしくなく、それがグサグサに刺さるタイプの人間なので無事に死んでいる。

 木全推しなのは置いておいて、JO1は私の「アイドル」の概念をぶち壊していく。まず日本のアイドルはソロパートが少なく基本ユニゾンで歌い、合唱か?という印象だった。(本当に各方面すみません)全員で歌えば多少下手でも問題なし、顔が良ければいいんだもんな。と思っていたところJO1歌うめ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!と感動したのを覚えている。個々で違った魅力の歌声、綺麗なフォーメーション、隅々まで揃ったダンス、パフォーマンスはばちこりキメるのに裏ではぎゅっと集まり距離感のバグった仲良し青年11人。礼儀正しく、心が優しくて常に全肯定な彼らは応援したくなる理由しかない。奇跡の11人組だと思う。あと全員四捨五入したら脚。
スーパー褒め褒めタイムが終わらないのでこの辺で切り上げます。


自己満足なので誰に読んでいただけるものかわかりませんが駄文をここまで読んでいただきありがとうございました!!!推しのいる人生についてまた別の記事を書きたいなと思います。最後に・・・

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日プ履修中、私が唯一木全に言及した際の記録です。マジで愚かですね。人生って何が起こるかわからないです。

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