見出し画像

ジオパーク・オンライン #022 恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク(みどころ&動画)

このレポートは無料で読めます。
オンラインツアーの動画は最下部にあります(有料)。日本ジオツーリズム協会メンバーの方は無料で見られます(※2024年4月以前にご入会の方のみ)。

第2期10回目(通算22回目)のオンラインツアーは、恐竜渓谷ふくい勝山ジオパークから。ガイドは福井県立恐竜博物館で展示解説員を経験されたこともある川田香菜子さん。専門員の町さんも一緒に「勝山の恐竜たちに出会う旅」に出発です!
 
特急サンダーバードで着いたJR福井駅前、そして乗り換えの「えちぜん鉄道」はいずれも恐竜一色!勝山駅からは「恐竜ジャンプ」で一瞬のうちに発掘現場、勝山市の北谷へ。日本で発見され、新種として学名がついた恐竜の半数以上がここから発掘されているそうです。
 
北谷の地層は、数多くの化石がみつかることで有名な「手取(てとり)層群」。天然記念物なので個人では発掘できませんが、そこはオンラインツアー、川田さんの「行きましょう」の合図で心は完全に調査員です。残念ながら、今回は収穫無し。それでは化石を見に、恐竜博物館へ行ってみましょう。

館内では巨大なティラノサウルス模型、研究員さんお勧めの「百戦錬磨」アロサウルス骨格標本などを見てから、福井の恐竜たちに迫っていきます。

彼らが生きていた1憶2000万年前という時代、北谷はどういう場所だったのか。 発見される化石から、「大きな川の下流」だったことが分かっています。しかも日本列島はまだ存在しておらず、この場所は大陸の端にくっついていました。なんと、恐竜たちは化石となった後、化石を含む大地の動きと共に大陸を離れ、後に勝山となる場所まで長く遠い旅をしていたのです!
 
旅の終わり、「恐竜は、ふくい勝山が好きだから勝山に来たのか?」という問いかけに戻ります。研究者は「偶然だ」とおっしゃるそうですが、ジオパークガイドは皆、「恐竜は福井勝山が好きだからここに来た」と思っているそうです。最後には勝山の見所紹介もありました。

さあ、皆様は、恐竜とふくい勝山がお好きになりましたか?

日本ジオツーリズム協会メンバーの方は、下にスクロールすれば見逃し配信(アーカイブ)が見られます(※2024年4月以前にご入会の方のみ)。

ここから先は

0字

¥ 1,000

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?