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【スマホ向け】週間 日本株ヒートマップ 時価総額×騰落率 1/25-1/29 (無料)

今週の日本株(時価総額100位以内)の日本株の状況が
ひと目でわかるヒートマップを作りました。
今週はどんな状況だったのでしょうか…。

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【相場サマリー】

日経平均は-3.8%でした。
株価調整局面に突入したようです。

昨年から日米株ともに株価が高騰していました。
最初はコロナ禍での各国政府の財政出動が
効いて株価が上昇していきました。

しかし、一度勢いよく上がりだした株は、
自然に適正水準で止まるわけではなく、
行き過ぎることが多いです。

そして、上げ相場を創った原因とは
関係ない何かをきっかけとして
調整局面入りすることが多いです。

今回の調整局面は、
① 米国大型銘柄の決算発表のタイミング
② ロビンフッダーと呼ばれる
 比較的投機的な動きをする米国株の個人投資家が、
 その投機的な動きを強めた。
という二点だと思われます。

特に、②については象徴的な事がありました。
最初、ゲームストップというアメリカゲーム販売店の株に、
機関投資家が、空売りを仕掛けていました。

空売りは、株価が下がれば儲かり、
上がれば損をする仕組みの投資商品です。
一定以上に上昇すると、
空売りしている投資家は、
その空売りポジションを強制的に解消させられ、
多額の損失を蒙ります。

空売りを知った個人投資家たちがSNSで結託し、
その空売りポジションを強制的に解消させるべく、
買いを仕掛けました。

これにより、例えばヘッジファンド大手メルビン・キャピタル・マネジメントは
3000-4000億円の損失を被ったと言われています。

このように混乱が起きると、
他の個人投資家も機関投資家も一時投資を控えようという
マインドになり、今週の米国株の株価下落に繋がりました。
そして、その影響を受けて、上のヒートマップのような
全面安になっています。

特に下げが大きかったのは、
後述のエムスリーに加え、
最近絶好調だった半導体関連面柄の
・東京エレクトロン -8.5%
・アドバンテスト-9.1%

米中株を大量保有する
ソフトバンクG -7.86%

コロナ銘柄として上げていた
ZHD(Zホールディングス) -7.06%
野村総研 -9.36%
などが挙げられます。


【注目銘柄】

東芝

東芝は、1/29に東証一部復帰となりました。
そして+15.25%と大幅高となりました。
その根拠として、債務整理が完了し、
成長へ向けた中期計画を示したことが評価されたこと
が挙げられます。

日本を代表する企業なので、
この復帰は本来は日本株市場にとって
プラスの効果を持つ材料であることは
間違いありません。

エムスリー

国内医療プラットフォーマーの
エムスリーは-13.19%となりました。

昨年は、一番の勝ち組銘柄で株価が高騰していました。
その分、今回の市場全体の下落の影響を一番に受けています。

プラットフォーマーの地位を活かした
新規ビジネスの立ち上げにより
高い成長可能性を持っていることは確かです。

しかし、どこまで成長できるかは
人によって意見が分かれるところで、
今のリクルートやKDDIに並ぶ時価総額に
見合うかどうかは、だれもわからないというところだと思います。

個人的には、1/3の株を保有するソニーとの連携で
人工知能を使った新規ビジネスを導入ししていけば、
時間はかかっても医療や製薬業界を変革できると思います。
この株価も妥当なのではないかと思っています。

三井不動産・住友不動産

今週の下げ相場で、不動産関係は唯一挙げているセクターと言えます。
若干コロナ感染者数が減る傾向が見られていることが原因だと思われます。

図1

コロナ感染者数が減ってくれば、オフィス需要の回復が見込めます。
また、いち早くアフターコロナに対応して、シェアオフィス事業を
拡大していることも好感されているようです。


このページは【毎日更新】日本株ヒートマップの1ページです。

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