What Is Synthwave?

※当記事は「Anti-Aging Record Advent Calendar 2019」9日目の記事です。 

 こんにちは。じおと申します。ブログとか記事とか書くのは初めてなので、拙いところはありますが、どうかよろしくお願いします。(あとタイトルダサくてすみません)

 まず自分がSynthwaveを作るようになる経緯を話します。自分は1年半ちょっと前、AARに入りました。その過程で、Cli◯n先輩から、「作る曲のジャンルは、できるだけ絞って作っていった方がいい」というありがたいお言葉をいただき、自分がこれから作っていきたいジャンルを探しました。おかげで、いろいろな楽曲をdigる中で、Synthwaveという音楽ジャンルに出会うことができました。一番最初に聞いたものがこちらです。

 この音に惹かれ、昔風なものが好きだったこともあって、こんな音楽を作ろうと考えました。

 これから、自分的Synthwaveについていろいろ綴りますが、まだにわかなので、思い込み&間違いがあると思いますが、ご容赦ください。

1.Synthwaveとは?

 皆さんが聴く曲の中で、Synthwaveのようなものはあまりないと思いますので、どんなものがSynthwaveか、ピンとこない方が多い思います。基本的には、80年代のSF映画やホラー映画、アーケードゲームなどのサウンドトラックにおける、アナログシンセやドラム(マシンを含む)、コード、雰囲気などを模した電子音楽という立ち位置になると思います。その一方で、曲の中でガンガンにサイドチェインをかけたり、リバーブやディレイとかを結構かけたりしている、かなり今っぽい楽曲が多いです。つまり、Synthwaveは、現代における80年代のシーンの再解釈的な音楽であると自分的には考えています。また、その中でもかなり曲調に幅があり、

こんな激しく、ヘヴィーでものすごくかっこいいものや、

こんな夜道を走るデロリアンの中でかかっているようなものから、

こんな落ち着いたものもこのうちに入ります。

 Synthwaveの歴史は2000年中期にのぼり、初期はFrench Houseというジャンルが背景にあったとされます。2010年代に入ると、海外でこのようなシーンの映画などがヒットし、その過程でSynthwaveが注目を浴び、Synthwaveというジャンルを確立していったようです。

 またSynthwaveと同じようなジャンルとして、Retrowave、Dreamwave、Outrun、Darksynth、Sovietwave、Futuresynth、、、などなど、書くのも大変なくらいジャンルがあります。あまりジャンルの違いがわからないものもありますが。

2.他ジャンルとの違いと融合

 インターネット音楽という立ち位置で、似たものにVaporwaveがあります。このVaporwaveは曲調が昔風で、楽曲のジャケットも同じようなものが多くあるので、よく混同されがちですが、実は結構違っていたりします。Vaporwaveは、基本的にはサンプリング音楽で、実際の80年代、90年代の曲を引き延ばしたり、チョップしたり、エフェクトをかけたりして、その名の通り蒸気のような気持ち悪い気持ち良さのある曲にすることが多いです(しないものもありますが)。その一方で、Synthwaveは、自分で一から昔風の音楽を作ります。そのため、曲風的に80年代でも、メロディーだったり、ボーカルだったりが結構現代っぽく感じることが多いです。

 また、Synthwaveというジャンルは、ほかのジャンルと一緒になることがあります。

 その一つに、Chillwaveがあります。このジャンルは、元来のChillwaveのゆっくりとした、Lo-fiな雰囲気と、Synthwaveのリズム感やシンセを鳴らしている感じが合わさったもので、今特に人気が上がってきているジャンルです。その代表例はこちら。

 また、少なくはありますが、Progressive Houseと融合したような、Disco Progというジャンルもあります。このジャンルはその名の通り、昔のDiscoっぽいSynthwaveの雰囲気に加えて、Progressive Houseの落ち着いた雰囲気や、とにかくエモいプラックなどを取り入れたものです。その代表例はこちらです。

3.どんな音源を使っているか

 ここで、自分が普段Synthwaveの曲を作るときに使っているプラグインとドラム音源を紹介します(書くことが思いつかないので)。まずプラグインを紹介します。

u-he Diva

u-he Repro1/5

Korg Mono/Poly

TAL  U-NO-62

Daichi Synth1

この辺りを使うことが多いです。特に下2つはフリープラグインでかなりのクオリティなので、Synthwaveを作りたい方におすすめです。また、u-heのシンセは特にアナログの暖かみがあり、かなり使っています。CPUかなり食いますが。

 また、ドラム音源はSpliceで買ったものと、FL Studio付属のものが多いです。特に、Linn Drumや707など、アナログ系のドラムマシーンが使いやすいです。

4.まとめと謝辞

 いかがでしたか?(笑)

 かなり内容が薄い話になってすみません。とにかく、より皆さんにSynthwaveについて少しでも興味を引かれてもらえたら幸いです。

 堅苦しくなりますが、このジャンルに出会えたのもAARに入ったからです。AARの皆様に感謝いたしますとともに、これからも精進して、下手ではありますが、曲を作っていきますので、どうかよろしくお願いします。

おまけで自分が作ったFLのSytrusのプリセット置いときます。ではまた。

※引用:Wikipedia 「シンセウェイヴ」 https://ja.wikipedia.org/wiki/シンセウェイヴ (2019年12月8日閲覧)

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