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人生を変えるために増やすべき人付き合い

リングフィットアドベンチャーが自宅に届いた。早速やりはじめたが、初っ端から筋肉痛だ。いかに運動不足だったのかがよくわかる。

しかし、運動量が明らかにいい感じだ。パーソナルトレーニングに通っていたときの、汗のかき方や筋肉疲労感に非常に近い感じ。翌日の筋肉痛も、まさにその時と同じで、このゲームの良さがよくわかる。

Switchからの購入だったので、結構な出費ではあったが、パーソナルトレーニングの費用と考えると1〜2週間でペイできるくらいの額なので、とてもお得である。

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QOLを意識したことで、湘南に移り住んだ。おかげさまで少しずつデトックスされていっている感じがある。特に効果を感じたのが、薬などに頼らずに喫煙習慣をやめることができたことだ。

最初の1週間くらいは、そこそこしんどさもあったのだが、海に行って波をみることで気持ちがスッとしていって、喫煙などしなくても耐えられるようになった。御存知の通り、喫煙習慣こそがストレスの一番の原因であるため、峠を超えてからはむしろ日頃のストレス自体が減っていってる感じである。

自分が毒にまみれているときは、気づかないものである。デトックスされていけばいくほど、ストレスの原因が喫煙にあったことを実感する。喫煙をしなくなったことで、人間性も以前より穏やかになっていっている気がする。

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人の根本はそうかんたんに変わるものではないという意見がある。とくに成人してからは、それまでに人間性的なものが形成されてしまっているので、ちょっとやそっとじゃ変わらないのだそう。

しかし、自分が人生において大きな変革を幾度か経験してきて、人間性も変わってきたことから、簡単ではないかもしれないが、原因がわかっていれば、人は意外と変われると思っている。

変わるのに一番大切なのは「環境」だ。

例えば、親兄弟や友人が人の悪口ばっかり言う人であれば、自然と自分もそういう人間になる。親兄弟や友人が、人を傷つけることばかりやっていれば、自分もかんたんに人を傷つける。親兄弟や友人が、つねに笑ってすごすハピネスな人たちであれば、自分も常に笑い、ポジティブになれる。

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自分が周りの人によって変わっていくのと同様に、自分の存在もまた、周りの人に影響を与えていく。

そうして自分の周りに生まれたネガティブは、さらにネガティブの輪をひろげていく。ネガティブな環境はそうして出来上がっていく。最初は小さなネガティブな村が、時間をかけて大きな街になり、やがて都市になり、国になる。シムシティだ。

ネガティブな人はポジティブな人を避ける。逆もしかり。そうしてより鮮やかに、環境は色づいていく。

もし自分が今、ネガティブな人間で、ポジティブになりたければ、付き合う人、仕事環境、生活スタイルを変えるのがよい。特に人間関係をガラッと変えられれば一番効果的だが、何も既存の付き合いをやめる必要はなく、ポジティブのシェア率を上げていけばよい。ポジティブな人を1人、また1人と周りに増やしていき、そうした人と過ごす時間を増やし、その時間をとても大切にしていけばよいのだと思う。

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自宅でお酒を飲むことがほとんどない。いわゆる晩酌習慣がないのは、うちの親が晩酌をする習慣がなかったからだ。お酒は強い親なのだが、毎日は飲まないし、ましてや自宅の食卓にお酒がならぶことがほとんどなかった。そんな環境で過ごしてきたので、食事のときにお酒を飲むという感覚がないし、お風呂上がりにビールを飲む感覚がよくわからないのだ。お風呂上がりはフルーツ牛乳のほうがしっくりくる。

毎日お酒を飲む人からすれば、まったく飲まない僕のことは理解ができないと思う。僕が逆にわからないのと同じ。最近は、前にもまして基本的に外でもお酒を飲む率が圧倒的に減った。むしろ、お酒を飲む場でもノンアルで過ごすことが増えてきたほどだ。

お酒を飲むと、愉快で楽しくなるタイプで、キレたり泣いたりといったことがない。むしろよくキレる人たちの喧嘩の仲裁したり、酔いつぶれる友人の介抱をしていた。

飲んでも飲まなくても、そんなに何か変わることがないので、飲まない。むしろ最近は、おっさんになったので、翌日の仕事のパフォーマンスに影響している。そのため、以前にも増して本当に飲まないようにしている。

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湘南に移り住んでからは、日頃の生活で感じる謎のストレス自体が減った。そして理由はわからないが、早寝、早起きになった。早いときは21時ぐらいには寝ている。その変わり、夜の1時ぐらいに目がさめることもある。おっさんやなくて、おじいちゃん化しているのかもしれない。

そういえば、白髪が目立つのがいやで、ここ1年ぐらい金髪にしている。特に湘南に来てからはブリーチオンリーで、できるだけ白に近づけようとしていたのだが、いかんせん完全に白にならないし、ブリーチするのも億劫に感じてきたし、日本にいると脱色した髪はウケがよくない。色々と面倒なので、近々やめようと思う。

こういう諦めに近い感じは、おっさんだからこそ楽しめることなのかもしれない。おっさんも悪くない。ここから先は、いかに脱力して暮らしていけるか、力いっぱい考えたいと思う。

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