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Croatia 魔女になる⁉︎

11月18日から共に過ごした友達と別れまた一人旅再開、そしてバスに乗り陸路にてクロアチア入国。
それと同時にシェンゲン圏外になり滞在日数を国ごとに計算すればいいから少し楽かな。

いつも通り入国してから観光名所やレストランなどを調べて観光開始。
最初の場所はクロアチアの首都ザグレブ、想像してたより結構小さな街で街の雰囲気はとてもゆったりしていて地元の人達もとても優しく暖かい気持ちにさせてくれました。
この街はワインが有名らしく市場に行くと計り売りでペットボトルに入れて買えるみたい、実際自分は買わなかったが昼間から地元のおじさん達がペットボトルでワインを飲んでるところを何回か見た、後で飲んでおけばよかったと少し後悔...



そして街中のあらゆる所でハートのロゴを見つける事ができてザグレブのシンボル?みたいで女子ウケしそうな感じ。
マグネット付きのハートロゴの素材は本物のビスケットの生地から作られてるとの事、見た目が美味しそうだから本当に食べちゃいそう!

そして夜はルームメイトが飲みに連れ出してくれ、彼女の地元でもあるザグレブのBarとクラブを案内してくれ、ビールを飲みながらお互いの国の事や人生観について語り明かした。
クラブでは恐らく地元の人以外来る人がいないのとアジア人が殆ど来ないというのもあるせいか、やたらと自分に話しかけて来る人が多く珍しがられた。
「ようこそザグレブへ!」なんて言ってもらえて良かった!

そして4日間ザグレブを満喫した後この旅でめちゃくちゃ行きたかった一つの街ザグレブからバスで約7時間掛けてドゥヴロニクへ向かった。

そこには僕が大好きなジブリ映画、魔女の宅急便と同じ景色が広がっていた。小さい頃から魔女の宅急便が好きで何度も見返していた、そんなある時この映画のモデルになった場所があると聞きそこがドゥブロニクだと知っていつか絶対に行こうと決心していた。ここはアドリア海に面した街で、世界遺産にも登録されている旧市街はアドリア海の真珠と言われるくらい美しい街並みだ。ザグレブと違い温暖な地域で11月末でも日中は20°c以上でとても過ごし易かった、この時期は観光客は少なかったが夏になると人も多く物価も高騰するらしく良いタイミングで来れてよかった。

そしてこの場所で一番街を見渡せるスルジ山に登ることにした、頂上まではケーブルカーも使って登ることが出来たが、景色をじっくり楽しみたかったので魔女の宅急便のサウンドトラックを聴きながら登ることにした。

頂上までの道のりはジグザグな道で少しずつ赤いレンガの街並みが見えてきて徐々に気分は映画のストーリーに入り込み、気分は魔女のキキになって空を飛ぶ!いや、飛べそうな気持ちになった。そして登り始めてから約30分ようやく頂上に到着そこには自分が思い描いていた以上の景色が広がっていた。

心からここに来れて良かったって思えたし、この瞬間の気持ちを感じれたのは恐らくこのタイミングで来たからだと思う、日本での仕事のキャリアや家など全部捨ててきてまで今回長期の旅に出ていて不安もあったけどそんなの全部吹き飛んで本当に旅に出て良かったと思った。ドゥブロニクに行った時だけでなく初めて訪れる国に行く度に感じている。少しずつ子供の頃の感情に戻れている感じがする。

また生きているうちに来れたら良いな。

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