なぜインドは非難決議を否認した?

※今回は、読んでもらうための文章ではなく、後々話をするための覚書である。(なので、文章が適当です)そして、エビデンスをしっかりとっていないので妄想的な部分もありますので、ファンタジーに近い感覚である。

結論

①昔お世話になったから
②現在も武器調達でお世話になっているから
③リスクヘッジ


シンプルに書き起こしてみると、上記3点があげられる

①昔お世話になったから

 実際問題、冷戦時代からお世話になって核保有国でいられるのはロシアのおかげだよね?というところがある。そんな、歴史的背景があるから簡単に手を切れないし、当時お世話なった人たちは重鎮やご意見番等と発言権がまだまだあるから下手なこと言えないと思う

【1950 年代】
ソ連が公的部門の製鉄所建設を援助した。インフラ整備や技術援助を行った
※当時、西側先進諸国は、発展途上国が特定の産業を国家主導で育成する政策には批判的だったらしい

【1960年代】
経済援助に加えて兵器の供給においてもソ連が参入

【1970年代】
タラプル原子力発電所に対する燃料供給問題。アメリカが支援していたけど、国内法を理由に支援停止。その隙間をソ連が埋める

【1990年代】
濃縮ウランの供給協定が切れて、中国から購入
核実験を実施。世界中から大顰蹙を買うがロシアは事実上の承認


②現在も武器調達でお世話になっているから

インドの装備について、60%程度が旧ソ連およびロシア製と言われている。なぜ、アメリカから購入しないのか?2000年代は、核兵器保持を理由に経済制裁されており、パキスタンが暴れるまでは敵対しされていたので、購入できなかった背景がある。S-400地対空ミサイルを昨年ロシアから購入する話になったが、米国産じゃない理由は「高い」ので資金的な問題もあったり、射程が長めだったりとトータルメリットで契約した模様。
仲良くやりたくても、ない袖は振れぬってわけだ。

③リスクヘッジ

A.万が一、ロシアが勝った場合の報復が怖い
B.日米欧はインド市場を見捨てられないという甘え


今回、万が一にもロシアが戦術核を使用して勝利した場合、核保有国を認めたり、武器を支援したり、昔馴染みだったのに裏切った報復は確実に受けることになる。潜在的な敵は、いつも通りですけども「味方だった」とか「飼い犬だった」とか思っていた相手が裏切ったらそれは激怒される可能性がたかい。しかし、日米欧はこれから投資したいマーケットを「切り捨てて、制裁を加えることが出来ない」という事実がある。それに、どこか1国との関係を特化して痛い思いをしたことがあるため、リスクヘッジはしっかり行われると思う

まとめ

核保有ってやっぱり強いということだ。それを認めてくれなくて経済制裁加えたところは・・・信用しきれない。ロシアが倒れられると将来的に核を破棄させられる可能性はかなり高くなってくる

そして、同時に個人的な感傷は棚上げするが、原子力発電は必要である。ロシアを止められない理由は、エネルギー問題である。そのため、自分でエネルギーを確保できれば暴挙に出る前に止めれたのである。

兵器としても、エネルギーにしても核という代物はとても厄介である


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?