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原発という名の必要悪

 連日の戦争で、手を付けないといけない時期が来てしまったと思う

 今回の戦争の責任は、日本にも間違いなくある
 なんせ、国家予算の3割を軍備と年金に費やしているよく分からん国から「自分たちの快適な生活の為」にエネルギーを買い、お金を渡していたのだから・・・どこぞの国は、超大国とか言いながら発展途上国程度のGDPしかなくて、その資金源は天然資源であることは明白である。

 「原発は危ない」「放射能は怖い」「戦争になったら狙われる」だから「脱原発」と掲げてきた気持ちはわかる。日本においても、残念ながら原発については重大事故を起こしているため、安全な発電方法ではないと明言する。また、ジュネーヴ条約(戦時国際法としての傷病者及び捕虜の待遇改善のための国際条約)によって、原発は攻撃にさらされることはないと思いながら、某国は平然と砲撃して条約が守られなかったのは事実である。

 それでも、今選択の岐路に立っておりどの必要悪を選択するかを考える時が来たと思う。大雑把に書くと次3つになる。
① 放射能事故が怖くて、戦争を行う国からでもエネルギー資源を購入する
② 安全ではないが、危険な国へお金を払わずに、原発を使用する
③ 生活レベルを下げて、購入先を絞って高い価格でエネルギー資源を調達する

 要するに、どの選択をとっても不利益は発生する。なので、タイトルに書いた通りに「必要悪」という存在にたどり着く。
① 後々の脅威を外に押し付けて先送りする
② 一部の地域に爆弾を抱えさせるか
③ みんなで一緒に衰退するか
 さぁ、どれかを選ぼうぜ!という悪魔の選択肢を選ぶことになる。③はまず選択肢にないと思う。エネルギー資源を使いづらくなるということは、インターネットやスマホ、パソコン、自動車等のエネルギーを使うことに制限をかけることになる。衰退とは、極端すぎるというかもしれないが収入が増えないといわれている時代に、電気代やガソリン代があがる。当然、工場の原価も上がるから物価も上がる。生活していくために必要なコストが上がるということは、文化や娯楽にお金が使えなくなる。仕事をするために生きる人生をみんなに許容させることが出来るか考えてもらいたい。まず無理だ。
 次に、①について考えてみよう。まさに今起きている現状が一つの結果である。今までは、良かったかもしれないが戦争が起きて、たくさんの人がなくなって、物資がなくなってインフレが加速して、経済制裁が発生して経済成長が止まる。結局、問題の先送りでのちのち困る
 最後に、③だ。語るまでもない「危ない」以上終わりだ。ただし、自国でエネルギーを調達できるため、他国依存度は下がる。資源を理由にした脅しが利かなくなる。電気代やEV車種の普及が進めばガソリン代も高騰しづらくなる。ただし、「危ない」。

 さて、ここまで読んでもらって「脱原発して、再生可能エネルギーを使えばいいじゃん」という人がいると思う。買っている天然ガスを埋めるだけのエネルギー生産出来ていない。「将来的に」というかもしれないが、困っているのは「」である。そして、言わせてほしい。あれは再生可能エネルギーではない。例えば、太陽光発電システムは太陽熱や光を奪ってエネルギーに変化している。本来であれば、植物が育つ環境を潰して代わりに電気を貰っているようなものである。当然ほかの発電方法も同様である。等価交換の原則はかならず発生するため、無から有を生みだすことはできない。利益を得るために不利益を許容しないと、いけないことに目をそらしているにだけである。

 ここまで書いて、筆者としては「原発稼働させようぜ」と思っている。
エネルギー資源は物量的に減る→物価が上がる→今までやれていたことが出来なくなる→政策が悪い→政治家が悪い」といったところで、1円の足しにもならない。それなら、一番許容できる悪を選ぶべきだと考える。その悪が、一部の地域を犠牲にして安定したエネルギーを得ることだ。(なお、私は原発に万が一のことがあった場合避難指示が出る地域に住んでいるがそれでも許容すべきと考えている)要するに、生活レベル下げることは避けたいと考えている。NOTEで記事を書くにも電気は必須である。かといって、驚異的な国は行動を起こしてしまい、某国から調達することもできない。ならば、残された選択肢を選んだにすぎない。

 結局、何かの悪を認めないと我々は生活していくことが難しいということである。このように、SNS等で自由に発言できるからこそ、理想と現実を見据えた上の発言が求められるのだと思う。

さぁ、必要悪を選びましょう・・・・

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