アケコン 天板アクリルパネル自作について(Qanba Pearlなど)

お疲れさまです。
先日、アケコンの天板クリアパネルを自作した為、必要なもの、買えばよかったものなど備忘録として残します。


■はじめに

アケコン天板にイラストを挿入するためには、別売りのクリアパネルを購入する必要があり、売り切れていたことが発端です。
Qanba Pearlのような上からパネルを乗せるタイプなら同じ手順で可能。

自作のメリットは下記のとおり。
①ホールソーなどの機器がそろう
②レバーレス自作などの際に経験が生きる
③愛着が淡く
デメリットは強いて言えば、時間がかかることくらいです。
ちなみに、既存アケコンのレバーレス化などの場合は、モノによっては天板の金属板の加工が必要になり難易度が上がります。

■必要なもの

・ドリル
言わずもがな、ホールソーにて穴あけ等に必要。ホールソーの下準備の穴あけに、普通のドリルも使用。4隅のネジ穴にも。

・定規
アクリルサンデーカッターがズレないように支え。けがきなどに使用

・30mmホールソー
アケコンボタンの一般的な大きさとちょうど同じ。
開け方を間違えると、穴がずれたりひびが入るため慎重に。
ひびが入っても、パネル下地のイラストなどの色で全然目立たないので気にしない。
ホームセンターで下記商品を購入したが、ネットだと複数入りで安いものもある。レバーレスなんかだと30mmと24mmの両方使う場合が多いのでなおさら通販推奨。
【超重要】コツは、最初は軽く乗せゆっくり回転で溝を作るイメージ。

・アクリルパネル
これが、天板になります。ホームセンターで購入
【重要】やすりかけや作業で細かい傷がつくためなるべくシールははがさない。

・アクリルサンデーカッター
1/3ほど溝を掘ることできれいに割れる。3mmのアクリル板だったためかなり苦労した。Qanba Pearlは完全な長方形ではなくカーブもあったが何とかなった。

・コンパスカッター
アクリル板にけがきができるが、コンビニプリントした天板イラストにボタンの位置を開ける役目。ボタンの位置を開ける際は、天板下の金属板のほうに合わせるといい。アクリル板は後からやすりで穴の拡張が可能。なくてもいいかも。

・耐水やすり
ボタン穴やアクリル板の淵を滑らかにするのに使用。
ボタン穴については、やすり掛けなしでもボタンは入るが、金属板とアクリル板にずれがあった際にアクリル板を削って穴を拡張するのに使用。
耐水だとプラの粉が水でまとまるため健康的。
目は50前後、100前後、400前後くらいがあれば足りる。
アクリル表面に不可抗力で触れると細かい傷がつくため注意。
おそらく、作業過程のボタン外しで下部のネジを触ることになり補償対象外になると思うので、露出のない箇所のやすり掛けはほどほどでいい。

■買えばよかったもの

・ホットカッター
アクリル板の暑さによるが、3mmだとアクリルサンデーで割るにはかなり疲れるため、楽に切断できるのならば買っておくべき。切断面は荒いやすりで何とでもなる。

・木
ドリルで穴をあける際、何か下にしかないとほぼ作業不可能。運よく家具の廃材で対応できたが、なければ無理だった。

・錐
ドリル→ホールソーの順で穴をあけたが、ドリル先端が尖っているタイプでなかったため、ほぼすべての穴がずれた。自作レバーレスみたいに天板が板一枚ならずれても問題ないが、アケコンだと金属板>イラスト紙>アクリルパネルの3段構成になると思われるため、穴あけは全工程で最重要項目になる。穴の位置を妥協するとあとから穴拡張のやすり掛けをかなりする羽目になるため絶対買おう。錐→ドリル→ホールソーの順で作業。

・マスキングテープ
作業中に細かい傷がつきやすくかなり気になるためあるといい。ただし、イラストの上に乗せると全く目立たなくなるため不要とも思う。

・シール
作業前はネジ穴内にのりのようなものがあり空気や汗との接触を抑えていたため、代わりになるシールなどがあればネジの錆を防げます。

■感想

 ここに記載がない作業として、天板イラストの作成がある。
Photoshopがない場合は、GIMPにて専用のテンプレートを編集する形になると思われる。サイズ設定をせずに印刷してしまいローソンを2往復した為、きちんと調べてからがおすすめ。調べたら複数のブログが出てくるため探すのに苦労はしないはず。
 作業はほぼ一日で終わり、アクリルにひびが入ったときはどうなるかと思ったが、完成したアケコンをみるとかなり愛着が沸いた。
 これをきっかけに次の休日にレバーレスの部品を注文し作成したくらいには、格ゲーモチベの向上に繋がった。

イラストはネットから拝借


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