加賀楓バースデーイベント2021
はじめに
11/30に22歳の誕生日を迎えた加賀楓さん
今週はそのバースデーイベントについてお話しようと思います。
身勝手なオタク心
実はこのバースデーイベントに際して
少しだけ変な覚悟をもって挑んでいました。
時を少し戻して今年の8月
ソロフェス!2が行われました。
加賀さんは
後浦なつみさんの「LOVE LIKE CRAZY」を自ら作ったダンスで披露。
ダンスを存分に生かした素晴らしいパフォーマンスをみせました。
ただ1つだけ気になってしまったことが…。
その後のインタビューで
「ヒップホップが好きだということに最近気づいて、振り付けも今年もやろうと思っていたので、
思いっきりヒップホップの曲ってあるかなって小田さんに聞いたんですよ」という部分。
ソロフェス!2はMVPとMIPを決めるというイベントであるため
仮にも小田さんは共に競う相手であるということ
そして視聴者からもリクエスト曲を募っていること
という2点があって
この一言に違和感を覚えてしまいました。
ただ
小田さんが多くの曲を知っていて
自分(かえでぃー)のパフォーマンスの良さを1番近くで見ていて
自分(かえでぃー)がどんなパフォーマンスをしたいかを知っているから選曲を聞いた。
というかえでぃーの思考回路も筋が通っている。
このちょっとした解釈の相違。
ちょっとしたことですけど気になってしまったまま夏を過ごしてしまった。
解釈が違うならば
「解釈をもう一度合わせにいくか、それが叶わぬなら黙って去るか」
を選ばないといけないと考えてしまったのです。
それを確かめるのが今回のバースデーイベントかなと私が身勝手に覚悟をしてしまっていました。
結局は楽しみしかなくて
とはいえ当日を迎える時にはあまり心配していませんでした。
そもそもの違和感がちょっとしたことだというのもあります。
その他にも要因があって
ダンス学園の激闘をくぐり抜け、なおかつ風公演で重要なシーンをいくつも任されてきた2021年。
Ballad公演を経て大きく進化した2020年のように
今年も大きな進化が見られる気がしたこと。
さらにはかえでぃーの顔に楽しさとか柔らかさが増えたことがあげられます。
パフォーマンス力が上がったからこそのいい意味での余裕なのか、後輩が続々入ったことによる先輩としての立ち位置が水に合ったのか、もしかしたら単純にモーニング娘。としての活動への慣れかもしれませんが明らかに表情が変わった気がしていて、そこも期待感をかきたてられました。
そして個人的には
直前の個別サイン会でバースデーイベントのことを話に行った時が決定打でした。
この宛名を見たときにかえでぃーが
「おっ!(来てくれるんですね的なニュアンス)」って言ってくれたのがなんだか嬉しかったですし
期待しちゃっていいですか?って聞いても
気負いすぎず、けどどっしりとした表情だったのが印象的でした。
なんだかんだ身勝手なことをいいつつも
バースデーイベントまでの日を指折り数えて楽しみにしていました。
答えは目の前にあって
結論からいえばバースデーイベントは
さも当然かのごとく進化した様を見せてくれました。
謎解きコーナーのワクワク感ももちろんのこと
ライブではセットリストすべてが良かったです。
さらにMCで
選曲理由やその曲への想いが語られてさらにパフォーマンスを引き立てました。
簡単に紹介すると
①Be 元気<成せば成るっ!>(Berryz工房)
「私はかっこよくて、暗くて、笑わない曲を選ぶことが多いので変えてこうと思って明るい曲を選ばせてもらいました。」
②好きすぎて バカみたい(DEF.DIVA)
「ずっと候補曲にあったのですがここでやってみようと」
③愛されルート A or B?(アンジュルム)
「みなさんすきですよね!やりたいと思ったのでソロでやっちゃいました!」
④好きかもしれない(こぶしファクトリー)
「れいれいがやっているところをもう一度みたい。本当に好きな曲です。」
⑤dearest.(松浦亜弥)
「ここで挑戦しないと意味がないと直感的に思ったので頑張らせていただきました。」
⑥夏DOKI リップスティック(矢島舞美)
「季節感はないですが、気にせず最後まで盛り上がっていきましょう!!」
盛り上がる曲、シックな曲、バラード
あらゆる角度の加賀楓さんを見せてもらいました。
得意な曲を得意な形で見せる傾向が多かったですが、
昨年のバースデーイベントはその傾向から少しづつ変わりはじめて、
今年は様々な方面でチャレンジ的な所もあったセットリストだったと思います。
そんなチャレンジした中でも届いてほしい所まで届く歌声。
堂々とした佇まい。
そして誰もが知っている曲を並べた強すぎるセットリスト。
泣きそうになったり、テンションを振り切るほど盛り上がったりと感情がバグるくらい様々なものを受け取りました。
「今年は風公演で歌割りが増えて、音を聞いたり、マイクの扱い方など勉強になったので、その集大成をみせようと思った」
2部のMCで語ったフレーズ
曲への想いとパフォーマンスへの想い。
加賀楓の進化を言語化してこちらに伝えてくれる。
それを私たちは間近で追うことができる。
そして口だけではなくそれをしっかりと体現してくれる。
私たちが思い描く加賀楓の進化の軌跡は
時には期待的観測も勝手な想像も入り交じったりするものですが
このバースデーイベントはその答え合わせをするかのようでした。
なんだか私の最初のモヤモヤを見透かされたようで恥ずかしくなるくらいですが
本当に目の前に答えがあって、
やはりこうやって会場に足を運びパフォーマンスをみることが私にとって大切なことなんだなと改めて思いました。
さいごに
最高のバースデーイベントから1週間も経たない
12/4には3冊目の写真集である「メープルシュガー」のお話し会イベントがありました。
そこでバースデーイベントの思いの丈を伝えることができました。
いつも通りの「ありがとうございます。」と
なんだか不器用だけど気持ちがなんとなくみえてくる笑顔を受け取り
私の加賀楓バースデーイベント2021は無事に終わりました。
来年もバースデーイベントに参加できることを切に祈って今週は締めさせてもらいます。
それでは!また来週!