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絶対にコケない二輪車の備忘録

驚異のC-1

まずは↓の動画の15秒め位を見て欲しい

四輪車が側面からぶつかっても転ける気配もない!!
凄い、凄すぎる!!
後輪の前ぐらいに二個のジャイロがあってこれのせいでコケないらしい。しかし、ここまでのものとは……ビックリするしかない
ただ、ハンドリングやコーナリングに大きな影響があるとも思えるので、どのように機構を作り込んでいるかが興味深い
例えば、自転車なら軽く倒しこめばコーナリングがすぐに始まる。細いタイヤが良い仕事をする。
ところが太いタイヤのバイクではそう簡単に行かない
以下のどちらかを選ばなければならない
①直進とコーナリングのメリハリがきっちりある
②倒し込みは軽いけどメリハリなし

① は、そういうセッティングは実質無理
倒し込みが大変で、一旦逆方向にステアして倒し込むなどの乱暴なことをしないとマシンが寝てくれない(その代わり、寝ればきっちりコーナリング)
よって②となる。倒し込み自体は、軽くできるのだが、コーナリング開始に一瞬の待ちがあり、キッチリコーナリングをさせる意識が必要。又、2次旋回に入ったらメリハリつけてキッチリアクセルを開けて後輪に荷重を掛けてやらないと、イマイチ気持ちよくない。つまり、攻める意識が必要。開けることによって、後輪を路面に押し付けてタイヤを潰す意識が必要となる。
あんなとこにジャイロが有ると、開けたときに後輪にうまく掛かってくれるのか?という疑問がある。
無論プロがセッティングしてあるので問題なく仕上がってるはずだが、どうやって煮詰めてるのかが知りたい
ジャイロのせいでトラクションが掛かりにくいのをうまく対策しているのか?それともあそこのジャイロのせいで(自分の予想と正反対に)トラクションがかかりまくるのか?
想像するだけでも面白い
あと、側面衝突しても転けないわけだから、リーンさせる時の安定感は凄いはず。これでもかっ!って勢いで倒し込んでちょうどいいくらいのフィールなのだろうか?
まぁ、乗ってみたい。倒し込みは異次元感覚だろう

とはいえ、……ではある。フルカバードなので実用用途に使いたい向きもあるだろう。ジャイロ効果で転けないにしても、コーナ出口でアクセルを開けないとイマイチ気持ちよくないのが二輪というものなので、リバーストライクにしてジャイロを省く方がよかったのではないかという気もしないでもない。倒し込みのタイミングでイマイチ曲がらずドキっとしたりするのが二輪のフィール。いつも攻める意識で乗るのも辛かろう。リバーストライクならその点安心だ。

さてこの魅力的過ぎるLit Mortors C1だが2014年発売予定だったが2024になってもリリースされてない様子。
別段、会社も潰れてなくて、数ヶ月前も動画出ている
なんなんだ?出資金集めてドロンでもない様子だが……


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