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祝✿ヘルスケアアートの日2024~ひろがる、つながる、アートと医療の輪~

2月23日に行われたヘルスケアアートの日2024にオンラインで参加しました。

報告会では、魅力的な活動をされている様々なアーティストの実践発表を聞くことができました。とても充実した報告会だったので、~ひろがる、つながる、アートと医療の輪~と、勝手に副題をつけてしまいました^^;

特に印象的だったのは、tona LLC. 代表の河東さんの報告で、医療的ケア児を支援するために開発したというタオル『to:all(トアラ)』の話でした。
トアラという名前は、タオルの語源と言われているスペイン語のToalla(トアーリャ)と「みんな」を意味するスウェーデン語のalla(アッラ)を組み合わせたとのことです。

ヘルスケアアートの視点を商品開発に活かして会社と医療的ケア児の両方に向き合ってリサーチを行い、患者さんご家族に寄り添うケア用品を作ったというのは本当にすごいと感じました。

このタオルについては、4月に行われる「子どもの福祉用具展キッズフェスタ」の福祉用品の展示イベントでも紹介されるとのことです。

また、京都芸術大学のHAPii+(ハピィ)の学生さんが、ヘルスケアアート活動を通して医療現場で働くことを決めたという発表から、こうやって全国にヘルスケアアートの輪が広がっていくんだなとワクワクする気持ちになりました。

ひといろプロジェクト代表の川西さんからは、小児科病棟で作成した参加型のモビールなどの発表があり、このような活動は高齢者施設でも取り入れられるなあと感じ、今後の自分自身の活動にもつながる学びを得られました。
患者さんがちぎった新聞の形を染め物のデザインにしたカーテンも素敵でした。

ひといろプロジェクト ホームページ:

また、別の発表者からは、成功例だけでなく、何度も試行錯誤し、待合室の壁のデザインを修正したプロジェクトの過程など苦労の過程も共有してもらえたこともよかったです。

このような貴重な企画にオンラインで参加させてもらえることは、子育て中の身として、とても有り難いと思いました。今後も、ヘルスケアアートやホスピタルアートについて学んだいきたいと思います。

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