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山河令登頂後に語る私の好きな場面6

前回は第11話について語りました。未だ自分の正体を明かせないものの、相変わらず、阿絮への想いはストレートに口にする老温。彼の見せる様々な表情から目が離せなくなってきましたね。

今回は第12話の私の好きな場面を語っていきたいと思います。

ネタバレを含みますので、お嫌な方はここで読むのを止めてくださいね。

第12話孤勇

第12話で私が好きな場面、気になった場面は

老温に賭ける阿絮
阿湘と曹蔚寧の恋
阿絮 老温 喝酒了
老温の目的

の4つです。

老温に賭ける阿絮

未だ自分の正体を明かさない老温に、無理に聞こうともせず、「お前を信じる」と伝える阿絮。

信んじる人を間違えば死に繋がる生き方をしてきた阿絮が、感情を表に出さない阿絮が…老温を信じることは、阿絮にとってものすごく大きな決断だったことでしょう。
そんなことを考えながら見ると、この場面は本当に格好よくて、何度も何度も見てしまいます。

阿絮の言葉「賭けをしたい」
この賭け、とはどういう意味なのか…と考えてみました。

私は、
老温もいつか、自分に心を開いてくれる
という賭けなのだと思いました。

この賭けについては、第17話でもでてきます。老温は、阿絮への想いは頻繁に口にしますが、自分の正体となると…なかなか強情です。

阿湘と曹蔚寧の恋

血生臭い争いの中で、ほっこりとさせてくれるのが、阿湘と曹蔚寧の物語です。

岳陽派の敷地内で成嶺が拐われた、ということは…手引したのは誰だ!とお怒りの高崇は、阿湘を怪しみます。

成嶺がさらわれた夜、部屋にいなかったな、何処で何をしてた
と高崇から詰問され、阿湘が追い詰められたところで、颯爽と登場する蔚寧。さらに
「私とずっと一緒にいました!」
と爆弾発言をかまします。
ええ!?と驚く主要キャスト、照れる阿湘。

テンポよく、映し出されるそれらが、とてもとても可愛い。

癒やされました。

阿絮 老温 喝酒了

ここはもう、言うまでもなく名場面です。予告編でも使われ、多くの人の胸をキュンキュンさせたこと間違いなしです。

阿絮と老温の愛が、優しく温かく穏やかに表現されて…本当にたまらない。名場面すぎて泣きそうです。

老温の台詞
「生き長らえ…誰かの名前を呼べる…幸せだ」
本当に幸せそうな、穏やかないいお顔で言うんです。(それだけで…もう泣きそう)

幼いころに両親を失くし、鬼谷で食うか食われるかの人生だった人が💦
「阿絮」と愛しい人の名前を呼べる日常が幸せだって…(号泣)

そして、老温の気持ちを受け止めた阿絮が
「老温」と優しく呼びかけますが、少し低めのまろやかな響きがもう、たまらん。(号泣)

阿絮もまた、16歳で守ってくれる師匠をなくし、ひとり、またひとりと仲間が死んでいく日々を送った人です。

老温の「幸せだ」をうけて、阿絮も「幸せだな」と呟く。
2人がようやく手に入れた穏やかな幸せ、どうかこの幸せが続きますように…と願わずにはいられません。

老温の目的

阿絮と一緒に、成嶺が拐われた毒蠍のアジトにまい戻った老温は、綺麗さっぱりと撤収された草原を見て
無常鬼が毒蠍と手を組んでいることを悟ります。(わずか数刻でアジトの痕跡を消せるのは、無常鬼くらいしかいない、ということなのでしょうか…?)

そして、心の中で
奴らが暗躍するほど、私は目標に近づく
と呟きます。

この時点での老温の目標とは…?
いろいろと考えてみて、私は
五湖盟と鬼谷、もしかしたら毒蠍までも互いに争わせて、全部潰れてしまえばいい
ということなのかな?と思いました。

阿絮の隣で涼しい顔をしながら老温はまだ、悪がのさばるこの世を憎み、自らの策略で天に代わって道を正してやろうと考えている、そう私は考えました。

それぞれの物語が進んでいく

阿絮と老温の物語、阿湘と蔚寧の物語、そして老温の復讐の物語…と、いくつもの物語がそれぞれの展開を見せてきました。

それぞれの物語がこの先どうなっていくのか。ますます面白くなり、名場面、素敵な台詞もたくさん登場します。

私は引き続き、山河令を語っていきますので、よかったら読んでやってください。








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