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山河令登頂後に語る私の好きな場面3

山河令が好きな人と語り合えたらいいな

「山河令登頂後に語る私の好きな場面2」に続いて、まだまだ、私の好きな場面について熱く語っていきたいと思います。

ネタバレを含みますので、お嫌な方はここで読むのを止めてくださいね。

第7話 阿湘と曹蔚寧

ここで新たな阿湘と曹蔚寧のカップルが誕生します。
この2人、美男美女で大変お似合いなのですが、曹蔚寧が純粋でお人よしのいかにもいいお家出身のおぼっちゃまなのに対して、阿湘は鬼谷育ち。
しかし、阿湘は鬼ではなく、弱い者イジメは許せない心優しくていい子です。
多少、お口は正直で、所作がワイルド過ぎるところはありますが…。

最大の問題は、曹蔚寧が正統派に所属しているのに対して、阿湘は三千の悪鬼が住まう鬼谷で育ったという点でしょう。
これは、正派を名乗る清風剣派として、簡単に受け入れられることではありません。
この格差恋愛の結末は物語の最後まで私たちの心を揺さぶることになります。

第7話は2人の出会いの場面です。
この2人は本当に可愛らしくて、恋が始まりつつある初々しい姿を見せてくれます。

そして、もうひとつ私が特に気に入っているのは、阿湘と曹蔚寧がいい感じの雰囲気を出しているのを感じとった老温の反応です。
主従の関係とはいえ、老温は阿湘を妹のように思っていますから、阿湘を曹蔚寧に取られそうになって、ムスッとしたお顔と態度です。ここも絶対に見逃せませんよ。

第八話 韓英

韓英。彼もまた、私のすごく好きな登場人物です。
まず天窗スタイルが最高に格好いい。
脚が長くて、顔が小さいので、天窗の衣装がとてもよくお似合いです。
実働部隊への指揮っぷりもよかった。

第8話は、韓英の格好良さ、お仕事ぶり、荘主(阿絮)への愛がよくわかる場面でした。

第30話で阿絮が「まだ22歳だった…」と話していました。
若くして天窗のナンバー2とは、さぞかしキレ者かと思えば…
まだ若いから熱くなりやすい。「荘主のためなら!」と、自分の思いつきで突っ走ってしまう…という描かれ方をしてます。

しかし韓英は、裏切ったり裏切られたり、騙したり騙されたりの物語の中で、最後まで阿絮への忠誠を貫く、最高に武侠の人であり、好漢です。

第9話 阿絮と老温

私にとって第9話は途中から胸が苦しくなって、何度か休憩を挟まないと、最後までたどり着けない回でした。全36話中の第9話ですから…そういう位置なのかもしれません。

出だしはすごくいいです。
阿絮と老温の仲が順調に深まっていきます。

阿絮の表情は柔らかくなり、笑うことが増えてきます。「温公子」から「老温」も定着します。

また二人で楼から景色を眺める場面では阿絮は心の中で
残された時間を知己と過ごすのも悪くない
などと考えながら老温を見つめています。

この場面、最初、二人の立ち位置には間があったのが、語り合ううちにだんだんと距離が縮まり…最後は二人の間の空間がまったくなくなったところで後姿を映して終わります。

それがとてもとても綺麗。美しい、尊い…。涙がでそうです。

阿絮と老温の仲は更に深まり、次は満月を愛でながら屋根の上でお酒を飲みます。
この時にはもう!二人の間に空間はありません。最初から二人は寄り添ってます。
近い近い近い!盛り上がってきましたよ!

しかし、やはりまだ第9話。このまま順調にとはいきませんよね。腐女子としてはこのままでも全然いいのですが。

残念ながら、状況は一気に変わり
阿絮は老温に
「正気を失っていたんだな」
との言葉を残し、はっきりと拒絶して去っていきます。

なんてこった…。

まぁ、でも老温は…
江湖の人間なら誰もが欲しがるお宝、瑠璃甲の偽物を大量にばら撒き、人々が殺し合い奪い合うのを眺めて大喜びするという、サイコパスぶりを見せつけましたから、阿絮がドン引きして逃げようとするのも無理ないです。

そしてここから、老温の復讐の物語が始まりますが、それは次回の記事で書きたいと思います。

いくつもの物語が始まる

山河令では、いくつもの物語が複雑に絡み合いながら同時進行していきます。
物語はまだ始まったばかり。それぞれの物語がどのような展開をみせるのか…。
まだまだ語っていきたいと思います。

いつか山河令お好きな方と語り合えたら嬉しいです。

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