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Midjourney:パラメーター講座05・06

パラメーター講座05・06では、スタイルパラメーター(--style、--style random)とそのコードを取得するツールであるスタイルチューナーを学習します。各パラメーターを試せるように、プロンプト(指示文)を記載しています。ぜひお試しください。

参考:「プロンプトの基本:後編」


パラメーター講座05

スタイル パラメータ--styleを追加すると、写真のようにリアルな画像、映画のようなシーン、またはかわいいキャラクターを作成するのに役立ちます。さっそく試してみましょう。

Steve Martin, Steve McQueen, and Steve Jobs playing in a band --stylize 750 --v 5.2

バンド演奏をするスティーブ・マーティン、スティーブ・マックイーン、スティーブ・ジョブズ

カッコいいですね。上記はまだスタイルパラメーターは、設定していません。上記のイメージに、スタイルパラメーター(--style CcuFaav7IVcn)を追加してみます。スタイルパラメーターは、--style +文字の羅列(コード)のカタチになります。コードの取得方法は下段位ある「パラメーター講座06」で解説します。

Steve Martin, Steve McQueen, and Steve Jobs playing in a band --style CcuFaav7IVcn --stylize 750 --v 5.2

スタイルパラメーターを追記して描画

いかがでしょう? テキストプロンプトは全く同じなのに、スタイルパラメーターとそのコードを加えるだけで、ここまで大きく変化します。



パラメーター講座06 : スタイルチューナー

それでは文字の羅列であるコードをスタイル チューナーをで取得します。Discord内で、/tune コマンドを使用します。

06-1./tuneコマンドで任意の名前を入力します。

任意の名前001を入力

(1) Discord内で、/tune コマンドに続いて、任意の名前を入力します。その後、(2) 16、32、64、128 の画像ペアからコードをつくるのか、また、その画像ペアのモードを選択します。(3)「Submit(了解)」をクリックし、確認事項を(4)「Are you sure?----」をクリックすると、URLが入ったメッセージが表示されますので、そのURL、(5)https://tuner.mi…をブラウザで開きます。

06-2.この感じがいい!という画像をクリックしてコードを取得

左右どちらかの画像を選択する、もしくはどちらも選択しない(真ん中)、を選択すると、左下の黄色の部分に、リアルタイムでコードが表示されます。それをコピーして、コードの取得完了です。選択する画像はひとつでも構いません。

スタイルチューナー

06-3. 補足

上記画面で画像を選択、あるいは未選択すると、リアルタイムでコードを表示してくれますので、複数のコードを取得することができます。

パラメーター--style<コード>はバージョン5.2のみの対応です。

スタイル チューナーで作成されたパラメータは、スタイライズ(--stylize)パラメーターの値は、20 ~ 1000で設定してください。

--style<コード>は--aspect、--chaos、--tilemulti プロンプトと互換性があり、--aspect raw、テキスト プロンプトを含まない画像プロンプトと互換性がありません。

Nijiモデルバージョンと互換性がありません。Nijiモデル対応のスタイルコードを作成するには、Niji Discord コミュニティに参加し、上記と同じ方法でコードを取得してください。



ランダムコード(--style random)を試してみよう

スタイルコードを入手する方法は、「スタイルチューナー」を使う他に、ランダムコードパラメーター--style randomでも取得することができます。

dogs --stylize 750 --v 5.2 --style random

--style randomを使うと、即座に固有のスタイルコードが割り当てられ、描画されます。ランダムに出力されたコードは使い回すことができます。

補足

--style random-16
--style random-64
--style random-128
などの値を取ることもできます。

パラメータの末尾に数値を追加することで、このパーセンテージを調整できます。たとえば、--style random-32-15だと、32 ペア チューナーの画像ペアの 15% が選択されたコードが割り当てられます。


パラメーター講座05・06では、スタイルパラメーターとそのコードを取得するツールであるスタイルチューナーについて解説しました。残り9個です。半分終わりました。


--ar、--c、--fast、--iw、--no、--q、--style random--relax、--r、--seed、--stop--style、--s、--tile、--turbo、 --w、--niji--v


参考文献:Midjourney Documentation


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