Midjourney:パラメーター講座07・08
パラメーター講座07・08では、2つのパラメーター(--s、--q)について学習します。各パラメーターを試せるように、プロンプト(指示文)を記載しています。ぜひお試しください。
参考:「プロンプトの基本:後編」
パラメーター講座07 --s
スタイライズ(様式化)パラメーターは、--s(--stylize)です。このパラメーターの値を高く設定すると、構図、色合いなどの芸術性が高くなります。別の言い方をすると、--s(--stylize)は、より美しい画像を生み出す「MJフィルター」をどの程度掛けるか?のパラメーターです。このパラメーターの初期値は100(10%)※で、0〜1000の整数を入力できます。対応バージョンは、4以降とNiji5です。
※Discordのセッテイングで、初期値を変更できます。
※v3でも、動作しましたが、入力できる数値は625〜60000になります。
--s 0から、--s 100、--s 250、--s 500を順に描き出してみます。
せっかくなので、--s 750、--s 1000も描き出してみます。
数値を上げるほど、美しさの度合いが向上しているかと思います。同時に、画角や構図が似通っている印象があります。
最後に、--style raw、-s(--stylize)の違いについて説明します。この2つのパラメーターは、違う概念です。あえて例えると、--style rawは、操作しやすいミッションの自動車・車種です。-s(--stylize)は、その車をいかに美しく見せるか?のパラメーターです。ですから、--style rawと、-s(--stylize) 0は同じではなく、下記のような設定も、普通にできます。
パラメーター講座08 --q
品質のパラメーターである--q(--quality)の初期値は1となっています。入力できる値は、.25、.5、1の3種類です。対応バージョンは、4以降とNiji5です。
※v1〜3、niji4でも、パラメーター自体は通りまました。影響力は不明。
いくつかテストをしましたが、かろうじて違いを判別できたのは、イラストの描き込みくらいでした。
イラストの描き込みを少し減らししてあっさりさせたいときに、使えるかも知れません。
パラメーター講座07・08では、2つのパラメーターs(--stylize)と、--q(--quality)について解説しました。残り7個です。
--ar、--c、--fast、--iw、--no、--q、--style random、--relax、--r、--seed、--stop、--style、--s、--tile、--turbo、 --w、--niji、--v
参考文献:Midjourney Documentation
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