*なつめ*

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*なつめ*

【朗読】【声劇】【シチュエーションボイス】用のシナリオを投稿しています。 【台本】と表記してあるのが、動画・配信等でお使いいただけるものです。詳しくは【利用規約】をご確認下さいませ。 サムネイルはお借りしております!ありがとうございます🍀

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【利用規約】

こちらは【朗読】【声劇】【シチュエーションボイス】用のシナリオ置き場です。 【利用規約】をご一読いただきますようお願い致します。 【利用規約】 ・使用料はいただいておりません。 (投げ銭があるアプリでもお好きにどうぞ) ・事前事後の報告は不要です。 ・配信でご利用の際は、『作品名』、『作者名』を書いていただくか、難しい場合には配信内で口頭ででも言っていただけると嬉しいです。 性別の変更○ 一人称、二人称の変更○ 男性役を女性が演じる、女性役を男性か演じる○ 語尾の変更

    • 黒と混ざって【台本】

      真っ二つになった 長い事愛用していた俺の相棒は、この日居なくなったんだ 折れた、否、折った先から滲んでいく 痛い痛いと泣き叫ぶ様に溢れて、黒い血を流している 掬おうとした手は破片で切れてしまった 俺なんかが、もう、お前に触れてはいけなかったのだ 書かないといけない 書けないといけない 書き続けなきゃいけない そう思ってやって来た 誤魔化して来た でも、限界だった こんなんじゃ駄目だと力任せに筆を握り書き綴った ぱきり、と そうしたら、いとも簡単に折れた

      • ありがとうの気持ちを込めて

        いつも思っているけれどさ、 気恥ずかしかったり改まって言うのもなんだかなぁって思って上手く自分の事を伝えられない だけど、折角だから今日はちゃんと伝えてみたいと思う 一回しか言わないよ? ちゃんと聞いていてね 僕の人生に関わってくれてありがとう 出逢ってくれてありがとう 楽しい時間を思い出をありがとう 君に会えて、本当に本当に嬉しい 大好きだよ ちゃんと伝わってるかな? 伝わってるといいな 言葉に出すのは勇気がいるし、凄く恥ずかしいね この言葉を受け取っ

        • そのままの君で

          笑顔で楽しそうに好きな事は好きって言って 笑ってる君が大好きです これから先もやりたい事を貫いてください そのままの君でいてください 我儘言っていいなら、ずっとずっとずーっと 笑っていてください 応援してます その声が何処にでも、何処までも、 届きますように 〜〜〜〜〜〜〜 ※こちらはフリー台本ではありません。 とある方に向けて贈らせていただきます。 おめでとうございます。 大好きです。 もし使用したい方がいらっしゃいましたらその際は、コメント欄又は個別ご連絡下

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          ゆびきり【台本】

          ゆびきりげんまん うそついたら はりせんぼん ………あーあ……… もうゆびきれなかったね しょうがないね もっとゆびがあったらよかったのにね しょうがないね うそついちゃったもんね しょうがないね やくそくだもんね ほんとう ばかなひと

          ゆびきり【台本】

          進め【台本】

          例えその先に何があろうと どんな困難にぶつかろうと ただ自分を信じて その足で進んだ事実は自分を強くするんだ 一歩ずつ 一歩ずつ 進め 怖がらず 進め 前だけ見て 進め 自分を誇れ さあ、自分で決めた自分の道標 どこまでも目指していこう

          進め【台本】

          自由になれる【台本】

          張り詰めた糸が、ぷつりと、千切れた もういいや 楽になりたいの 言葉を手放して 見上げたこの空は なんて悲しい色をしているのだろう でも、 これで良かったんだ これ以上、何も考えなくても これ以上、頑張らなくても いいんだから そっと自分を抱き締める ああ、 これで、 やっと、 自由になれる ******** 上(最初の段)から一行ずつ読んでも、 下(最後の段)から一行ずつ読んでも、 お好きに読んでいただけたら嬉しいです。

          自由になれる【台本】

          マスターお帰りなさいませ【台本】

          マスターお帰りなさいませ 申し訳ありません こんなに散らかしてしまって… 実は……アイツが出たのです 現在エマージェンシー 戦闘モードを展開中です 『やり過ぎだ』ですか…? 何を言うんですか、マスター アイツを舐めてかかってはいけません 先人達は言いました 一匹見たら百匹は覚悟しろ、と ならばこちらも全力で駆逐すべきと 判断しました 現在対象はキッチンに逃げ込んだ模様 ……ですが、私の装備している武器は 既に使い果たしてしまいました… ………マスター、これが最後の武器です ス

          マスターお帰りなさいませ【台本】

          私の世界【台本】

          隠すのは簡単 笑いながら『痛くないよ』『大丈夫』って言えばいいんだもの ね、ほら、皆騙されてくれる 私得意なんだ 笑って笑って笑って 自分を誤魔化し続けるの、得意なの 本当はね、 本当の私はね、 ただの臆病者なんだ 誰も傷付けたくない 誰にも傷付いてほしくない そして、自分も傷付きたくない 綺麗事ばっかで固めた私の世界 でも、本当にそうなったらいいのにっていう私の世界 全部が上手く行くわけなんか無いけど…… それでも、 そういう世界を夢見てもいい

          私の世界【台本】

          夢の中で

          ⚠️朗読用、台本ではありません ⚠️声を吹き込んでの投稿、配信はしないで下さい 夢の中に去年亡くなった祖母が出てきた。 後を追うように祖父も亡くなっているので、今はもう人手に渡ったかつての家で珈琲を飲む。 『そういうのが好きなの?』って聞く祖母にそういえば祖母の前では緑茶ばかり飲んでいたなぁって思って、『今は珈琲が好きなんだ。でも、緑茶も好きだよ』って言った。 祖母は『じゃあ、今度用意しておくね』って笑っていて、目が覚めた。 今度っていつ?って思いながら、今度がある

          〜声で繋がる世界〜【stand.fm*読み手様のご紹介】

          今回は、自作を読んで下さった読み手様を紹介させていただきます🍀 〜くまねこさん〜 惹き込まれる表現、お芝居、朗読をする方です。そして、ほっと安心する優しいお声の持ち主。 とても素敵な朗読をありがとうございますm(__)m ⬇️くまねこさんのアーカイブはこちらです⬇️ 〜瑠莉奏さん〜 澄んだ綺麗な声をお持ちの方。 一音一音が美しく、愛らしく、物語の世界へ連れていってくれます。 とても素敵な朗読をありがとうございますm(__)m ⬇️瑠莉奏さんのアーカイブはこちらです

          〜声で繋がる世界〜【stand.fm*読み手様のご紹介】

          温かいね【台本】

          隣を歩く君との距離は、手を伸ばせば届く距離 でも、いつも勇気がなくてこれ以上は近づけない きっとこの手は私の手より大きいんだろうなとか、私の手より骨ばっているんだろうなとか、そんな想像をする 今日も寒いのに手袋をしないから彼の手は赤くて、ちょっと可哀想 手袋すればいいのに そう思って見ていたら、彼が振り返って手を伸ばして来た いつもより赤い手、 彼の顔も同じくらい赤くなっていて ああ、 同じ気持ちだったんだなってその手を握った 隣を歩く君との距離は、今日は0セ

          温かいね【台本】

          その声を忘れた事なんてなかったのに【台本】

          その声を忘れた事なんてなかったのに くれた言葉も全部覚えているのに 遠くなっていく日々に『ああ、もう終わりなんだろうな』と感じた 思い出にするにはまだ早くて、鮮やかに蘇ってくる記憶たち ずるいな 私だけあの頃に囚われたままだ ねえ、いつの日かちゃんと思い出に変わるまで覚えていていいかな あの日々が私の中で糧になるまで 私は私の“今”を歩いていくね

          その声を忘れた事なんてなかったのに【台本】

          言葉よ、届け、凛とした花のような君の元へ

          『寂しい』の言葉を呑み込んで君を送り出す 上手には笑えないけれど、今出来る精一杯の笑顔で手を振る 君が歩む道が希望と幸せで満ち満ちていますように 願いを込めて いってらっしゃい あの空の向こうまで 言葉よ、届け、 凛とした花のような君の元へ 〜〜〜〜〜〜〜 ※こちらはフリー台本ではありません。 とある方に向けて贈らせていただきます。 心からありがとう。そして、いってらっしゃいませ。 もし使用したい方がいらっしゃいましたらその際は、コメント欄又は個別ご連絡下さい

          言葉よ、届け、凛とした花のような君の元へ

          来年また花を添えに行こう

          懐かしい夢をみた 今でも鮮明に思い出せる 記憶の中のその場所はもう無い 少し急な造りの階段も 裏庭の金木犀の木も 居間の仏間も 整理されて 無くなって 人手に渡った 知っているけど、知らない場所になった でも、きっと二人は今も一緒に居て お茶でも飲みながら仲良く過ごしているんだろうな 本当に仲が良かったから せめて空の上で見守っていてくれたらいいなと思う 来年また花を添えに行こう 二人が大好きなあの花を ******** 今年亡くなった祖父母へ向けて綴

          来年また花を添えに行こう

          ひとつ、星を捕まえた気がした【台本】

          この星空を切り取って君に見せたい 隣で同じ世界を共有したい 空に浮かぶ あの淡く光る粒子達を掻き集めて これが僕の想いなのだと見せる事が出来たら 君にこの想いは届くのだろうか 目に見える形に出来たら 僕がどんなに君の事を想っているか伝わるのに 一番輝く星に向けて手を伸ばす 包み込むように壊れないように ゆっくりと握る ひとつ、星を捕まえた気がした

          ひとつ、星を捕まえた気がした【台本】