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寒くなって出てくるガ

今日は少し暖かい、過ごしやすい1日でした。
色々と片付けをしたり、焼いた籾殻のくん炭を袋に詰めたりと、何かと細々とした仕事をこなしていると、日が短くなったこともあり、1日が終わります。
肩の手術前ということもあり、山の仕事もここのところ休ませてもらい、稲刈り後の片付けや秋のシイタケ取り、頼まれたお米の精米などで毎日を過ごしています。

前回、単車で出かけた時は霜が降りて寒かったのですが、こんな寒い時期になって出てくる虫が結構います。

霜が降りる頃に出てくるガ

写真のガも霜が降りる頃に出てくる虫で、結構大きなガです。
このガの仲間は、結構寒くなる晩秋や、まだまだ寒い早春に出てくるものが何種類かいて、時期はずれの大きな虫のイメージがあります。
私が子供の頃は、このガはチョウでいうアゲハチョウのようなイメージで、図鑑を見るたびに捕まえたいと思っていました。
しかし、大きな虫は夏に出てくるもので、霜が降りる頃はチョウチョも姿を消し、大きな虫など現れることはないと思い込んでいたので、生態を知らなかった私は憧れてはいたものの捕まえることができませんでした。
学生時代にはさまざまな虫の生態も知ることになり、このガの仲間も観察する機会を得ることができるようになりました。

ふさふさした体と顔

このガは、この仲間では小型の方ですが、それでもそこそこ大きなガです。
よく見るとふさふさした毛で覆われ、暖かそうな姿をしています。

寝ぼけているのかひっくり返しても動かなかったので写真を撮りました。

ガのイメージは一般的には悪く、汚いものというイメージがありますが、よく見てみると可愛らしさや美しさを持っていると私は感じています。
ガでもチョウチョでも、羽の模様や色づかいを見ていると、自然の芸術品だと思えてきます。

もしガを含めた虫をじっくり見たことがない方は、虫に対して抵抗がなければその姿形、色使いなどをじっくり見てみてください。

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