マレーシアの交通事情3

こんにちは。投稿もこれでラストとなりました。今回は2回にわたって紹介してきた交通機関の紹介をもとに、マレーシアの交通事情に関するまとめをしていきたいと思います。

まとめ前に今まで触れてこなかった電車について簡単に紹介します。マレーシアには5つの鉄道が走っています。私が滞在しているペナン島を走るのはペナンヒルケーブルカーと呼ばれる、ペナンヒルの崖側を走る鉄道のみです。そのため、わたしたちがわたしたちがペナン島で滞在している間に電車を利用する機会はありません。マレーシアの鉄道は1駅間は約1リンギットから利用することができ、日本と比べるととても安いのが特徴です。車移動では渋滞が心配されるため、時間通りに到着したい場合には電車を利用する人が多くいます。

電車の紹介はこの程度にして、マレーシアの交通事情について掘り下げていこうと思います。まず、私がこのテーマで投稿を始めたきっかけでもある、マレーシアの事故率に関してお話します。車のバイクもバスのものすごいスピードで走り抜けているところを見ると、マレーシアの人は運転の技術が高いのかなと思っていましてが…マレーシアは世界で3番目に交通事故による死亡者が多いというので驚きです。道路の安全性に関するランキングでは、マレーシアは世界で5番目に安全性が低い国でるといの結果があります。ジョージタウンに観光に行った際には実際に交通事故現場を目撃しました。もう少しスピードを落とすことだけでもすれば、交通事故は大きく減少するはずです。

続いて交通事故の多いマレーシアでの交通違反による罰則について説明していきます。1番驚きなのが、罰金において割引される場合があるということです。断食(イスラム教のラマダン)後の祝日や年末など、年に数回割引される日が設けられています。罰金を支払わない人が多く、政府が苦肉の策として罰金の割引制度を始めたとか。割引日には窓口に長蛇の列ができるそうです。さらに、スピード違反などで警察官に車を止められた際、現金を渡せば違反を見逃してくれるケースも珍しくないとのこと。このような規制の緩さが交通事故率の高さに大きく影響していると考えられます。

全3回にわたって、マレーシアの交通事情に関して紹介してきました。現地の生活スタイルが交通事情に反映されていると感じました。最後まで読んで頂きありがとうございました!




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