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振り返り

直近の2試合でリーグ上位の相手から勝ち点を奪うことに成功している。

リーグが始まって6連敗していた時とはチームの士気の高さは雲泥の差があるわけだがなぜ最近になって結果ではじめたのか。

リーグ戦でほとんどの試合を副審として試合を見ている身として前半戦とここ最近でチームとして変わったなと思うことが2つある。

一つ目はプレスをかける位置が前半戦に比べて下がったこと。

二つ目は無理に繋ごうとせず裏のスペースを積極的に狙おうとしていること。


大きく変わったのはこの2つだと個人的には思う。
一つ目のプレスをかける位置だが、昨シーズンは今のリーグよりもレベルが低いこともあり、ほぼ前からプレスをかけて、尚且つボールをとってマイボールにして自分達の攻撃を行うという形が出来ていた。
しかし、今のリーグでは前からプレスをしても相手の上手さや運動量の多さからプレスを剥がされて逆にピンチになることが多々あった。
そこを改善し、プレスをかける位置を下げることによって中盤でのプレーを自由にさせず逆にロングボールを蹴らせて跳ね返して回収するということが出来ているので失点が最近は減ったと思う。
また、前半戦ではセカンドボールを拾った後の相手のプレスが昨シーズンよりも早いため思うように繋いでマイボールに出来なかったり、そもそも前からプレスをかけているため中盤がいなくてセカンドボールを相手にとられていたが、プレスをかける位置を下げたためセカンドボールを前よりも回収出来ていると感じた。

そして二つ目に変わったこととして裏のスペースを前半戦よりも狙ったことにより、相手のラインが下がるので結果的にセンターバックがいつもより高い位置で持つことができてサイドバックが攻撃に参加できたりすることが出来るようになったと思う。さらに、セカンドボールを回収した後裏のスペースを使うことによって前で時間を作れるので自分達のラインを押し上げる時間を作ることができる。
そうすることにより、仮に守られてもラインが上がっているので前からプレスして相手に大きく蹴らせることができたり、前で時間を作った後後ろに戻して自分達の攻撃に繋げられると感じた。


チームが上り調子とはいえまだリーグで最下位なのは変わらない。

今後の自分達の課題として、運動量と決定力不足が挙げられる。

まだ、カウンターでのピンチが多かったり、チャンスで決めきれないといったシーンが多くみられる。
カウンターの際の帰陣の速さだったり、数少ないチャンスを決めきる力を今後伸ばしていけばリーグ残留が見えてくると思うので日頃の練習から意識して皆で取り組んでいければいいと思う。

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