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SDXLをpaperspaceで使用してみた話:checkpointの入れ替えとDeforumの使用についても

今回の記事は、個人的な趣味かメインです。
一般的にSDXLは、ConfyUIで動かすのが基本とされています。
ただ、最近試しているdeforumはweebUIの拡張機能なのでこちらを使用しているという感じです。
SDXLの特徴としては、SD1.5と比べるとプロンプトの反映力が高いと言われていますが、モデルによって違うみたいです。
その辺りの効果をdeforumで試したいという事でやり始めたものになりますので、deforu周りの記載しかしません。
15GBの有料会員向けの内容で、容量的にリファイナーは無しで行きます。

以前の記事であったpaperspaceでwebUIを使うのに使用したコードを利用します。
異なるのはモデルのダウンロード先を変えることだけです。
<変え方>
例えばAnimagine XL V3のcivitaiのリンクをコピペすると以下になります。

https://civitai.com/api/download/models/293564

このまま張り付けてもうまくいきません。

%cd /notebooks/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion

の後に、以下のようにコピペし部分を貼って、その後にモデル名を付ける必要があります。
以下のようになります。モデル名は自分で作成します。

%cd /notebooks/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion
!wget -nc https://civitai.com/api/download/models/293564 -O Animagine_XL_V3.safetensors

このモデルだと容量は6.45GB程度でした。1つが限界なので選ぶと良いかと思います。

最近、paperspaceからのダウンロードは結構時間がかかる印象です。
※SD1.5モデルをダウンロードして、WebUIから改めてダウンロードする形の方が早いです。

vaeは公式からダウンロードします。335MB。
これは拡張機能のモデルダウンローダーが楽です。


deforumは、3Dモードで使用する際に最初、depth系のモデルをダウンロードします。1.5GB程度でしょうか。
3Dモードで動かした時にダウンロードするので、注意が必要です。

他に使用するのはコントロールネットくらいでしょうか。
depthを入れるのも手かも。

あとはLCM lora 394MB

ここまでで、9.67GBでした。コントロールネットはまだ入れていない。

コントロールネットのモデルは容量と相談しながら入れるべきです。
モデルの容量だけでなく、プリプロセッサーが追加でダウンロードされたりするので容量が大きく増える可能性があります。

<Deforumでの使用したみた所感>
問題としては、SDXLだとGPUを食うので使えるかどうかと言う所も興味があるところですね。

<結果>
Deforum自体は問題なく使えました。A4000での使用です。
30フレームの作成 コントロールネットなし
解像度 768x768 ⇒ 可能
           960x540 ⇒ 可能
             1024x1024 ⇒ 可能

ただ、SDXLモデルに関してですが、以前の記事の「サブシード」についてはうまくいきませんでした。
以前の記事の「サブシード」が設定どおりだとうまく機能しないためです。

どの設定でもなかなか改善しなかった


<チェックポイントを入れ替えについて>
先ほど記載したように容量がすでに9.7GBで、新たにモデルを追加でダウンロードすると15GBを越えてしまうことがわかります。
最近のpaperspaceだと、15GBを越えてしまうと追加料金が取られるみたいな記載があった(気がする)ので、無駄に払いすぎない様にしたいところです。

<手順>
「model downloader」を入れていることを前提にしています。
①WebUIを立ち上げたまま、「model」フォルダ内のチェックポイントを消す。右クリックして「消す」を選ぶ。

②数分程度時間がたつと、ストレージが減ります。ストレージが減っていることを確認してから、「model downloader」で、civitaiなどからチェックポイントをダウンロードする。

1-2分で反映

ストレージへの反映が遅い場合は、もろもろの部分の更新ボタンとか押してみるのも良いと思います。

この方法だと、かなり早くチェックポイントのダウンロードが出来、すぐに使用可能になると思います。

※チェックポイントがなくなっている場合に、コネクトエラーになってしまう場合がありました。この場合に再度webUIを立ち上げると、デフォルトのチェックポイントが自動的にダウンロードされます(4GB近いやつ)。

対策としては、1つのSDXLモデルのダウンロードだと若干ストレージの余裕があるため、SD1.5を一つダウンロードして保持したまま上記の作業をする方が安定するかと思います。





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