本日

 みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
 今日は12月15日。
 現在、朝の4時であります。
 ふたご座流星群のお時間です。
 少し顔を上へ向けた方へのプレゼントが目の前です。
 私も、仕事帰りの自転車で、ふと顔をあげたとき。
 この、ひと降りが、癒やしとなりました。
 今おやすみ中のそこのあなた。
 ぜひ、来年まで、生きましょう。
 そして、みんなで、この輝きを分かち合おうではありませんか。

 もうすぐ、クリスマス。
 とはいっても、街は相変わらず、仕事の光でいっぱい。
 みなさま、本当にお疲れ様です。
 魂のひかり。
 そう例えると、何となく重苦しい気もしますが。

 プレゼントを届けるサンタさんは、私たちなのではないのでしょうか。
 汗水垂らしながら働く作業員の方々。
 ”サンタさんはいる!”
 今でも私は、そう信じています。
 しかし、私たちも、サンタさんなのではないでしょうか。
 品出しで忙しいパートの方々。
 あなたたちのプレゼントは、幾度となく受け取ってきました。
 彼ら、そして我々こそ、理想のサンタさんなのではないか。
 そう思う、今この頃です。

 クリスマスまで、あと10日。
 彼女はできそうにないですが、まあ、ひとりの夜を楽しむとしましょう。
 ひとりも、案外いいものですよ。
 
 悲しいこと、苦しいこと、いろいろあるかもしれません。
 人生から逃げ出したいときもあるかもしれません。
 ここで死ぬのもありでしょう。
 しかし、何となく、もったいない気もする。
 死ぬ前くらいは、美味しいもの食べたい。
 死ぬ前くらいは、なにかしたい。
 死ぬ前くらいは…
 
 結局、我々は、死ぬのがこわい、
 そして、何かもったいない気もするから、
 生き過ごしているのではないのか。
 そう思うときがあります。
 
 死にたい人に”生きろ”とは、私は口が裂けても言えません。
 何か、思い詰めたことがあるのでしょう。
 ただ私は、ここで死ぬのは何となくもったいない気がします。
 どうせだから、全財産はたいて、パチンコでも打ってみよう。
 
 そんなことは面倒くさい。
 生きることに疲れました。

 そう思うかもしれません。
 その時は、しょうがないのかもしれません。
 あなたの思いですから。

 私も、死のうと思ったことはあります。
 しかし、こうして生きています。
 多分、死ぬのが怖かったのでしょう。
 その分、私は、自殺する方々に圧倒されます。
 死に対する畏怖の念。
 これを凌駕する、死への望み。
 それほどまでに、悩んで、悩んで、出した答えなのでしょう。
 私はそれに、Noを突き付けることはできません。

 私は、生きています。
 とりあえず、生きています。
 案外、死と同じようなものなのかもしれません。
 ただ、細胞の死こそ、本当の死。
 私は何となく、やり残したことがある気がします。
 それが見つかるまで、私は生きようと思います。
 
 生きる。
 簡単な言葉ですが、長い道のりです。
 今は、楽しいことに目を向けて、進んでいこうと思います。
 ビッグマックを食べる。
 1つ、目標が見つかった気がします。

 欲に突き動かされて生きる。
 それも、悪くはないのかもしれません。

 いやはや、夜も遅くなり、死に少しだけ近づいてしまいました。
 また、明日がやってきます。
 それでは皆さん、良い夜を。

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