DBDの魅力を徹底解説!

最近遊び始めたゲーム「Dead by Daylight」。
面白いと思う点が幾つかあったので整理してみた。まず、このゲームの主な特徴・魅力を紹介する。

特徴・魅力

①ホラゲの新境地
ホラーゲームでは、様々なモンスターが主人公を襲う。例えば、往年の名作「バイオハザード」は、主人公レオンが次々と迫り来る怪物を倒しながら目的を達成するというストーリー設定だ。
ゲームの性質上、怪物・モンスターの動きは予め定められたシステムによって決められている。
他方DBDでは、モンスターを操作するのは「生身の人間」だ。だからこそ、システムによって定められた動きとは違う、予測不能・リアルな動きをしてくる。従来のホラゲとは別の恐怖感・緊張感を味わえるのがDBDなのだ。

②意思疎通が難しい状況下での味方との連携
このゲームの魅力の1つとして、「意思疎通の難しい状況で仲間と如何に連携するか」というものが挙げられる。まずこのゲームでは、VCがない。また、マップの図や方向を指し示す座標も存在しない。試合中はチャットも出来ない。意思疎通が難しいゲーム設定だ。だから、味方が今何をしているか(発電機の修理・チェイス・吊られている状態)を表すアイコンの情報をもとに、今自分が何をすべきか考え動いていく。味方との意思疎通が難しいからこそ、うまく連携できた時は面白い。この点が特徴のひとつといえる。

ちなみに、「仲間との意思疎通が問われる」というゲーム性でいうと、「Unrailed」もそれに該当するゲームだ。しかし、私にはこのゲームは刺さらなかった。理由は2つあって、①やり込み要素の欠如と②達成感を感じられない、という2点に集約される。DBDは、生存者・キラーどちらにも沢山のキャラクターが存在するため、「次はこのキャラを極めよう」とやり込み要素が満載だ。Unrailedにはそれが無い。
また、Unrailedは達成感を感じにくいゲームであることも事実だ。1試合1試合勝ち負けがはっきり決まるDBDとは違って、Unrailedには「ゴールが無い」。これが達成感を感じにくい理由だ。

③シンプルな操作性とルール×やり込み要素
まずはシンプルな操作性だ。十字キーとダッシュさえあれば取り敢えずプレイ出来る。発電機の修理も、最初こそタイミングが合わないこともあったが、慣れれば簡単で、すぐ上手くなれる。だから、初心者でも最初からある程度は遊べる。
それに加え、シンプルなルール。キラーに捕まったらダメ、つまり鬼ごっこみたいなもので、すぐにルールを理解できる。
これら2点から、最近ゲームを遊び始めた人(カジュアル層)でも遊びやすくなっている。
また、カジュアル層のみならず、コア層にも配慮したゲーム設計もDBDの魅力だ。様々な能力・パークを持つサバイバー・キラーがおり、それらを極める遊び方がある他、ナースのような難易度の高いキラーを極めるというやり込み要素も準備されている。
カジュアル層・コア層のどちらにも配慮したゲーム設計が魅力の1つといえる。

以下では、主要ではないが、DBDの特徴を箇条書きで説明する。

敵という立場でプレイするゲームは珍しい
→全てでは無いが、基本的にゲームは「正義の味方」サイドでプレイするものが多い。マリオも、ドンキーコングも、バイオハザードもそうだ。
だがこのゲームは、キラーとして怪物・殺人鬼を動かす。明らかに「敵」「悪」サイドとしてプレイする。

■2通りの遊び方で飽きにくい
サバイバーとキラー、2つの役割があるので味変えが出来て飽きにくくなっている。

■リスクとリターンの絶妙なバランス
DBDはリスクとリターンのバランスが緻密に作られている。例えば、地下室がある建物は、うまく使えば長時間のチェイスが可能になる。だが、失敗すれば、地下に吊られるというリスクがある。
リスク→長時間のチェイス 
リターン→地下室に吊られる
他にもあるので、以下箇条書きで説明する。
・ロッカー
リスク→1発で吊られる
リターン→キラーから上手く隠れられる

・地下室のアイテム
リスク→地下室に吊られる
リターン→アイテムを得られる

・高台のアイテム
リスク→高所である為キラーに見つかりやすい
リターン→アイテムを得られる

他のゲームでもこれは鉄則だろうが、DBDはそれが顕著に見られる為、紹介した。


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