今後やりたいこと 塾に命を賭ける男(5)

塾講師として今後やりたいことを2点挙げてみる。

①抽象的なものを見えるようにしたい
私は生徒に間隔を開けて同じ問題を2度解かせるようにしている。こうすることで、1回目より2回目の方が解ける問題の数が増える。すると、自分の「成長」が可視化されるのだ。

このように、勉強における抽象的な概念を可視化する作業を色々行いたい。

例えば「苦手」。
苦手な分野は?ときかれて、「この分野がこれだけ苦手」とすぐ答えられる人は少ないと思う。
だから、苦手な分野を可視化する。
12345678910
○○○○○○×××○○○
○○○○○○○○○○○
○○○○××○○×××××
このように、ノートに1〜10までの数字を書き、その下に10問ずつ問題集の正誤を○×で書き記していく。単元別に問題が構成されている問題集でこの作業をすると、自分が苦手な分野を視覚的にわかりやすいように把握できる
これにより、自分の苦手が可視化されるのだ。

他にも、勉強をする意味も可視化したいと考えている。勉強をしていて、この作業は何の意味があるのか?と疑問に思う生徒もいるだろう。
だから、今やっていることがどのように試験に役立つか見えるようにする。前年の英語の公立試験で出題された長文問題を持ってきて、長文の中の単語のうち、単語帳に載っている単語をマーカーで塗る。すると、ほとんどの単語が塗られることになり、その単語帳を勉強する意味が見えるようになる。これを実践してみたい。

②勉強上の味変え
毎週塾に来て、同じ先生、同じような授業形式だと段々と飽きてきてうんざりしてくる。
だから味変えをして、生徒のマンネリ化を解消しようと考えている。
変えられる要素は3つある。①講師、②場所、③勉強内容だ。このうち変えるべきは②と③の要素だ。席替えを数ヶ月に一度行い、場所を変える事により、少しでも生徒のマンネリ化を防ぐ(②場所)
また、勉強内容も、普段の授業と少し違うことを織り交ぜたりして、飽きが来にくいようにする(③勉強内容)、といった感じだ。
①講師については、変えるべきではないと考えている。授業の一貫性がなくなるし、生徒にとってストレスになるからだ。

以上の2点を今後取り組んでいきたい。

飽きるまでやる
→生徒と教師の認識の違いから

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