妊活記録13 .体外受精移植4回目(イマココ・C病院移植一回目・結果はそのうちに)
久々に所感じゃなくて体験記録を書きます。
移植日が決まった
秋らしくない秋のある日、
生理が来たので久しぶりにC病院に通院をし、
第4回目の移植周期に入ることが決定した。
ここまで3回も失敗して妊娠どころか着床もかすりもせずという結果だと、
だんだん移植に期待がもてなくなってきて、そんなに前向きな気持ちではない。
またあの失敗のどん底感を味わうのか…と思うと嫌気すらある。
とはいえ、今回は着床障害検査を受けた後の初の移植で、私の血栓ができやすい体質への対策として、生理5日目からバイアスピリンを飲むことになっており、これがかなり前回と違うところだ。
子宮外妊娠というものもあるからには、子宮内膜の環境は着床にはそれほど関りがない、という通説が一般的のようなのだが果たして。
もしもこれでも陰性=着床失敗ならば、いままで移植を3回しても駄目だったのは子宮内膜の血流は関係がなく、卵に問題があるか、それとも子宮にもっと別の阻害要因があることが疑われる。
私はあまり検査をやってきていないので(皆さんの登竜門である卵管造営検査すらまだ)、いよいよ秋の検査祭りをしなければならないのかもしれない。
4回目とはいえC病院では移植は初めてなのだが、バイアスピリン以外は服用する薬がすべてお馴染みの顔ぶれなせいであまり新鮮味がない。
こんにちはエストラーナテープ、こんにちはルトラール、
初めましてバイアスピリンさん。
だが、通院2回目ぐらいにして、アーハイハイこれですよねーという具合で再び薬の説明を受けていたところ、黄体ホルモンのニューフェイスが登場してびっくりした。
アプリケーターつきのワンクリノンという黄体ホルモンゲルである。
へえ~まだ初登場の薬があったんだ。
※話が前後していますが妊活TIPS8の記事に出たワンクリノンです
https://note.com/gentle_heron8120/n/nc8059eb7c563
C病院では胚培養士とのトークとかもないので、淡々と移植日が決まり、
粛々と移植に向けての説明がなされ、ニューフェイスのワンクリノンもつつがなく開始し、
あっという間に移植日まで一直線だった。
移植当日
私はネガティブというか、いつも最悪の事態を想定しながら動くというような、ボーイスカウト精神で生きているので(ソナエヨツネニ)、
移植完了
→何も兆候ない
→今回も失敗だったのか鬱
→保険適用移植回数も少ないので何かしら変えないといけないが、
もう調べることも手を尽くすことも特に残ってない
→気ばかり焦るも何もできない
と、悪いパターンにおける自分の思考回路を早くもイメトレしてしまい、
電車に乗って目的地が刻一刻と近づいてくるのが憂鬱で仕方がなかった。
とはいえ、順調に着いてしまい、あれよあれよと案内に従って、気づけばC病院のお馴染みの台に乗り、自分で尻で這いずって準備完了の姿勢になっていた。
今回の担当医師はいつもの若い先生である。
まあ、この病院二人しかお医者さんいないのだ。
経験してきた病院の中で一番ソフトで丁寧な消毒を受け、
「チューブ入りますね~」
の声とともになにかが入ってきた…ような気がするようなしないような。
あまり痛みも感触もないのでよくわからない。
そういえばモニターで流れ星云々あるなら眼鏡しなきゃ、と思ったのに、着替えるときに忘れたー!と激しく後悔したが、
この病院では、
「ほーら卵が光とともに入っていきますよー、ね、流れ星みたいでしょう?☆」
のあの名場面的一幕はやらないらしい。
まあ、あれを言われてそれがはっきりわかった試しもないし、駄目だった時にむなしいだけなので別に私はなくてもいい。
処置室の仕切りが開き、培養士さんたちが粛々と作業をしている気配と音がする。
この病院で培養士にはお目にかかることはなく、凄腕培養士たちの片鱗はいっさいわからないのだが、いまならそれがわかるかも!
と限界まで目を横にして見ようとしたのだが、
なにぶん枕もなく、まったいらな処置台に寝ているので、天井とそのちょい下以外は何も見えなかった。
そうこうしてるうちに
「準備できました」の声があり、
「始めますね~」という声掛けのあと、何物かが注入されてきたらしい。
なんだか早くてよくわからなかった。
この病院はいつもそうなんだけど、あっという間に手早く終わるので、今回も一瞬で終わった。
卵がないかどうかの確認がたぶんあって、
忙しい先生がその中でも
「うまくいくといいですね」と微笑みながら去っていき、
私は消毒後に垂れたお尻の液を赤子よろしく看護師さんに拭いていただき、
今日のミッションは終了した。
え、もう終わり??こんなもんでいいの??実にあっけなかった。
この記事、何の情報もなくてすみません。撮れ高ないよ。
移植後
最初に書いた通り、あまり楽観視はしていない。
でもやれるだけのことはやったと思っているので、絶対にこれはだめだ~!と思っているわけでもない。
移植一回目のときは毎日、体調変化記録をつけたものだが、
つけているとどうしても期待してしまうものなので2回目以降はやめている。
なるべく淡々と、趣味を充実させて悶々とする時間を短くしようと思っている。
このように文章を書いていると、だいぶ時間も使われるし気がまぎれるのでとても有効だと思う。
そんなわけで、まだまだ勝手な所感を書いていくと思いますがよろしくお願いします。
おことわり
移植の結果はいずれ出ると思いますが、
私はある種の秘密主義者なので、
成功だとしても失敗だとしても、
まずは結果が疑いようない状態で確定されて、
結果を自分一人で噛みしめて、次に夫に打ち明けて、
やっと納得するまではここには書けないと思います。
かなり間が空くはずです。
気長に見守っていただけると幸いです。
あなたとともに頑張ります。