マイネルの手先POG 2022~総括&振り返り

こんばんは、マイネルの手先POG広報担当のメガネです。
先日のダービーDAYをもちまして、マイネルの手先POG 2022~岡田総帥はかく騙りき~が終了致しました。
参加して下さった皆様、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

栄えあるかは分かりませんが、優勝は

岡田御大の隣人の愛人MYNGさんでした、おめでとうございます。


今回のnoteは、POGの振り返りと参加者の皆様の所感を生意気にも述べさせていただきたいと思います。

12位、布さん

正直最下位というのが信じられない結果だが、今年の3歳世代と共にPOGが難解だった理由の1つが、布さんの指名と順位に現れているのではないかと思われる。
まずドゥレッツァ、テンペスト、ダノンジュリアス、エゾダイモンという本家POGでも人気していたであろうラインナップ。更に自身の出資馬である東サラの良血ルージュベルメールもいて、戦前ならば優勝候補と目される布陣。布さんだけに布陣。

だが蓋を開けてみると、ドゥレッツァは2勝したもののアクシデントもありG1戦線には乗れず、他馬も勝ち上がりはすれど自己条件を突破するには至らず、未勝利で期間を終える馬も少なくなかった。
またルージュベルメールも頓挫が多く、期間内にデビューに辿り着けなかったのも大きな要因に思える。
個人的に今年は、『ポテンシャルはあれど順調さを欠いた馬が多かった世代』という印象を抱かずにはいられなかった。布さんはその体現者ではないだろうか。
これが筆者の考える今年のPOGが難解である要因その1である。これ以外にも今年の世代が混戦になった理由とPOGが難解な要因について、私なりの意見を後述させていただく事になると思うので、我慢してお付き合いいただければ幸いである。

また布さんには出資馬の勝利と共に、今年の巻き返しに期待させていただきます。

11位、すっぴんまゆゆさん

出だしは好調だったがその後がなかなか続かず。モリアーナという重賞でも通用する馬の指名ではあるが、決して勝ち上がり数は多くなく、単打で終わってしまった印象。未勝利クラス馬もポイントを稼ぐところまで行けなかったのは痛手だったか。
相変わらずの戸崎・菅原推しなので、関東馬に片寄ってしまうのは仕方ないところ。だからといって戸崎・菅原が確実に乗る訳ではないのが皮肉である。
そもそも戸崎が3歳重賞で馬券に絡むのなんて何年かに一度のまぐれなんだしなかなか厳しい枷を己に課しているが、いつか報われる日が来るのだろうか。

別にいいじゃない、こんなPOG不発でも。日本ダービーでタスティエーラ単勝50,000円当てたんだから。
子育ての最中参加してくれてありがとう。長女ちゃんには、中山競馬場の内馬場公園で遊んでくれてありがとうと伝えて下さい。

10位、KRSKさん

第一回開催では岡田系縛りという変態技で2位を勝ち取ったが、今年は特に縛るわけでもなく(もしかしたら気付いてないだけで縛ってる可能性は有)、フェイトを始めとしたノーザンファーム生産馬で固めた指名の印象。
だがここで筆者が考える、今年のPOGが難解だった要因その2がKRSKさんに降りかかったように思えたのだ。それはひとえに『世代的なノーザンファームの不調』である。

別に改まって言うことではないし、既に多くの方が言及している事とは思うが、今年のノーザンファーム生産馬は例年に比べ一枚落ちていたような印象を受けた。
もちろん突出した馬は数頭いた。だが平均的にレベルが高かったかと問われれば、必ずしもそうとは思えないのである。
ノーザンFというのは日本を代表する、いや日本競馬界を牛耳るような存在であるのは御周知の通り。そのノーザンFが不発な世代は、混戦であり難解になってしまうのは仕方がない事かもしれない。
そのノーザンF不発の影響もあり、KRSKさんのノーザンF指名も伸び悩んでしまったのではないかという考えに至ったのである。
はいはい、私程度が何を今さら偉そうにほざいてるんだと思いますよね。私もそう思います。

それでもマイネルボーナス馬3頭で勝ち上がりというのは面目躍如てはなかろうか。
最近音信不通なので、無事でいてくれたらいいんだけど…

9位、ぱるさん

見ていただきたい、このボーナス馬が上位を固めた結果を。マイネルPOGの変わり種ボーナスシステムを上手く利用した指名で、これには主催者も思わずニッコリ。いろいろ考えた甲斐があった。
ただここで声を大にして言わせていただきたい。

ペースセッティングは果たして何ポイント損してるのか。

オーナー・調教師・騎手…様々な思惑や要因はあれども、絶妙に失敗した選択をし続けていた印象。しかも上手く行ったとしても、また新たな面を模索して失敗しているという。
もちろん試行錯誤し馬の個性を把握していかなければならない作業なのは重々承知である。が、何度同じ過ちを繰り返せば気が済むのか。とレースの度に思わずにはいられなかった。馬が精神的に壊れちゃうよ?

それでもOP馬2頭を擁し、マル外多数の指名という挑戦的な指名で挑んで来てくれたPOG。昨年ニヤニヤしながら登録したのが思い出されます。
画像では反映されてないけど、デイアンドナイトっていう謎の馬も最後デビューしてくれたし。

ただこの指名の割に順位とポイントが伸び悩んだのは、人災でもあり巡り合わせでもあるのが難しいところである。
ほんの少しズレた歯車が噛み合っていれば、上位入選も出来た。そう思わずにはいられない内容だった。

8位、勇者ああああさん

マイネルラウレアに5倍ボーナス、これだけで優勝の可能性を終盤まで秘めていたというルールの暴力。こういう事が起こり得るのが当POGの頭のおかしいところである。
皐月賞は馬場もあっただろうが、戸崎が訳分からん乗り方したのが人災。それ以前に頓挫もあり、もっとまともにローテーション組めていれば…悔やむべきはそこだろう。

また見ていただければ一目瞭然だが、兎に角指名馬が数を走る。
数えてはいないが、恐らく参加者で最も指名馬が出走した数が多いのではないだろうか。今回もこだわり指名で、独自路線を突き進むPOGとなった。果たして今年はどのような指名をしてくるのか。

なんでエイシンケプラーってずっと地方走り続けてたんだろ…?
てか重賞以外の地方のポイント加算されてる?設定ミスっちゃった?

…まあいいか。

7位、スーさん


日本ダービーまで優勝の可能性を秘めていた一人であり、ダービーに指名馬を複数頭送り込んだたった一人の参加者。
ご覧いただくように勝ち上がり頭数も9頭と多く、アベレージは高い指名だったという印象である。
何故7位なのかが不思議なほどに。

個人的にノッキングポイントはマイルの馬じゃないと思うんだけどな。血統もあってかマイルで使われて来てたけど。
勿論成長が追い付いていなかったという点もあるだろうが、サウジアラビアロイヤルCで2歳の期間が終わってしまったのも勿体なかったように思える。
もう少し距離があって、ゆったり追走出来るレースの方がPOG期間内は向いていたのではないか。能力はダービー5着に来れるほどのものを持っているのだから。
勿論この先のことは分からないし、どんどんマイルに特化していく可能性もあるが。

またスーさんも、出資馬であるルージュクオーレが期間内にデビュー出来なかったということも不運である。順調さは欠いたものの入厩はした様子なので、POGとは別に勝ち上がりを応援させていただこう。

6位、スズカさん


こちらもマイネルラウレア4倍という一発の暴力を秘めた指名。既にラウレアに関しては記載したので割愛させていただくが、『低い可能性ではあるがマイネルボーナスによって一発逆転の目がある』という当POGの指針が定まり、今回のルールは成功だったのではと思えた要因になった。

また出資馬であるマラキナイアが2勝を上げるという羨ましい内容である。
中でも2勝目の内容は、ひいらぎ賞やチューリップ賞の敗戦(といっても0.3差の惜敗)が嘘のようなパフォーマンスで、噛み合いさえすれば桜花賞でも上位に来ていたのではないか?と思わずにはいられなかった。
それくらい条件戦を勝ったマラキナイア強かったのだが、これもまた噛み合わせ一つなのだろう。

個人的には稼ぎ頭のキングズレインも頓挫や馬場に泣き、順調に行かなかった印象である。
ホープフルS三着、しかも唯一後方から伸びて来た内容から、絶対にクラシックに乗る器だと疑わなかったが、結果的に賞金を加算出来ていなかったのも災いしたか。

思えば2歳時に活躍し、翌年を期待された馬の多くが頓挫があって順調に行かなかったようにも思える。何が要因なのかは分からないが、順調に行くだけでも運が良い事だと感じさせる世代になってしまった。

他の指名としては、同じく出資馬のダズリングブレイヴも勝ち上がり、海外血統でもしっかり勝ち上がりを出すので、繋いで良し長打良し。
ただ結果的に、今年のPOGに関しては重賞勝ちが必須だったか。可能性があった馬は数頭いただけに、やはり順調さと運に左右された結果に思える。

5位、マイネルの手先(鼻血)


気付いたらこの順位にいました。
全てはゴールデンハインドの重賞勝利とボーナス、この一点に尽きます。運が良かったですね。
他にもゆってぃがダートで3勝したり、マイネルメモリーも勝利は1つですが4倍ボーナスでコツコツ頑張ってくれましたが、よくこの成績で5位に来れたなと。不思議でなりません。勝ちに不思議の勝ちあり、野村監督もそう言ってました。
ただ香ばしいの承知でプレドミナルやドナウパールやダノンジュリアス指名したのに、そっちは全然活躍してくれませんでしたけどね。

やっぱり俺には…マイネルしかないんスよ…

個人的には出資馬であるオールデイズが競走中止~引退という不幸(人災)に見舞われてしまったのは残念です。

4位、チョコボールカムイさん


マイネルラウレアは割愛だが、ミシシッピテソーロの激走は正直驚きの結果。ダノンバラードという今年の謎ルールにおいて、唯一成功を出した指名ではないだろうか。
ただ正直失礼かもしれないが、上位入線の結果が5位の筆者よりも不思議なラインナップに思えてしまうのである。期間が終了し回顧している今でさえ、そう思わずいられない。

勝ち上がり頭数は約半数の8頭だが、それだけで4位には上がれない。2頭が重賞OPで活躍したが、それだけで4位には上がれない。
なのに結果は4位なので、よほど指名と相馬眼が優れていたのだろう。
(ここまでかなり失礼)

つまりカムイさんは、今回の独自のボーナスルールを効果的に使った最たる例なのではないだろうか。
後述になるが、カムイさんより上位入線のおっちーさんという存在も控えている。だがラインナップに対しての最終順位を考えた時に、大番狂わせをしたという点ではカムイさんの方が上なのかもしれない…とも思えてしまう。
それはまるで、全くの人気薄ながらも効率よくスルスルとG1で上位入線を果たしたミシシッピテソーロのように。

味の素さんPOGからの刺客として参加し、レギュラー参加者となってくれたカムイさん。果たして今年の結果はどうなるのか、今から楽しみである。

3位、おっちーさん


第一回・第二回と連覇し、三連覇を目論み参加した今回。流石に今回は優勝厳しいか…というところから、前述したようにゴールデンハインド4倍という恐ろしい伸びを見せ一気の優勝争いの先頭に立ったのは流石である。
またサトノグランツでも京都新聞杯を勝利し日本ダービーに駒を進め、最後まで優勝争いを演じたのはディフェンディングチャンピオンの意地か。
だが最後の縺れた中で勝利を手繰り寄せるまでには至らず、三連覇は逃す結果に。せめてゴールデンハインドがオークスで加算出来ていれば、結果は違ったかもしれない。

またプレドミナルといった、本来の期待された馬が不発に終わってしまったのも予想外ではあっただろう。これが今年のPOGの難しさである。
たが勝ち上がりは半数に満たない7頭に関わらず、きっちり優勝争いに縺れ込んだのは流石であり、カムイさんとは違った当マイネルPOGの攻略法を熟知しているとも言えるので、その点でやはり3度目の優勝も近い存在なのかもしれない。

まあ蝶野正洋もG1連覇したけど、93年は敗退して94年にまた優勝したんで、今年も頑張って下さい。

2位、ゆうせいさん


彗星の如く現れ当POGに参加し、最後の最後まで優勝争いを牽引してくれた変わり者(褒め言葉)。
マイネルPOGという変わり種ルールにおいて、G1を2勝するリバティアイランドを指名という相馬眼を発揮し、通常のPOGのようにちゃんとポイントを加算していってくれた。
大丈夫?参加するPOG間違えてない?

前述したが、何よりリバティアイランドの牝馬二冠。特にオークスは勝利が確実視されていたので、当POGにおいても先行きが考え易く、盛り上がりにも繋がったのは有難かった。

惜しむらくはダノンザタイガーの離脱、これに尽きるのではないか。
重賞で先着したタスティエーラとハーツコンチェルトのダービーでの成績を考えると、順調ならばダービーでは…と考えてしまうのは仕方がない。勿論一概には言えないが、やはり有力馬の離脱が今年の大きな要因であるよう思える。
勝ち上がり頭数も半数を超え、着実にポイントを加算した今年度。最後に差されたのはその点にあるのではないだろうか。

またゆうせいさんのみに言える事ではないが、フェイトを指名した人が最たる例として述べさせていただくことが1つある。
それは私が考える今年のPOGを難解にさせている要因その3『リアルスティール産駒の不発』である。

新種牡馬として大いに期待されていたリアルスティールであるが、中央競馬に登録された90頭のうち勝ち上がりは31頭(netkeiba調べ)。OPクラスでの勝ちはオールパルフェの1頭だけに留まる。
そして平均獲得賞金においては特別悪いとは思わないが、大物を出せているかという点に置いては初年度では期待に応えられていないように思える。
もちろん初年度から大物を出せる種牡馬なんか限られているし、能力のある馬が順調に行かなかった世代でもあるし、今後どうなるかは未知数で巻き返す可能性は大いにあるが、期待された成績を残せたかというと疑問ではある。

勿論リアルスティールに罪はない、初年度のリアルスティールに過度な期待をし、勝手に落ちて行った我々の責なのである。
更に種牡馬としてはクラシックの成績はイマイチでも、古馬になってから本格化する特性を持つ種牡馬も存在する。リアルスティールもそうなのかもしれない。
そして初年度を踏まえた上で産駒の特性を研究し、今後馬産地がどのような繁殖と交配させて行くか大いに楽しみである。
※あくまで筆者の主観であり個人の感想なので、あまり真に受けないようにお願いします。

脱線が長くなりましたが、今後またゆうせいさんが参加してくれた際に、どのような指名をしてくるか楽しみです。

優勝、岡田御大の隣人の愛人MYNGさん


第90代日本ダービー馬タスティエーラ。その指名者であり出資者であるMYNGさん。
最後の最後まで縺れ込んだ今年のマイネルPOGを、最後の最後で豪快に差し切って勝利。
タスティエーラ自身は決して運があったローテーションではなかったが、最も運が良い馬が勝つと言われる日本ダービーにおいて、最も運も実力もあった馬と人ではないだろうか。

マイネルフォーコンやマイネルモーントでボーナスは利用すれど、言うまでもないがタスティエーラ一本釣り。
やはりマイネルPOGでも真に強い馬が覇権を握るのだと再確認する結果となった。

実は去年までのダービーの賞金では逆転は不可能で、今年から賞金が増額された事により逆転優勝が可能になったのである。
これもまた運であり、巡り合わせなのかもしれない。

第三代マイネルの手先POG優勝者、おめでとうございます。



以上、マイネルの手先POG 2022~を簡単に振り返り、失礼ながらも私見を述べさせていただきました。
よく分からない文章や根拠のない意見で気分を害された方がおりましたら、申し訳ございません。見辛いなとか、読み返して変だなと思ったら、こっそり修正しときます。

繰り返しになりますが、参加して盛り上げて下さった皆様。心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

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