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SLX DC XTがもたらした物

SLX DC XT
現物が世に出てまだ半月くらいかな
個人的にはこのリール自体がどうこうよりも
SLX DC XTってリールがシマノの過去のモデルに与える影響に着目していた

と言うのもギアボックスの構造
どう見ても17スコーピオンDCと同じ
て事は
14スコーピオン
15クラド
15シティカ
17スコーピオンDC
この4機種に対してギア周りの互換性があるのではないか
というわけでパーツを取り寄せ

シティカのメカニカルノブ
17スコーピオンDCのハンドルロックナット

SLX DC XT(XG)のドライブギア、ピニオンギア

これを組み込んでみる
まずはSLX DC XTの青を抜く

無事完了

このパーツは使い回し

次は本題のギア
17スコーピオンDCにSLX DC XTのギアが入るのか

結論
入る
普通に入るワッシャー類もそのまま使える
まるで何事もなかったかのように入る
とてもよい

この事で起こる事
17スコーピオンDCのmmギア化、XG化
14スコーピオン200等のmmギア化、XG化
が可能になる
なんで今更そんな古いリールって思う人もいるかも知れないけど
17スコーピオンDCのボディーはとにかく高剛性
同時期の15メタニウムDCと比べると格段に強いベースが200番クラスってのもあるんだろうけどとにかく強いその分重い

スプール番手は100番
ラインキャパ的に
16lb80m
20lb70m
ボディは高剛性の200番
ブレーキはidc5
mmギアでXG

これってバス釣りにドンピシャじゃない?
ラインの無駄も少なくて済むし

重めのジグ〜ビッククランク
3ozくらいまでのビックベイト
空気抵抗の大きいルアーを強いロッドで使う
こんな時に番向けな気がしてる

そこでまた出て来るのが15メタニウムDC
ラインキャパが同じで自重が軽いidc5
mmギア(ジュラコン)
たぶん使用頻度の少なめな人からすればこっちのがいいのかも知れない
なんで使用頻度が高い&高負荷で使うと

塗装の剥げ
さらにはリールフットのカケが生じる
このメタニウムDCは1台目で2台目のメタニウムDCにも同じ現象が起きた

ゆえの17スコーピオンDCの存在
個人的には新しい物が好きだしニューモデルは即座に飛びつく
でも過去の機種の特性を理解しないと
最新の価値はわからないと思う

17スコーピオンDC
mmギア化
XG化
オススメです

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