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判断力を鍛える~その重要性~

判断:ある事柄について、考えをまとめて定めること。
またその断定した内容。
現在置かれている状況を正しく認識して評価することを
判断と言います。
そうすると過去の経験や自分の能力から
今すべき最適なものを決める能力を「判断力」と言えるでしょう。
ケンブリッジ大学の研究によると
私たち現代人は1日あたり最大約35,000回もの
決断をしているそうです。

決断力という似た言葉があるものの、
こちらは自分の意志に則って突き進む力のことです。
選択が「状況から判断」なのか
「自分の意志や希望に基づく」のかという部分が
両者の違いです。

しかしながら日々の生活を送る中、
判断力が低下してしまう引き金となるような
出来事があるのも事実です。

・判断が失敗、ミスを招いたことが影を落としている
→自分の判断によって周囲にも大きな迷惑を
及ぼしてしまうことは誰にでもあることです。
マイナスな感情が強すぎるあまり、気付かないうちに
新たな判断が出来なくなるメンタルに陥るというケースです。

・為すべきことの把握不足
→複数人が関わる業務など、
主体性が失われがちなパターンでよく起こります。
判断力を使って鍛錬する場面から遠ざかれば遠ざかるほど、
いざという時に頭が機能しないという状況を招きます。
また、受動的な業務の環境に身を置いて
目の前の作業に追われ続けると、
自分から能動的判断を下す機会が少なくなることからも
判断力低下は起こってしまいます。

判断力がない、低下しているからといって
何もしないでいることは、成長もしなくなってしまう
最悪なパターンになってしまいます。
このまま放置せず改めて鍛え直しましょう!
7
・日常な小さな判断を意識する
→今日の夜は何を食べるか、週末の休みは何をするか、
など何でもOKなので小さな判断を可能な限り多く重ねましょう。
こうした検討→判断→実行という成功体験は
大小問わず積み重なっていき、判断力の強化に繋がっていきます。

・客観的視点を意識する
→自分の判断に自信を持てない場面は必ずあると思います。
そんな時は「間違いないことを裏付けるもの」を探すことを
お勧めします。
例えばごまかしのきかない数字や
アンケートデータといった情報は、
自信と裏付けを補完してくれるものになるでしょう。

・即時即断の意識
→時間をかけるほどいい判断ができるというわけではありません。
むしろ、適切な判断力を磨くためには、
とにかく多くの判断を経験することが重要です。
シンプルな判断であれば、即時に行う習慣を身につけましょう。

「ファーストチェス理論」というものがあり、
5秒考えた手と30分考えて出した手の86%は同じという話。
つまり長考して出した結論は、直観と大差ないということです。

仕事も日常生活でも、常に判断する機会の連続です。
自信がない、分からない、などといって
判断から逃げ続けることは、
自身の価値や実力を上げる機会を損失しているのと同義です。
どんな小さなところからでも構わないので、
「自分自身の判断」を大切に過ごしたいものです。

#判断力 #重要性 #経験 #能力 #決断 #自分の意志 #日常生活

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