双頭天威デッキ調整録

はじめに

どうも皆様、北の名もなき喫茶店店長の北国レオンです。
先日行われた第二回ファンデッキVデュエル大会(以下FVD)。
自分は全4選して2勝2敗実は前回とほぼ一緒、14人中4位入賞となりました。双頭の雷龍デッキでよくやるわ()

この記事は、前回大会で使用したデッキから今回までどんな経緯でデッキが変わっていったのかを、保存用にまとめていこうと思います。
結構長くなると思いますが、お付き合いください。


・目次

  1. 前回大会使用デッキ

  2. 問題点

  3. 初提出案

  4. 調整①

  5. 調整②(決定稿)

  6. おわりに


1.前回大会使用デッキ

先ずは前回大会、第一回FVDで使用したデッキから。

見辛いけど勘弁

コンセプトとしては言わずもがな「双頭の雷龍で勝つ」。なので見れば分かる通り、双頭を最速で召喚するための各種サンダー・ドラゴンと孤高除獣名誉サンダー、そしてファンデッキ大会ということで雷龍放電控えめに言って紙百雷のサンダー・ドラゴン双頭三体ロマン砲も搭載したデッキになっています。対ヌメロンで異様に活躍したカオス・クリエイターカオスヌメロン戻すマン天威無崩の地耐性付与ドロソなど、現在のデッキまで残っているパーツもちらほら見えたりもする。

正直なところこの時点ではエクストラデッキがまだまだ練りきれておらず、メインデッキにも明らかな不要牌があったりしてファンデッキ大会という点を考慮してもまだ詰めれただろと言わざるを得ない出来。

ちなみに主催は結構困ってました。この場を借りてごめんなさい()

2.問題点

正直なところ、「遊戯王OCGにおけるファンデッキを甘く見すぎていた」という1点に尽きる。俺がサンダー・ドラゴン関連カードを全積みし、ロマンと信念を貫いて双頭の雷龍で戦っていた中、相手ターンへの妨害が薄くなりがちな環境故に1妨害で簡単に止まるはずのテーマが文字通り水を得た魚のように暴れ回っていた。

そんな嵐のような環境でチマチマ1ターン1回双頭の雷龍を出すなんていう悠長な展開していてもまあ勝てず。多少はプレイングで誤魔化せたものの、自分としては次回もあるなら戦術を考え直さなければならんと誓ったのでした。

3.初提出案

ということで最初期、一番最初に提出したリストがこちら。

今回、大会自体のルール改正でこのデッキが大打撃を受けたのはヴェルテ・アナコンダ絶対融合するマンの禁止。まあ残当なんだよなぁ()

ということで、その穴をどうにかして埋めなければならず試行錯誤していた跡が透けて見える内容。過去OCGで組んでいた時に実績のある竜魔導の守護者、それを単体でサーチできるラルバウールと141、増Gと闇の誘惑雑ドロソ、溢れた枠は天威系のパーツを全抜きして確保という破れかぶれ感。このまんま出てたら間違いなく1勝もできんぞ()

ただ、この時から目をつけていたのが万能置き融合ことフュージョン・ゲート。素材を除外に飛ばして融合できるこのカード、雷龍融合と相性抜群。除外に素材が飛ぼうが容赦なくデッキに戻して2体目の双頭を立てられるようになった。そう、これにより多少なりとも展開力を上げることに成功したのです!だからどうしたとか言わないで欲しい()

4.調整①

さて、あんな紙束のことはさっさと忘れて調整後のリストを見てみましょう()

おれは しょうきに もどった!
ということで割と迷ったものの増Gは不要牌と見なして全抜き。そして若干活躍し辛い天威無双の拳と、全く活躍するビジョンが見えない雷龍放電を撤去。空いた枠に天威下級を入れて双頭サポート体制を構築した形に。

ここで注目すべきは、メインデッキよりもエクストラデッキ。ぎりぎり大丈夫かと思って入れたけどやっぱりダメだったセイクリッズプレアデス&M7は兎も角、ミッシングソード投入は「双頭の雷龍を素材として使う」というある種決意の現れだったりする。遠慮してたら勝てないと開き直ったとも言うが()

その他で注目なのは武神姫アハシマ。エクシーズを投入すると決めた辺りで性能と噛み合わせの良さに気づき、テスト運用してみたところ思った以上にやばかった。このデッキだとランク4・5・6・7が狙っていけるので、エクストラの層を厚くしてくれている。大会で一切出なかったけど()

5.調整②(決定稿)

そして、大会当日に持ち込んだリストがこちら。

メインデッキは殆ど変更されていないので、エクストラデッキの変更が中心。双頭以外に天威無崩の地の対象となるジェムナイト・パール、ランク5の旋壊のヴェスペネイト、ランク6のベアトリーチェ万能墓地肥やし女

そして、こいつを見つけたことを褒めて欲しい黒溶龍騎ヴォルニゲシュ。実際今大会のMVPだと思ってる。ランク7で双頭の雷龍を素材にして出せ、しかも素材を全部吐き出して各種蘇生の邪魔をしない良スペック。このデッキは百雷で一気に蘇生を狙っていく関係で素材になってる双頭をキープされると逆に邪魔という場面があり、実際テストプレイ時にヴォルニゲシュから百雷チェーンでバフ対象に双頭を選ぶというプレイングができたので、活躍してくれるだろうと思ってた。実際最高にいい場面で活躍してくれたので満足。

6.おわりに

以上、デッキ調整録でした。実際大会中にどんなことを考えながらプレイしてたとかは、後日取る予定の解説配信で詳しくやるつもりなので今はあまり語らずにいようと思います。

今後、同じようにFVDが開催されたらどうしてくれようか()と考えていますが、まぁ・・・望まれていると思うので。折角なら双頭で表彰台に乗るまではコイツと戦っていきたいと思います。もう既に次に向けて調整入れているので、乞うご期待!

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