「儚い」とは？
いちです。
今回は、「儚い」とは何なにかについて掘り下げていきます。
ミンヒジンの作品はよく、「儚い」と言われます。
ですが、そもそも「儚い」はどういうものに言うのか、明確に表現したことがありませんでした。
１．辞書的意味
「儚い」とは、確かなところがなくて淡く消えやすい様子を表す言葉である。「儚い」は「美しい」と組み合わせて使われることも多く、頼りなく消えてしまいそうな美しさを意味する表現として使用される。
確かに、言われてみれば納得という感じです。
ですが、「頼りなく消えてしまいそうな美しさ」とはどのようなものを指すのでしょうか？
「愛は儚い」「人生儚い」「命は儚い」という言葉があげられていて、
それらはどれも、「不確か」で、いつか消えてしまう、無くならない保証がない、永遠ではない、短い、ものです。
同様に考えると、「頼りなく消えてしまいそうな美しさ」とは、
短い期間しか美しさを保てないものや、美しいけど、壊れやすいものを指すのではないでしょうか。
例えば、花は美しく咲いているのは1日ほどで、すぐに散ってしまいますよね。
２．ミンヒジン作品にみる「儚さ」
では、どういう部分から、ミンヒジン作品が「儚い」と言われるのでしょうか？
①アイドルの年齢
仮説として、まず挙げられるのが、「少年少女」です。
一般的に人間が成熟するのは、10歳～10代後半、20代前半と言われています。
しかし、高校生でデビューしたアイドルにはまだ幼さやあどけなさが残っています。そのような、「隙」や「未熟さ」が完全になくなるのは、25歳前後のように感じます。
〇SM時代の作品の年を見てみると、どれもアイドルが若い頃のものが多い。
〇SHINee（2008年デビュー）
最年長のオニュは1989年生まれで、それでも19歳でデビューしています。
そして、ミンヒジンが最後にSHINeeを担当したのは2015年。デビューして7年。つまり、オニュは26歳です。
〇少女時代（2007年デビュー）
最年長は、テヨンで、1989年生まれ。
そして、ミンヒジンが最後に担当したのはThe Boysで2011年。
テヨンが22歳の年です。
〇f(x)（2009年デビュー）
最年長はビクトリアで1987年生まれ。
ミンヒジンが最後に担当したのは、2015年で、28歳です。
〇EXO（2012年デビュー）
最年長はシウミンで1990年生まれ。
ミンヒジンが最後に担当したのは、2018年です。
つまり、シウミンが28歳のとき。
〇Red Velvet（2014年デビュー）
最年長はアイリーンで、1991年生まれ。
ミンヒジンが最後に担当したのは、2018年です。
つまり、アイリーンが27歳のとき。
〇NCT
NCTは初期の作品しか担当していないため、20代前後のメンバーが多いです。
〇New Jeans
最年長はミンジで、現在19歳。
こう見ると、必ずしも若いアイドルの作品のみ担当しているとは断言できません。
つまり、あの「儚さ」はアイドルの年齢のみが理由ではないという事。
②ファンタジーのようなMV
Married To The Musicや、Peek-A-Booが代表的。
物語の内容が、童話というか、子供っぽい。
そして、内容に合わせて、スタイリングも子供っぽくしている。
そこからくる儚さもあるのかも。
③色使い
New Jeansは色味のはかなさというより、「青春」味が強い。それ自体が一瞬のことだから儚い、つまり、若さな気がするけど。
逆に、大人な色使いってなんだ！？
シンプルでスタイリッシュな感じとか？
④衣装
ミンヒジンが担当した作品では、ゴージャスな衣装が使われていない印象があります。
比較的、一般人が日常で来ているような服。
レドベルの体操着や、少女時代のカラーパンツを見ると、
親しみやすさだけではなく、キャッチ―さもあるのかもしれない。
ただそれがなぜキャッチ―なのかと言われても説明できない。。。
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