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【のの杯ベスト4】妖蛇解説
お久しぶりです。
今回は3/24に開催されたのの杯にてベスト4となった妖蛇の解説をしていこうと思います。
後日YouTubeチャンネルの方でも解説動画が上がる予定ですのでそちらもぜひご覧下さい!
前置きはこれくらいにして本題に入りましょう。
そもそも何をするデッキなの?
この疑問を持っている方は多いと思うのでリストの前に記述しておこうと思います。
私がこのデッキを回して感じたのは受けが非常に強いという点です。
この受けの硬さを利用してターンを貰いながらフィニッシャーのアクシッドを何度も投げるといった戦い方が主となっています。
またツィツィミトゥルのゲーム1の全ハンデス効果も非常に強力です。
コンボデッキに対してはパーツを落としてEXWinを拾えたり、そうでなくとも相手のプランを一気に崩す事ができるのでアタックすると1ターン貰える事もあります。
更に創界神2種の神技も相まってあの獄契約よりも受けが硬いのではないかと思える程の防御力が売りのコントロールデッキとなっています。
デッキリスト
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136812810/picture_pc_f491f01db9b4589f690949db4aac57af.jpg?width=800)
1枚目はのの杯にて使用したリストで2枚目が今のリストです。
回し方は前述の通り耐久しながらアクシッドを何度も投げつける動きを目指します。
基本的には創界神、創界神が初手になければシーカーやドロソといった様に順番にプレイしますが各対面によって優先的にプレイしたいカードや出さないカードが存在します。
あまり触った事が無いといった人も多いと思うので早速各カードの使い方をこれから紹介していきます。
各カード解説
水神蛇チャルチウトリクエ
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最初からになりますがククルカン妖蛇の革命的カードその1。
4枚破棄してトラッシュからククルカンを配置できるので上手くいけば3コストで2シンボルが立つ優秀なカード。
ソウルコア封印効果もしっかりと持っている上に、既にトラッシュに落ちているククルカンを配置できるので中盤以降も腐りづらく使っていてストレスが無いのが嬉しいポイント。
このソウルコア封印によって初動から実質1コアブーストできるのもこのデッキの強みになっています。
破棄効果なので後述のスネークビジョンの回収の際コアが乗るのも高評価。
当然の3枚。
ゴッドシーカー 羽蛇神官クルワカン
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お馴染みのシーカー枠です。
ククルカンを回収出来るのはもちろんの事、回収の指定が妖蛇となっているので後述のナルメルやアモンケマテラ等を必要に応じてサーチできるのが偉い所。
ソウルコア封印効果も持っているのでコストを払う時はソウルコアを使う事を忘れずに。
削る理由も無いので3枚。
風翼蛇エエカトル
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ぱっと見7コスト釣り上げしか役割が無く「こいついる?」って思う方もいると思いますが絶対要ります。
5コスト3軽減からアクシッド等を出せるのでライフを削られていなくても2ターン目のアクシッドスタートが可能に。
召喚時で3枚デッキを見ているのでアクシッドを投げる再現性が上がっているのも高評価ポイント。
ゼロカウンターを踏んでしまうのは少し残念な点ですがそれはナルメル等でカバーできるのであまり気にはなりませんでした。
召喚時合わせて2回コアチャージが乗る点もかなり優秀。
しれっとスネークビジョンを回収できるのも偉い。
光翼蛇トナティウ
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ククルカン妖蛇の革命カードその2。
リソースと除去、ソウルコアのアクティブ化を1コストでこなせる万能カードになっています。
フラッシュでトラッシュから釣り上げて面処理も当然強いですが偶にエエカトルから釣り上げてリソースの補強をすることもあります。
頻出なのは後述するアモンケマテラとの組み合わせです。
相手のターンで更地からこのカードを召喚し、アモン・ケマテラを煌臨して面を再展開するといった動きは受けで頻出なので覚えておきましょう。
原初蛇皇アモン・ケマテラ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135384205/picture_pc_06b5ccea40c47eb4f9ba3c1b1f82c1a0.png?width=800)
絶対2枚は必要です。
のの杯当日はこいつが1枚なせいで試合中引くことをお祈りしながら過ごしていました。
書いてある事以上の役割はありませんがダークタワーやゼロカウンターを避けてアクシッド等を釣り上げられるのは環境への回答になっています。
ライフバーンは破壊が主な処理方法のデッキに対して刺さりますが、環境的にはあまり期待できないので削れたらラッキー程度に思っておきましょう。
また、エエカトルで釣り上げを行う際にこのカードを経由する事でコアチャージを1回多く行う事ができるので創界神にコアを置きたい時は経由しても良いかもしれません。
前述のトナティウと組み合わせた受けも強力であり、活躍の用途が広く今の環境なら2枚は入れたい所。
赤翼蛇トラテ・ロルコ
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ちょっといらないかも、残念!
虹翼蛇神アクシット
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135385845/picture_pc_1b267d3a1b2857a99c2a82cf40c50a63.png?width=800)
メインアタッカーです。
界放でコアが増えるのが受けの硬さが売りとなっているこのデッキにおいて本当に強いので投げるターンは早ければ早いほど良いです。
エエカトルやアモンケマテラ、後述のナルメル等でほぼ毎ターン釣り上げられるのでガンガン投げてアタックして行きましょう。
だいたいの場合において毎ターン投げられるので誘発等で除去される事は割り切ってアタック時のバーンは全部使います。
次のターンの受けが不安なコア数の時は解放後のコアシュートでバーンを飛ばすのが良いです。
アルティメットからもコアが取れるのもかなり優秀。
また、系統が妖蛇である創界神ククルカンの神技でもライフバーンが飛ばせるのは覚えておきましょう。
破滅の女神ツィツィ・ミトゥル
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サブフィニッシャーです。
お互いのアタックステップにスピリットとネクサスの維持コアを上げる効果に加え、ゲーム1とはいえ相手の手札を強制的に入れ替えされる強烈な効果を持っています。
また、シンボル増加によるワンショットも強力です。ククルカンをトラッシュ釣り上げるカードが多く3点、4点を出し易いのは嬉しいポイント。
前述の通りコンボデッキに対して刺さるアタック時ですが、レベルコスト合わせて最低でも7コア必要な事もありこの効果が使えるタイミングは思ったよりも限られているので注意が必要です。
上手く回った際に後半に投げるのは当然強力ですがそれだけに拘ってゲームプランが崩れてしまわない様にしましょう。
アクシッド程取り回し易く無いので今回2枚の採用。3枚は絶対要りません。
死霊王ナルメル
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受けや攻めの補強として使えるバースト。
破壊後バーストでコスト6/7/8を釣り上げる効果がとにかく強力です。
アクシッドで走り出した時に処理されてもバーストから釣り上げて再びアタックできるのがとても高評価。
また、エエカトルでゼロカウンターを踏んでしまった際もそれに反応して発動しアクシッド等を再展開できるのも魅力的。
受けとしてもトナティウやツィツィ・ミトゥルを釣り上げる事で面に干渉する事も可能です。
おまけの様についているバーストが破棄された時発動できる効果もスピッツァーによってプランが崩される心配もなく安心できます。
ドロー効果はあまり狙いづらいので上手く引けたらいいなくらいで考えておきましょう。
聖皇ジークフリーデンXV
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自由枠です。
強いバーストであればなんでも良いと思っています。
神託やオープンで相手に見せるだけでバーストを警戒させる事ができる点は優秀。
創界神オシリス
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旧妖蛇創界神。
アイボウやジャバドに対して先行1ターン目に置けると1コアシュートがよく刺さりテンポを取りやすいです。
2コアから使える神技が使いやすく後半でも相手のフィールドのコア数を調整する際に役立ちます。
注意点として紫の世界と違い1度配置したら退かせないのでククルカンの神技が必要になりそうな対面には置かない様にしましょう。
カードに書いてある事が全てではありますが初動にもなり大活躍間違い無しの1枚です。
創界神ククルカン
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コンセプトカードです。
神技のライフ回復が今の環境でかなり強力。
スピリットしか対象に取れない点は注意が必要。
破壊耐性と効果貫通をばら撒ける神域も強力な効果ではありますが、発動させるにはオシリスや紫の世界を置かないという少し難易度の高い条件となっています。
スピリット、ネクサスの耐性や完全耐性は貫通できますが装甲に対しては無力なので注意が必要です。
アクシッドのアタック時やオシリスの神技、後述のスネークビジョン等でコア数の調整は容易であり、ライフを何度も回復する事が可能な神技は積極的に狙っていきたい所。
紫の世界
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言わずと知れた最強ネクサスです。
ドローソースや軽減確保、コアシュートによるアタック抑制として非常に優秀です。
転醒ギミックはソウルコアがカウントエリアに行ってしまう都合上ソウルコア回収として使う事はできません。
けれども、1コア乗せた状態で転醒を行えばソウルコアか無くても問題なくアタッカーやブロッカーとして使うことはできます。
また、ククルカンの神域を発動させる為にわざと転醒を行い自発的にフィールドから退かす事も偶にあるので覚えておきましょう。
ククルカンの風石神殿
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ドロソ兼足場。
初動でプレイ出来れば2ドロー1コアブーストという破格の配置時。
後半になっても要らない妖蛇を捨てて2枚デッキを見れるので使っていてかなり使用感が良かったです。
Lv2効果もかなり強力でありこのリストだとシーカーを蘇生する事でリソースの補強をしたり、チャルチウトリクエを蘇生しスネークビジョンをサーチする事もできます。
同名ターン1制限が無く召喚によって信託も行えるので創界神にコアが欲しい時にも役に立ちます。
ゼロカウンターも踏まずデメリット等も無いので積極的に召喚は狙っていきたい所。
氷刃血解
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防御札です。
カウントがあまり増えないデッキなので絶甲氷盾よりも信用度の高いこちらを採用。
フラッシュで手打ちしてゼニスのバーンを防ぐ等誘発以外でも活躍の機会が多いので腐りづらいです。
ソウルコア封印によるカウント1が殆どの場合において保証されているので白晶防壁と採用を迷いましたが、コアを使い切った状態でも機能するこちらを優先。
スネークビジョン
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本っっっっ等に強いです。
5枚くらい入れたい。
このカードがキーカードと言っても過言では無いくらいこのデッキの要となっています。
防壁札として1体確定処理はもちろんの事、ククルカンの神技と合わせてライフを回復したりトナティウと合わせて最大5面除去等、これのおかけで他のカードの効果も輝きます。
このデッキはデッキを破棄する効果がとても多くほとんどの場合においてゲーム中に3枚使えます。
また、このデッキのリストだとシーカー以外で捲れたら1コア増やして手札に入って来る点も相性抜群です。
手が詰まった時にメインステップで使用して除去を飛ばし、風石神殿の効果でシーカーを釣り上げる動きは偶にするので頭に入れておきましょう。
対面知識
ざっくりと解説します。
アイボウ
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ダークタワー型
コンボデッキなのでゲーム中にツィツィ・ミトゥルの全ハンデスを使いたい対面です。
ゼニス1枚か断罪龍2枚を落とせばEXWin。
全ハンデスでプランが崩れる事に加え、ネクサスの維持コストも上がり盤面を更地にできるのでツィツィ・ミトゥルを投げた次のターンにリーサルを出される事はそうそうありません。
Lv3でアタックできるタイミングがあれば積極的に投げましょう。
ジークフリードXVの合体煌臨時のバーンが重いのでスネークビジョンで優先的に取りたい所。
デッキの特性上ゼニスをカウント8で煌臨されづらい点が嬉しいポイント。
通常型
先行でオシリスに2コア乗ると序盤のテンポを掴み易いので引けたら優先的にプレイしていきましょう。
ゼニスのバーンの予約に対しては手打ちの氷刃、ジークフリードXVはスネークビジョンでの処理をしてバーンのダメージはなるべくカットする様に立ち回りましょう。
リスト絶甲氷盾が採用されている場合が多いのでタワーアイボウ同様にツィツィ・ミトゥルの擬似全ハンデスが刺さります。
時間が経つとゼニスを絡めた強固な盤面でのリーサルを取られてしまうので、最速でのアクシッド→ツィツィ・ミトゥルを目指して動きたい所。
獄契約
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不利対面だと思っていましたがやってみると解放でのコアブーストやオシリスの神技が活躍しそこまで不利ではない印象です。
ザッファーグのロックがキツいですが1ターンのみなのでロックターンは氷刃でターンを貰い、次のターンをトナティウ+アモン・ケマテラやオシリスの神技を使って凌ぎましょう。
最速バントゥース+ザッファーグは流石に無理ですがおそらくどのデッキでも無理なのでそこは割り切り。
烈神速が少々重いのでスネークビジョンでの確定除去は緑のアルティメットに飛ばしましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
受けの固いデッキが好きという方に嬉しいデッキとなっています。
みなさんのデッキ作りの一助となれば幸いです。
新弾の時期も近付いて来ましたので発売後に時間があれば新しいデッキの記事も書こうかなと思っています。
ではまたの記事で〜👋
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