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【新弾】動玩デッキ解説
今回は先日行われたコママスターズで入賞したキニチ・アハウの動玩デッキについて解説します。
新弾の中でもハデスやアテナのように話題にあまり上がりませんでしたが、それら2つに負けずとも劣らず強力なデッキとなっていますので是非読んで頂きたいです!
それではよろしくお願いします。
リスト・どんなデッキなのか
こちらが先日のコママスターズで使用したリストになります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139037930/picture_pc_a93b5005d2f639f7391e4997e50fd7e0.jpg?width=800)
聖命のギミックが発動した際に様々な効果が発揮するデッキです。
その中でも契約神であるキニチアハウの神域はアタックステップ終了不可と実質的な打点追加効果を持っておりC6を達成すると質の高いアグロを実現できます。
理想的な動きは「ビーストペンチ」による耐性を付与した締皇スピリットでのワンショットですが、あまり現実的ではありません。
先攻3ターン目、後攻であれば2ターン目までにそのプランが通る目処が立た無ければ神域を利用したアタックステップ終了不可のビートを目指しましょう。
各カード解説
導倶の契約神キニチ・アハウ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/138813668/picture_pc_2df72c0c5f791e939d13ea8856fac4fa.png?width=800)
このデッキの契約神です。
使い易い神技と単純ながらも強力な契約域を持っています。
メインステップでも神技で除去を飛ばせるのは他の契約神との差別化点になっており、ゲームを組み立てる上でメインで打った方がいいのか受けや攻めのフラッシュで打った方がいいのか考えて使いましょう。
後述するラルヴァンダードやジゴトゥールをメインで起動させる事もでき、比較的更地からでも立て直しがし易いのはかなり高評価です。
カミキリヤスリ
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3コスト2軽減の聖命持ちカード。
このデッキに触ったことがある方なら分かると思いますがあまりカードパワーは高くありません。
Lv1からドローとカウント増加があれば相当優秀なカードだったのですがフルで使うには残念ながら維持コストが2つかかります。
とはいえ契約域発動時であればアタステ終了不可の2点として活用できるので悪くは無いといった印象。
最初の神託率の問題で3枚入っていますが今後抜けていくカードかなと考えています。
マイマイメジャー
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独特なLv2、3効果を持っています。
カミキリヤスリ同様効果をフルで使う為には維持コアが2個かかります。
相手のライフが4以上なら完全耐性とアンブロック効果により確実に聖命の効果を使う事ができるので序盤からライフの回復が見込めます。
手札が少ない場合や次のターンの動きが弱そうな時はカミキリヤスリ、次のターンのプランが見えているのであればこちらを使うといった風に使い分けると良いでしょう。
カミキリヤスリとは違い明確な役割があるので次弾で新カードが追加されても抜ける事は無いと考えています。
こちらも神託率を考慮し3枚の採用。
バイソンジグソー
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強いミラージュ効果を持っている新カードです。
聖命持ちがアタックする度にドローが行える為、このカードをセットできているかいないかで手札の量が全然違います。
また、ネクサス効果を消す効果も強力であり、創界神の天敵である青の世界を突破できる点やアグロ拒否の紫の世界の効果を消せる点が高評価。
聖命がLv2からとはいえ被っても0コストで信託できるカードなので削る理由がありません。当然の3枚採用。
三賢神ラルヴァンダード
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便利カード枠です。
キニチアハウの神技がメインステップで打てる事で更地から1シンボル確保し1ドローする事ができます。
あまりコアに余裕があるデッキではないためLv3のバーン効果を使うことはあまりありませんでした。
受けの神技でももちろん召喚する事もありデッキの潤滑剤としてかなり優秀な1枚です。
来期も採用されているかは分かりませんが今期は間違いなく3枚必要なカードだと考えています。
ツールドファイター
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黄色いアルケーガンダム。
ライフの増減に反応して召喚でき、動玩を1体回復する事で2打点の増加が見込めます。
契約域が発動している状態であればその限りではなくそのまま2枚のカードでリーサルを取る事も可能です。
ライフが減っても召喚できるので相手のアタックステップ中にライフが削られた際にも召喚でき、神託やドローを相手のターンで行う動きはかなり強力。
次のターンの軽減シンボルの確保という点でも使いやすく文句なしの3枚採用です。
ビーストペンチ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/138816092/picture_pc_87ea52eb21fd65e69303f2112f0d1ce6.png?width=800)
ありえないくらい強いカード。本当に強い。
2枚ドローするケプリです。自身のみコアシュートに対する耐性が無いとはいえ動玩すべてに擬似的な完全耐性を付与できるので詰めが一気に楽になります。
召喚時効果も多くの場面において1コストによる2枚ドローが見込め、序盤から終盤まで大活躍の1枚です。
強すぎるので3枚。
トータスドリル
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スピリットの回収や詰めの際にも活躍するカードです。
動玩スピリットを1枚回収するという無難に強い召喚時効果を持っています。
これにより締皇スピリットや前述のビーストペンチを回収しリーサルを決める事が多いです。
Lv2以上になると自分のスピリット1体がLv2以外からブロックされなくなります。これと締皇スピリットのアタック時を組み合わせる事で実質的なアンブロックを付与する事ができます。
弱い事は1つも書いて居ないのですがコストが少々重く初手に複数枚いるとキルレンジが遅くなり負けに繋がるので2枚のみの採用。
大昂愚龍ジゴ・トゥール
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新規NXレア。
汎用的な効果を持っていますが中でもこのデッキとの相性は抜群に良いです。
このデッキは神技や小型のスピリットのアタック/召喚時でカウントを伸ばす事ができるので、発動するタイミングが多く柔軟に発動タイミングを決める事ができます。
BP20000以下の生き物を全て処理するバースト効果は圧倒的の一言。
Lv2以降の効果も強力でライフが増減する時に2枚ドローができリソースの補強としての役割も持っています。
Lv1からの超聖命も持っており言う事無しの最強バーストです。
導倶神獣ティラム・バラム
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フィニッシャーである締皇スピリットです。
アタックすると相手はLv1のスピリットでしかブロックできなくなるので、キニチアハウの神技によるLv1除去を組み合わせてライフを狙います。
界放の効果も超強力で契約域が発動しておりライフが5点の状態で相手のライフにアタックが通ると1+1+3の合計5点のワンショットを決める事ができます。
前述のトータスドリルと組み合わせれば実質的なアンブロックとなりワンショット性能が格段に上がるので余裕があれば狙っていきたい所。
聖皇ジークフリーデンXV
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「またこいつか」と思っている方も多いと思いますが私もそう思っています。
このデッキのカードプールの都合上面の処理が難しいので泣く泣く採用。
しかしながらダブルシンボルによるビートも見込めるので弱い点は1つも無いです。
自発的に開く事は出来ませんが小型のスピリットが多いため開くタイミングに困る事は無いでしょう。
キニチ・アハウの導倶神殿
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初手に引きたいカードランキング第1位。
ターン1制限はあるものの動玩が召喚される度カウント+1とドローを行う事ができ、キニチアハウの契約域達成の速度が格段に早くなります。
Lv1からの後続を召喚する効果はタイミングが難しく使いづらいものの継続的なリソースになる点は超高評価。
これの2種類目が出た日にはこのデッキは環境トップになるでしょう。
ホーリーサイン
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このデッキを使う理由の半分を占めているのでは無いでしょうか。
ネクサス/創界神ネクサスの環境と言ったらこのカードと言っても過言ではありません。
現環境で強いハデスやアテナ、アイボウ等にこのカードを打つだけでEXターンを貰えたり、詰めのターンに創界神による受けを拒否する事で楽に勝つことができます。
とはいえこのデッキの場合サーチする手段や使い回す手段が無いので何も考えずに使うと本当に必要な時に無いといった事が良く起こるので注意しましょう。
白晶防壁
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ライフが回復するギミックがあるので常に高いバリューを感じる受け札です。
他のデッキの場合はライフが1まで詰まったら腐りがちですがビーストペンチで耐性を付与した聖命持ちで無理やりライフを回復してもう一度ターンを貰ったりできます。
こういった点も他のデッキとの強い差別化点になっているのではないでしょうか。
絶甲氷盾の採用も考えましたが信用度が低いと感じたのでそちらは採用していません。環境が変われば採用してもいいかなと考えています。
けれどもこれに関しては地域差や好みの問題もあると思うので受け構成は御自由にどうぞ。
対面知識
ハデス
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ディザスターや紫の世界は超える事ができますが神技がとにかく重いです。
ホーリーサインを引くことが出来れば楽に勝つ事ができますがなかなか難しい話なのが現実。
後ろに寄せても勝てる見込みがあまりないので序盤でのアグロかワンショットによる早期決着を目指したいです。
どうしても長引いてしまう場合には
数点ライフを削る→返されたターンにジゴトゥールで全面処理→そこから再展開して打点を出すといった動きを目指しましょう。
アテナ
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悲しい事にハデス同様こちらもホーリーサインです。
しかしながら、ハデスとは違いビーストペンチによる耐性が生きる対面なのが嬉しい所。
ビーストペンチ+締皇(+トータスドリル)を作る事で楽に詰める事ができます。
ジゴトゥールによるバーストでの受けもアテになる方なのでこの対面だとフリーデンよりも優先して伏せましょう。
造契約
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青の世界が入っている構築が最近は出てきているので貼られた場合はバイソンジグソーのミラージュ効果で無効化したい所。
受け構成として白晶防壁が採用されている事が多いので多少ターンがかかってもワンショットを狙いたい所。
造契約はあまり受けの為にコアを残せるデッキでは無いので白晶やバーストで耐えた返しにワンショットを狙うのが理想的。
無理そうならライフを高水準に保ちながら契約域ビートで絶甲をケアしながらリーサルを狙い続けましょう。
アイボウ
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除去の方法が破壊or氷刃血解によるバウンスなのでビーストペンチ+締皇のコンボが刺さります。
ホーリーサインはどのタイミングで打っても基本的に刺さりますが断罪を投げる軽減を潰すためにも2ターン目以降に打つのが効果的。
ライフが増えるため白晶を2回打って耐える展開も有り得るのでリソースは伸ばせるなら伸ばせるだけ伸ばしたい所。
また、ファラオムを採用している型も増えているためどうしても打ちたい召喚時を打つ際にはファラオムを踏んでも良いようにしましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
診断の構築に悩んでいる方の一助になれば幸いです。
次のハデスの記事でお会いしましょう。
それでは良いバトスピライフを👋
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